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ファッション雑誌は“端っこ”にこそ面白い情報がある。
ファッション雑誌を開いて、こう思ったことはないだろうか。
『一体どこを見ればいいの?』
ファッション雑誌を開いて最初に目に飛び込んでくる巻頭には、今をときめくトップアイドルがドンッ!
ページをめくると、
端正な顔立ちの高身長モデルが全身ハイブランドでトータル〇〇○万円ほどのコーディネイトを披露している。
高級腕時計の宣伝ページを何ページかめくると、
自分が住んでいる同じ地球上とは思えないようなロ
コンセプトなき他者基準のファッション。
その昔、ファッションの最先端を映し出す文化装置として位置付けられていた“映画”。
読者がこぞってモデルのスタイリングを真似した“ファッション雑誌”。
そして、今、ファッションのメインストリームは“SNS”になった。
全ての人が情報の発信者であると同時に、受信者にもなったこの時代に、ファッションは真の“多様化”を迎えたとされている。
それは、価値観が映画館のスクリーンや雑誌の紙面の中に固定されず
【有料級】誰も知らない“ハイブランド”の新作を安く買う方法
『ハイブランドの服を安く買う方法』は様々なYouTuberやインフルエンサーによって語られている。
私はこの記事を執筆するにあたり、責任を持ってそのうちのいくつかの情報を確認した。
たくさん流布されているそれらの情報の語り口は大体共通している。
【本当は教えたくない!】【知らないと損!】【誰でも買える!】
そして、今あなたが読んでいるこの記事も
『本当は教えたくない!知らないと損な誰でもハイ
ファッションを現実世界へと引き戻す
『GQ JAPAN 2024年4月号 113-115ページ』に、興味深いインタビュー記事が掲載されていた。
2023年にGUCCIの新クリエイティブ ディレクターに就任したサバト・デ・サルノのクリエイションと思想に迫るインタビュー記事だ。
そのタイトルは
「ファッションは現実のものー サバト・デ・サルノがグッチに込めた信念」
今回は、このインタビューにフォーカスして展開していくが、それはなに