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吉ゐです たまに本の感想や雑記を書きたいと思っています ツイッター140字だと書きき…

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吉ゐです たまに本の感想や雑記を書きたいと思っています ツイッター140字だと書ききれないことをかけたらな、と

記事一覧

【②日目】JALスカイメイト&四国みぎした55フリーきっぷで徳島+高知2泊3日

「おい四国さ行ぐんだで!」 ということで2日目、ホテルなはりからおはようございますってね。 1日目はこちら↓ 起きて朝食を食べる。 いやー健康的な朝だ。 しかし…

吉ゐ
7か月前
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【①日目】JALスカイメイト&四国みぎした55フリーきっぷで徳島+高知2泊3日

 私の旅行計画は、まずメインクエストを決めて、そこからサブクエを持っていくかたちで旅行を計画する。  今回の旅のきっかけはこうだ。 ①えっ!?「ひがしこうち誘客…

吉ゐ
7か月前
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【電話の】川端道喜と嘯月の電話予約【ハードル】

はじめに  京都の老舗はホームページすらやっていない店が多く、それらを予約する際には大変度胸がいる。この文章では、川端道喜と嘯月を電話予約をした際のやり取りにつ…

吉ゐ
2年前
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「自分へのご褒美」の反動

プレミアムフライデー、名前を聞かなくなって久しいが、本来は「月イチくらいちょっと贅沢しようや!」という目的だった。 俺自身もこんな目的で、自分へのご褒美のために…

吉ゐ
2年前

『100日間生きたワニ』観てきたぞ!!感想

昼にふと思い立って見てきた。 まとめサイトで酷評レビューが取り上げられてたり、予約がガラガラなのを見てて、自分自身も、 彡(^)(^)「爆死確定で草」キャッキャ とネタに…

吉ゐ
2年前
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加藤周一最強!!

加藤周一最強!加藤周一最強!加藤周一最強!!! ・ ・ ・ というわけで、加藤周一『読書術』を読んだ。以前から「本をどう読めばいいのか」と悩んでおり(→以前「読書…

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2年前
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正直実際読んでないシリーズ①川端康成『雪国』【ネタバレ無】

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」 『雪国』は、文学作品ではこの有名な書き出しで始まる。多くの方はご存じかと思う。 「...あれ、ここしか知らなくね?…

吉ゐ
2年前

疑問点はないです(大嘘)

文献講読の授業、俺は論文の報告を無事に終えることができた。 どんなことをやるのかっていうと、 ・指定された論文を読み ・論文がどんな内容かを箇条書き形式でまとめ …

吉ゐ
2年前
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【感想】大渕憲一「謝罪の研究」を読んだぞ!!!!

「日本人はすぐに謝る」 ——こんな言葉を聞いた人は多いのではないだろうか。生まれて20年、人並みだがそれなりの経験を積み、語彙力を培った俺は、これに対してある言葉…

吉ゐ
3年前
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【感想】西林克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』

【概要・要約】 「わかった」思い込むが、実際には読みが不十分である、「わかったつもり」について分析し、その原因や対処法を述べる。不十分な理解だと振り返ってわかっ…

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3年前

【感想】ファラデー『ロウソクの科学』を読んで

【概要】  1本のロウソクをとりあげて、私たちの身の回りの現象を科学的に解き明かしていくファラデーの講演録。彼の軽妙な語り口は、1861年のイギリスから場所を越え時代…

吉ゐ
3年前
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読書、教養、劣等感

 大学に入り1年経ち、つねづね感じているのは読書の必要性だ。  かつて俺は中学でラノベにどハマりした。高校では読書をほぼしなかった。ドロップアウトしたのだ。駿台…

吉ゐ
3年前
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【②日目】JALスカイメイト&四国みぎした55フリーきっぷで徳島+高知2泊3日

【②日目】JALスカイメイト&四国みぎした55フリーきっぷで徳島+高知2泊3日



「おい四国さ行ぐんだで!」

ということで2日目、ホテルなはりからおはようございますってね。

1日目はこちら↓

起きて朝食を食べる。

いやー健康的な朝だ。

しかし考えてみれば小皿が多くて作るのも洗うのも大変そうだわ。
ホテルや旅館の人はようやっとるね

サラダは昨日とおなじく柚子ドレッシングがかかってる。北川村の柚子を使用したやつ。

飲み物もセルフで用意してあって、牛乳やコーヒーなど

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【①日目】JALスカイメイト&四国みぎした55フリーきっぷで徳島+高知2泊3日

【①日目】JALスカイメイト&四国みぎした55フリーきっぷで徳島+高知2泊3日

 私の旅行計画は、まずメインクエストを決めて、そこからサブクエを持っていくかたちで旅行を計画する。

 今回の旅のきっかけはこうだ。

①えっ!?「ひがしこうち誘客促進キャンペーン」とかいうやつお得すぎんか!?平日宿泊で5000円もクーポンくれるじゃん!!

https://www.hk-odekake.com/stay/nahari.html


②うわっ、室戸岬いってみてぇ〜〜



③D

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【電話の】川端道喜と嘯月の電話予約【ハードル】

【電話の】川端道喜と嘯月の電話予約【ハードル】

はじめに

 京都の老舗はホームページすらやっていない店が多く、それらを予約する際には大変度胸がいる。この文章では、川端道喜と嘯月を電話予約をした際のやり取りについて述べてみたいと思う。

1.なんで予約すんの?

