記事一覧
文字の発明とビジネスの深い関係/言葉を学ぶ意味/ギルガメか借パク防止か?
人類最初の文字の発明は、紀元前3400年ごろの古代メソポタミアの楔形文字と言われています。この文字で書かれた代表的なものと言えば、かの有名な「目には目を」のハンムラビ法典か、それとも、別の方面の方々には、世界最古と言われる『ギルガメッシュ叙事詩』を思い出す方もいるでしょう。
外国語を身につけることについて考えるこのnote記事ですが、今回は、なぜ、古代メソポタミアで人類最初の文字が発明されたか?
「文法学」と世界を正確につかむ力/リベラルアーツの本質
「文法」って聞くと、「やだなー」と感じる人は多いです。ポジティブに捉える人は少ないでしょう。「コミュニケーション重視」の現代英語教育においては、なおさら、文法は目の敵になっているとすら言えます。そんななかで、今回は、文法学が、自由人が世界を的確に見るための訓練だったというお話をご紹介します。
さて、すこし話が変わります。ビジネス界隈で続いている「教養」ブームですが、この教養という考え方のルーツ、
外国語が身につく、上達するって?
「外国語が上達する」ってどういうことなのでしょう?
もともと文を作って言葉を操り、コミュニケーションができるのは、人に独特の能力です。チンパンジーも、単語を少し並べることまではできますが、これを組み合わせて文を作ってコミュニケーションをすることはできません。ここ数千年来の文明や文化、近代の科学技術の発展も、人のこの能力がなければ、不可能であったと誰でも想像がつくところです。
では、それぞれの人