マガジンのカバー画像

フィジカルとスピリチュアル

47
フィジカル(物理的)な体験は生きている時にしかできません。一方、スピリチユアルな体験は死んでからもできます。生きている間にフィジカルな体験を積みましょう。
運営しているクリエイター

記事一覧

内なる声

内なる声

愛と誠と調和

私達の心の中心には愛と誠と調和があります。これは『真我』とも言われます。人生においても仕事においてもいい結果を生み出すには、ものの考え方や心の在り方が決定的な役割を果たします。人を成功に導くものは愛と誠と調和で表される心です。こうした心は私達人間が元々魂のレベルで持っているものです。

『愛』とは他人の喜びを自分の喜びとする心です。『誠』とは世の為、人の為になろう思う心。そして『調

もっとみる
お釈迦様による生きる目的とは

お釈迦様による生きる目的とは

この世界は心に導かれ、心に引きずられ、心の支配を受けています。そして迷いの心によって悩みに満ちた世間が現れます。つまり全ての現象は、心を先として心から成り立っています。

汚れた心で物を言い、また身で行うと苦しみがその人に従うのはちょうど牛車が牛に従うようなものです。良い心でものを言い、また身で行うと、楽しみがその人に従います。ちょうど影が形に従うようなものです。

悪い行いをする人は悪い報いを受

もっとみる
Inner Child

Inner Child

これは自分自身を大事にするセラピーで、自分の愛し方が分からない人が癒される方法です。

自分の中の可憐な少女の存在に気付いてあげます。次に話をたくさん聞いてあげてその子の存在を丸ごと受け入れてあげます。そしてその子が笑顔で居られるようにしてあげるようになれば。自分を愛する事ができていると言えるでしょう。

その為には先ずその子の存在に気付きましょう。その子は満足げで楽しそうですか? 悲しみや苦痛に

もっとみる
内なる声に従う

内なる声に従う

私達の心の中心には神と言うか、創造主の分け御霊があって、それは『内神様』とか『真我』と言われています。その内神様の導きに従って生きると幸せになれます。

内なる声

内なる声とはその人の心の中にある知恵の泉の様なものです。言うなれば真我からの導きの言葉です。しかしその声を聞く技術は簡単には身に付きません。先ず自分の中にある直感やかすかな感情に気付く事から取り組まねばなりません。内なる声は静かな声で

もっとみる
神と悪魔の関係

神と悪魔の関係

洋の東西を問わず悪魔は創造主(神)とは反対に人を不幸にする存在として多くの人に認識されています。悪魔祓いを主人公にした映画『コンスタンチン』は強く印象に残っています。

アダムとイブの話

旧約聖書創世記の物語ではエデンの園で蛇はリンゴの実を食べれば『創造主の様になり善悪を知る』と言いました。これは偽りです。実際には食べても善悪を知る智慧は出ません。聖書では偽りやだましは悪魔の主要な武器という事に

もっとみる
創造力を鍛える

創造力を鍛える

潜在意識の活用

潜在意識は人の生命を生かして守るという大切な役割を担う人間に備わった生体システムです。これを活用するには先ず顕在意識で考えるものを実現化するように努力する事が進化の第一歩です。つまり今考えている夢や希望を実現する事や、ポジティブな心で生きるには潜在意識をコントロールしようとする事が早道で、その訓練によって創造力が鍛えられます。

中村天風さんの教え

中村天風さんは創造力を鍛える

もっとみる
自律神経の働き

自律神経の働き

自分が心なく発する言葉で体調や幸福感を始めとして運勢までもが左右されてしまいます。その成り立ちは次のようなものです。

言葉が脳のシナプス神経回路を作りそれが運命まで左右する。

『悲しいから泣くのではなく泣くから悲しいのだ』というのはカナダのハンス・セリエ博士の名言です。私達は皆この名言の意味を身体で理解しています。たとえば泣き止まない赤ちゃんや幼い子供をあやす時、『泣かない、なかない。ほら笑っ

もっとみる
世界の3大宗教について

世界の3大宗教について

私は京都の霊峰比叡山の麓、修学院で70年前に生まれました。生家は禅宗の一派、臨済宗の信徒で、幼い頃とてもかわいがってもらった『はる婆ちゃん』に連れられて総本山大徳寺に精進料理を頂きに何回か行った事があります。今でも月に一度『ゴーマイデース』と言って若いお坊さんが托鉢に来られます。

お婆ちゃんが健在であった頃お婆ちゃんと話をしに、京都弁の中でもお婆ちゃん言葉を話すちょっと変な米国人の若いお坊さんが

もっとみる
因果応報

因果応報

人生で起こる事には原因(因)と結果(果)があります。そしてそれが起こるタイミングには縁が大きく作用します。仏教では因果応報とは自因自果とも言われています。つまり、全ての状況は自分の心が造り出したものであり、他人や環境のせいにしていては何も解決しませんし、自分の成長にもよくありません。

因果応報心に描いた事が直ちに実現するわけではありません。その為にこの宇宙の法則を信じて説いても、なかなか理解して

もっとみる
掃除

掃除

掃除が行き届いた所には神仏が宿るといいます。そういえば神社やお寺は建物が古くても掃除や整頓が行き届いています。掃除をする事は深い意味があるみたいです。掃除した後、綺麗になった部屋に入ると『ああ、気持ちがいい』と感じます。塵や埃が拭われて身辺が整う事で心も整います。心にも塵や埃が積もります。その代表的なモノが悩みや迷い、不安や欲望といったものです。

それらは煩悩という事になりますが、美しい生き方を

もっとみる
好機をつかむ

好機をつかむ

運をよくするには好機を感じる力とそれに見合った行動を取る必要があります。その辺りのメカニズムを知る事で人はいくらでも成長できます。

運と機

自分自身の運と機について判断しなければなりません。一生涯にわたり運と機が強い人はいません。必ずどこかで『このところうまく行かないな』と感じる時期があります。そういう時は無理をしない方がいい。

人間にはバイオリズムがありますから、それが落ちている時は何をや

もっとみる
年輪を刻む

年輪を刻む

人生には順境と逆境があります。逆境の時は人生の節です。そこで過去を振り返ってみると、一番多くの事を学んだのは逆境の時です。5年あるいは10年経った時に一番懐かしい時期として思い出されるのは逆境の時です。今、節を作っているのだという気持ちを持って、次の成長へのステップを歩みましょう。

自宅の庭にゴミを焼く為の焼却炉があり、その近くに木が生えています。その木は焼却時の熱に炙られてすぐに枯れてしまうか

もっとみる
道教

道教

チンギスハーンは晩年になってから道教に帰依していたと言われています。版図があまりにも大きくなって住んでいる世界が広がり、No.1として知らない内容の物事を決める時や判断に迷った時の規範のようなものを求めたのではないかと思います。

道(TAO)

道は老子の思想で後に仏教と交わり禅(ZEN)へと発展しました。老子には『ワシは馬鹿だと思われているのだ』という自らをわらう度量があります。この孤高の親父

もっとみる
幸福になるには

幸福になるには

幸福な気持ちで満たされるかどうかは自身の考え方と人への接し方によって大きく左右されます。

思いやりの心

お釈迦様は『人を思いやり優しくする事は相手を活かすだけでなく自分を明るくまっすぐに生かす種まきなのだよ』と教えました。米国の刑務所で囚人たちにあるプログラムを導入したところ再犯率が大きく下がったとの事です。

そのプログラムとは囚人一人ひとりに犬の面倒を見させて寝食を共にして世話をさせる事で

もっとみる