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#5|29才独身女子|会社を辞めて、パリ大学大学院の経営学修士(MBA)に挑戦した話

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前回のお話では、とある出来事により、”会社にこのままい続ける”という未来に対して”絶望”を感じてしまった私が、やっぱり会社を辞めてMBA留学へいこう!と、MBA熱が再燃したお話を綴りました。

さて今回は、ところで結局、なぜ”フランス”に?という素朴な疑問について、綴っていきたいと思います^^


29歳の会社員女性が、会社を辞めてパリ大学大学院の経営学修士(MBA)に挑戦した話

MBA留学の選択肢の一つ:社費留学制度を利用する

ところで、この当時(も今も)頂く質問に、「なぜ社費のMBA留学制度に挑戦しないのか?」というものがありました。
実は、選択肢としてはありました。

ですが、私は考えることもしませんでした。

理由は、
✔2年に一度、一名しかチャンスがなく、可能性が高くないから(会社事情)
✔誰がいけるかは会社の誰かの何かしらの判断基準に基づくもので、会社に振り回される人生を、自分が受け入れることができないから
✔自分が行きたい場所に、自分のタイミングで行きたいから

自分の人生に、自分ではない何かしらの影響が及ぶことが期待される人生は得意じゃない、ということかもしれません。
自分で自分の人生を振り回すのが好き、ということかもしれません。
(当然、周りの人間も振り回されてしまうのですが💦)

そんなこんなで、2011年の12月頃、私は、応募書類の提出のための”面倒なシステム登録”や、その”面倒な書類の準備”を頑張り、応募完了となりました。後日の年明け、財団より連絡があり、書類選考合格、面接にきてください、とのことでした。

なぜフランスで、なぜフランス語での経営学修士号を選んだのか

ところで、My Storyでも綴りましたが、私は”フランス大好き人間”ではありません。フランスを、フランス語を愛してやまない、わけでも全くありません。(もちろんフランス語もフランスも好きですが、スペイン語の方が好きですし、メキシコもスペインも大好きです)

MBA留学が決まり、周りへの報告・ご挨拶を続ける間、しばしば「なぜパリに住みたいの?」という質問を受けました。この質問に私は、毎回フリーズしていました。

はて?私はパリに住みたい人なのか?そう、みんなの目には映っているのか?

住みたいとは全く言ってませんが、留学先がパリとなれば、そう思われますよね。

私の答えは、毎回次の通りでした。

①参加できる”ほぼ無料の海外MBA留学”が、目の前に(パリに)あるから

繰り返しとなりますが、私が参加したMBAプログラムは、ルノーの財団から奨学金や学費、旅費を頂ける大変優遇されたものでした。(ちなみにそのプログラムはすでに終了しているようです)

✔パリ大学大学院 2校からのMBAダブルディグリープログラム
学費無料
✔奨学金1000ユーロ超が毎月支給
(実際の金額を失念しましたが、このくらいだったかと)
✔日本フランスの往復飛行機代も支給
✔(なかなか申請が難しい)パリ大学寮(Cite Universitare)に優先的に申請可

さらに、そんなプログラムに対して、
✔(フランス語を勉強しある程度話せる私には)応募するチャンスがある

自費でのMBAを目指す私としては、なんとしても出費を減らしたいという想いがあり、また、その留学終了の時点で、貯金ゼロという事態は避けたいと思い、このプログラムの存在を無視することはできませんでした。

またすでに、このプログラムに参加している知人・友人が複数名いて、プログラムの良さを感じ、信頼もありました。

②国際公務員への想いを消せず、チャンスを狙っていたから

もう一つは、(ややしつこく私の昔の夢として登場していますが)国際公務員になりたい、という夢を叶える一歩目になるかもしれないと思ったことです。

国際公務員になるには、知識・経験・チャンス等、一筋縄ではいかない目指し方があるかと思いますが、少なくとも必要とされているのは、

✔大学院を卒業(専門性必要)
✔英語に加えて第三言語の習得

という基準があります。

この時は、”大学院卒”と”第三言語の習得”を合わせて叶える機会だととらえ、見逃すわけにはいかないと思っていました。
(なお実際には、国際公務員に応募できる”大学院”とは、もう少し国際関係などの専門性が必要で、経営学の修士のみでチャレンジするのは難しいかと思っていました。なので、MBA留学後、英国のロンドン大学等で国際関係分野の修士をとり、国際公務員へ挑戦する、という絵を描いていました。長い道のりですが・・)

以上が本音・本当の話なのですが、実際に周りの人から「なぜフランスでか、なぜフランス語のMBAなのか」という質問を受けると、①でしか答えることはできずにおりました。(②の”国際公務員になりたいから”は、やや飛躍しすぎて周りを驚かせないので心に秘めておりました)

次回:面接前日のどたばた劇~またもや諦めかけた留学への道~

辞めようか行こうかを繰り返し考え続けた私ですが、もう一波乱ありそうな予感です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^
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