「日記を書くことで、己の悲しみを救う」
3.11から13年が経った時に読んでいて、とても感銘を受けた本がある。
それは『16歳の語り部』という本で、
当時小学5年生で被災した子どもが16歳になった今しか語れない言葉で震災を語るという内容だった。
子どもから大人に変わりつつある小学5年生が目にした光景や感じた思いがある。震災当時の現状や被災地でのその後の生活などを、子どもでも大人でもない16歳の青年たちの言葉で伝える。
私はたしかに今この時にしか出せない表現があるのだろうと思ったし、まっすぐな言葉がとても胸に響いた