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まいにち、考える。

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日々の思考を書きとめるnote。
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労働者よペンを執れ(イベントレポ未遂日記)

労働者よペンを執れ(イベントレポ未遂日記)

今年の初秋、書店をぶらぶらしていた時に目に留まった本があった。

普段はあまりない現象なのだが、本の方から視界に飛び込んできた感じがして、ふらふらとその1冊を持ってレジに向かった。

それが、川崎昌平さんの「労働者のための漫画の描き方教室」だった。

分厚くて、1800円と決してお安くないのに買ってしまったのは、そのタイトルと簡略化された絵のせいだろう。

瞬時に理解を促す力を持つメディア、漫画。

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Crossing Tokyoを見て、思ったこと

Crossing Tokyoを見て、思ったこと

文化庁メディア芸術祭がいつの間にか始まっていた。

今年から会場が新宿周辺になり、さて、どう回ろうと考えていたら、ついさっき作品に遭遇した。ほんとに偶然に。

エレベーターホールのすみっこで鑑賞したのは、短編アニメーションの「Crossing Tokyo」。
東京の街を丸く立体的に動かした作品である。エネルギッシュで心躍る楽しい映像。人の行き交いの中に自分がいそうで、他人事ではないから、しっかり見

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「かわいい」はすべて料理本が教えてくれた(そしてそれはつづく)

「かわいい」はすべて料理本が教えてくれた(そしてそれはつづく)

ある対象を「かわいい」と感じること。

それは本当に人それぞれで、それこそ育ってきた環境、与えられるものによって大きく変わる気がしています。いったいその価値観はどうやって作られていくのでしょうか。いろいろな人にかぶりついて聞きたいくらい興味のあるテーマですが、まずは自分の話をしてみます。

私に「かわいい」を教えてくれたのは、料理本です。中でもこちらの本の影響は絶大でした。

「キッチンへおいでよ

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note読者にすすめたい「それぞれのヘルシー」記事5選(She is)

note読者にすすめたい「それぞれのヘルシー」記事5選(She is)

自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ、「She is」。

今回は昨年12月のテーマ「それぞれのヘルシー」からおすすめ記事をピックアップ。

ヘルシーでないと推しも追いかけられないし、noteも書けないので、以下を読んでご自愛くださいね。

吉開菜央さん(ダンサー)米津玄師「Lemon」の振付、ダンサーとしても有名な吉開さん。身体を扱うスペシャリストが提案する健康の話は必読

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刺繍世界へようこそ

刺繍世界へようこそ

取り置いていた本をピックアップしに行ったので、その足でスパイラルの手塚愛子さんの展示へ。織る人編む人は常に尊敬しているのですが、その中でも手塚さんの作品は好きでうっとりします。時間の許す限り、もっと見ていたかった。

「推し」は地に染みてゆく

「推し」は地に染みてゆく

LINEで配信している「Toss!」(ファッション+ライフスタイルマガジン)を読んでいたところ、レストランで撮影された1枚にこんなコピーの取り合わせを発見。

シェフから今日の「推し」を聞いておこう

自分も空気を吸うように多用している「推し」は、ここでも使えるのか……おすすめとかじゃなく……。

そこに妙に感動し打ち震えた本日でした。

ジュリアン・オピー

ジュリアン・オピー



ずっと行きたかったジュリアン・オピー展へ。居合わせた子供が、オピーの絵に顔がないのを怖がっていたのが印象的だった。大人にとっては、公園で観察をするように楽しめる空気感がありました。

タピオカを召喚したい

「マツコの知らない世界」の再放送枠で、タピオカ回が放映されていたので視聴。フードとスイーツの間に位置する唯一のドリンク、という説明に頷く。トークイベントに参加している時、どうしても小腹が空くので、そんな時に心がタピオカドリンクを欲するのです。

人生の時間を考える

人生の時間を考える

「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime 」を国立新美術館に見に行った。見知らぬ人々の写真、服の山、心臓音で創り上げられた空間は、帰らぬ人たちとそこにいる生者が変わらないものだと教えるよう。ひかり飛び交う涼しさの中で、来し方とこの先に思いを馳せる。

アトロク(アフター6ジャンクション)

アトロク(アフター6ジャンクション)

radikoのタイムフリーでアトロク(火曜日)を聴く。ちょうどいいAM感と、カルチャー多めの話が嬉しい。ここで「あした死ぬには、」が紹介されて品切れを起こしているらしく、さすが人気番組だなあと。

自分の心の中を見た

自分の心の中を見た

美術作家クリスチャン・ポルタンスキーの「アニミタスⅡ」を見る。日本とイスラエルの死海で撮られた風にそよぐ風鈴の映像と、その前に配置された藁とドライフラワーの絨毯。荒涼として、どこか落ち着く光景は、まるで今の自分の心象風景のようで、しばらくその場から離れられなくなりました。

話題の1円雑誌を買ってみた

話題の1円雑誌を買ってみた

博報堂の「広告」が1円! というので購入してみた(本当に1円だった、「広告」が広告となるおもしろさよ)。元々この雑誌は斬新な内容で好きだったので、わくわくしながら家路へ。内容が濃すぎて(マンガ関連もビジネスモデル図解もあったり)、これは……良い意味でしてやられた感じである。

びじゅチューンのおすすめ視聴方法

びじゅチューンのおすすめ視聴方法

録画してあった「びじゅチューン」を見る。歌を楽しみながら、「厳島神社って重文だったんだ」や「1番有名な麗子像って、青いみかんを手に持ってたんだ」など、いろいろ学べる優れもの。最初に歌を標準で聴き、2回目を倍速で聴くのが、コーラスなんかも拾えておすすめです。

トクベツな一曲

トクベツな一曲

今日ラジオから流れた「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」。私がperfumeに心をがしっと掴まれた曲である。一度聴いたら頭から離れないことうけあい。