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教育

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『問いかけ』によって生まれる関係

『問いかけ』によって生まれる関係

ここ最近、教育について考えることが増えています。
「先生と生徒」、「親と子」、「先輩と後輩」、「上司と部下」のような関係の中で、教育は不可欠なものです。

このような関係の中で、対等(フラット)な関係を築くことができていますか?
教育、つまり育てることにおいて対等(フラット)な関係が重要なのです。
反対に上下関係はもう必要のない時代になってきています。

大人は、単に「大人だから」という理由で、子

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子どもの心で受け止めて、大人の態度で伝える

子どもの心で受け止めて、大人の態度で伝える

◇今の子どもたちに足りていないものがあります。
何かわかりますか?

「自由」です。

今の日本の子どもたちって、塾や習い事を3歳、4歳から始める子もいます。
僕も4歳から空手をやっていましたが、練習のない日は遊んだり、ゲームしたり割と自由でした。
でも、そんな子ばかりではないのが現状です。
学校も、放課後も、家庭でも「できないことをできるようにする」活動に追われているようです。

そのため、自由

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「厳しい」とは黙って見守ること

「厳しい」とは黙って見守ること

◇皆さん「厳しい」と聞いてどのようなイメージをするでしょうか。
「子どもがダメなことをした時に叱る親」
「生徒が宿題を忘れたときに叱る先生」
などですかね。

つまり、お説教をすることが「厳しい」ことととらえる方も少なくないはずです。
僕もそう思っていました。
でも、最近の僕の記事を見ている方はお察しの通り、「叱る」ことは教育において必要がないと断言しているので使いません。

その代わりに、「10

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“心”を強くする

“心”を強くする

◇アメとムチが必要という大人は今でもいると思います。
その人たちは、大人の態度で子どもと接しているとは思えないです。

「どうして、テストで100点取れないの?勉強していないんじゃないの?」
「どうして勝てないの?練習が足りないんじゃないの?」
叱っている内容はよく分からない。

このように多くの大人が、大人の感覚で「頑張りが足らない」と判断し、「どうして、テストで100点取れないの?」と子どもの

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よき相談相手になる

よき相談相手になる

「親にやらされる子」にしていませんか?

◇子どもが何かを決断する時、親が大人の態度で接することは、とても重要です。

「泳ぐのが下手だから水泳を習いなさい」
「肥満気味だからなにかスポーツをしたら」
このようなもの以外でも親が最初に動機付けを設定したものがあるなら、子どもがどう受け止めているのか確認するほうがいいです。

「選んだのは自分でしょ、だから頑張りなさい」
よく耳にしたことのある言葉で

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挑戦する子どもが消えていくかもしれない!?

挑戦する子どもが消えていくかもしれない!?

◇ずばり、負けそうになるとリセットボタンを押す子どもがいるから

「負けても泣かない」
「試合に出れなくてもまったく悔しがらない」

こんなクールな子が多くないですか?
僕が小学生の時にもチラホラいたかなぁと思います。

僕は、本当に負けず嫌いでこんな考えは一切なかったです。
試合に負けたら絶対泣いていたし、大学生になっても試合で負けて端のほうで泣いたりしていました(バレないようにしてるつもり笑)

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大人が子どもの“学びの機会”を奪っていませんか?

大人が子どもの“学びの機会”を奪っていませんか?

◇あなたは困っている子どもにすぐ答えを教えていませんか?

例えば、
子どもが勉強をしていて、答えが分からない問題があると持ってきたとき

子どもが困っているときはたくさんあると思います。
しかし、その時「ああしなさい、こうしなさい」「こうしたらいいよ、ああしたらいいよ」などの答えをすぐに言ってはいけません。

今までに何度も言ってきた「問いかける」ことを意識してほしい。

そのために重要なことは

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ピンチは、「考えるチャンス」

ピンチは、「考えるチャンス」

親にとって、子どもが活躍してほしいと思うことは当然です。
でも、子どもや生徒、教え子にピンチが訪れた時どのように対応しますか?
この対応の仕方が「教育」において大切になってくるポイントだと思います。

例えば、サッカーの試合で出場機会の問題などが挙げられます。
小学生の間は、「サッカーを楽しむ」ことを目的にするため、全員を平等に出場機会を設けようとするのですが、なかなかうまくはいきません。
この時

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教育に「否定」は必要ない、問いかけるべし

教育に「否定」は必要ない、問いかけるべし

年齢を重ねるにつれて、空手の道場で後輩が増えて教える立場になることが多くなりました。
そして、アルバイトで塾講師として教育者の立場にいます。
やるからには、強い選手を育てたいし、後輩や生徒たちの夢や目標をかなえるきっかけを作りたい。

僕が小学生や中学生の時、空手やサッカー、勉強など日々教わることが多かったです。
教えてもらう視点で教育というものに触れてきました。
空手なんかは、武道の世界で厳しい

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先生と生徒

先生と生徒

◇Zoom企画第3弾!!昨夜、3人目の方とZoomでお話させていただきました!

キク坊さんです!
僕の住む京都の誇る京都大学に在籍する学生さんです。
「地域」というものに注目し、さまざまな活動をしているそうです。
地域活性化のためにどのようなアプローチで実現させていくのか楽しみです!!
でも、なかなか自分の進路を決められない、恋愛などなど悩み盛りだくさんといった印象でした。笑

僕なりになにか解

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アメとムチは短期的効果しかない

アメとムチは短期的効果しかない

◇Zoom企画第4弾!!今日は、27歳社会人のMaiさんとお話させていただきました!
「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンメンバーという共通点からお声をかけていただきました!
ありがとうございます!🙇

Maiさんは、「聞く」ことで人の心や体を楽にしたいという素敵な目標を持っておられます。
そのような事業もやってみたいと仰っていました。

今月で21歳となる年下の学生の言葉を真摯に受

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「考えろ」と言いながら、考えさせない大人

「考えろ」と言いながら、考えさせない大人

◇「考えて行動しましょう」

学生のころよく言われませんでしたか?
夏休み前など…

勉強でもあります。
「自分で考えて解いてみてください。」
いざ、解くと「違うよ、それはこうじゃなくて○○だよ」

考えたことに「違うよ」と言われたとき、これが子どもにとって大ダメージになります。
考えてやったことに否定から入られることで、子どもたちはどう感じてしまうでしょうか。

考えることに抵抗を覚えませんか?

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