 デジタルネイティブの自分にとって、電話予約というのはそれだけで敬遠する要素だ。ネット上で予約をするのが当たり前と思っているので、電話予約というのはそれだけで障壁となっている。

 た

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「自分へのご褒美」の反動

「自分へのご褒美」の反動

プレミアムフライデー、名前を聞かなくなって久しいが、本来は「月イチくらいちょっと贅沢しようや!」という目的だった。

俺自身もこんな目的で、自分へのご褒美のために、学校の長期休み期間での旅行を行っていた。今回も旅行の予定を組んでいた。組んでいた...

授業期間の終盤や、苦しいレポート課題を取り組む精神的支柱になっていたから、なっていたからこそ、それを奪われ萎えてしまった。

飛行機の運休、車両故

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『100日間生きたワニ』観てきたぞ!!感想

『100日間生きたワニ』観てきたぞ!!感想



昼にふと思い立って見てきた。
まとめサイトで酷評レビューが取り上げられてたり、予約がガラガラなのを見てて、自分自身も、

彡(^)(^)「爆死確定で草」キャッキャ

とネタにしてたけど、だんだん

彡(゚)(゚)「でもホンマはどうなんや...?」

昼飯食いながら思って、衝動的に見てきた。見てくださいよ〜写真の豪華声優陣。信じられんてオイ。
ワニ→神木隆之介
ネズミ→中村倫也
モグラ→木村昴(

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加藤周一最強!!

加藤周一最強!!

加藤周一最強!加藤周一最強!加藤周一最強!!!




というわけで、加藤周一『読書術』を読んだ。以前から「本をどう読めばいいのか」と悩んでおり(→以前「読書、教養、劣等感」にて触れている)、本を読むための本というのを何冊か読んできた次第で、今回もその一環だ。

【要約】
 読書は知的好奇心を刺激する、能動的な営みだ。楽な姿勢で読むといいぞ!
 読書、「読んでわかる」とはどう言うことか。本を

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正直実際読んでないシリーズ①川端康成『雪国』【ネタバレ無】

正直実際読んでないシリーズ①川端康成『雪国』【ネタバレ無】

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

『雪国』は、文学作品ではこの有名な書き出しで始まる。多くの方はご存じかと思う。

「...あれ、ここしか知らなくね?」

俺自身が読書初心者なのもあるだろうが、書き出しの知名度のわりに、その内容について聞いたことがない。

じゃあ読んだろ!!

読んだ。読んで印象に残ったのは、急展開だな、ってこと。唐突に終わる感じがもどかしいようで、逆にいいという

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疑問点はないです(大嘘)

文献講読の授業、俺は論文の報告を無事に終えることができた。
どんなことをやるのかっていうと、

・指定された論文を読み
・論文がどんな内容かを箇条書き形式でまとめ
・論文の評価する点と、疑問点・論点を書き
・他の生徒からの質疑応答をする

というもんだ。これがまあ大変だった訳よ。論文を読んで評価や疑問に思うものを挙げる、これがキツい。

とりあえず一読する。日本語だし、なんとなァく意味は取れる。読

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【感想】大渕憲一「謝罪の研究」を読んだぞ!!!!

【感想】大渕憲一「謝罪の研究」を読んだぞ!!!!

「日本人はすぐに謝る」

——こんな言葉を聞いた人は多いのではないだろうか。生まれて20年、人並みだがそれなりの経験を積み、語彙力を培った俺は、これに対してある言葉が連想された。「ステレオタイプ」だ。
 私は当然のごとく、覚えた言葉をすぐ使いたがる病を発症したのである。「〇〇(人/というもの)は~」←オッ、ステレオタイプゥ―!!
何かを一括りにする文を見つければついついこの言葉に当てはめてしまう。

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【感想】西林克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』

【感想】西林克彦『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』

【概要・要約】
「わかった」思い込むが、実際には読みが不十分である、「わかったつもり」について分析し、その原因や対処法を述べる。不十分な理解だと振り返ってわかったとき、自分は「わかったつもり」であったことに認識するのだ。
これへの対処法として、自分は「わかったつもり」でいるのだと認識しておく必要がある。文脈から具体的な意味を結び付けて考えることをあげるが、その一方で、ときには文脈が理解の妨げとなる

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【感想】ファラデー『ロウソクの科学』を読んで

【感想】ファラデー『ロウソクの科学』を読んで

【概要】
 1本のロウソクをとりあげて、私たちの身の回りの現象を科学的に解き明かしていくファラデーの講演録。彼の軽妙な語り口は、1861年のイギリスから場所を越え時代を越えて現代日本を生きる私たちにも、科学の楽しさを伝えている。

【感想】
 名前に聞き覚えがあるなと思い選び、読んだ本だ。ロウソクが燃えるというきわめてありきたりな現象、そこにどれほど複雑なシステムが詰まっているのかがわかる。今でい

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読書、教養、劣等感

 大学に入り1年経ち、つねづね感じているのは読書の必要性だ。

 かつて俺は中学でラノベにどハマりした。高校では読書をほぼしなかった。ドロップアウトしたのだ。駿台予備校を挟んで大学に、高校とのギャップに苦しんだ。アカデミーは読書を前提として広がる世界であるからだ。

 高校とのギャップを、大学の学びのハードさを感じた授業は史学概論Aだ。なんだこいつは、難しすぎる、何を言ってるのかがわからない。とり

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