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先週の1冊 「パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット」
先週の1冊は国末則子さんの「パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット」。副題は「フランス人はなぜ仕事と子育ての両立が上手なのか?」。フランスのことを書いた本が無性に読みたくなったのは、この間「冬時間のパリ」を観たからだろうか。(失礼を承知で率直な感想を書くと退屈な映画だった。けれど、パリの景色はどこを切り取ってもとびきり美しい)
著者の国末さんはご主人(今の時代〝ご主人〟という言い方は好ましく
今週の1本 「ラスト・クリスマス」
今週の1本は、昨年公開された「ラスト・クリスマス」(Last Christmas)2019/アメリカ。ケイト役のエミリア・クラークの可愛さと、クリスマスの煌めきに溢れるジャケット写真がとても素敵で、公開されたときから観てみたかった作品。
〈あらすじ〉
歌手を夢見るケイト(エミリア・クラーク)は、ロンドンのクリスマスショップで働いているが、なかなか仕事に集中できず生活も荒れ気味だった。そんなとき
週に1本の映画と1冊の本で人生は豊かになるのか
最後にnoteを書いてから、七ヶ月が経った。わたしはあれから七キロ痩せて、十四年を共に過ごした愛犬との別れを経験した。想像していなかった未来が今ここにある。
正直なところ、今幸せかと聞かれたらわからない。夫がいて、子どもがいて、彼らと過ごす時間がたっぷりある。それは勿論、幸福なことだし恵まれていると思う。けれど、目減りする貯金や将来への不安、そういう先々のことを考えると頭がクラクラしてくる。
幸せにしかなれない生き方
わたしたちは皆、幸せになりたいと願っている。健康でありたいだとか、お金持ちになりたいだとか、素敵な相手に出会いたいだとか。人によって幸せの形に違いはあれど、それでも不幸になりたいと願う人なんてまずいないだろう。あれが食べたい。あのバッグが欲しい。あの人が着けていたジュエリーが羨ましい。次から次へと欲は現れ、それは留まることを知らない。目の前にやってきた欲望を一気に、或いは一つ、また一つと叶えるこ
もっとみるすぐやる人は、うまくいく。
中谷彰宏さんの「すぐやる人は、うまくいく。」を読んだ。わたしはスケジュール管理が大好きで、家族三人分の予定をカレンダーアプリに打ち込んでいるとき、恐らく生き生きとした表情をしているだろうと思う。旅行の計画を立てるのも好きだし、ファッション誌に時折載っている「〇〇さんの一日」(タイムスケジュール)や「手帳公開!」といった企画はつい真剣に読んでしまう。
そのおかげか時間は守るし、忘れ物も滅多にし
100記事、そして半年
前回の、2020年最初に公開した記事で100記事に達した。そして、note開始から半年が経過した。最初のころは書きたいことが湯水のように湧いてきていたが、最近では月に数回「あ、これ書きたい」となるくらいで、わたしの引き出しはこの程度なのかと自分の薄っぺらさに苦笑したくなる。
以前noteから応募した「旅する日本語展2019」の結果がホームページに載っていた。選ばれた方々の作品を読み、わたしに
2019年を振り返って
あっという間に2019年も終わりを迎える。平成から令和へと年号が変わった、特別な一年。今年を振り返ってみようと思う。
結婚6年目に突入した今年は、とにかく夫と衝突することが多かった。ある意味「夫婦」の年だったと思う。このnoteを始めたのも、夫と大きな衝突があり、その後和解したことがきっかけだった。夫が、わたしに内緒で友人にお金を貸した。十数万円。人によっては小さな額だと思うかもしれないが、
専業主夫のいる暮らし
有給休暇中の夫が、一週間限定で〝専業主夫体験〟をしている。三日目の昨日は、幼稚園バスの時間に遅刻しそうだというにも拘らず、全く焦る様子もなく、丸いおにぎりと一回だけ巻いた卵焼き、それから冷凍食品を詰めたお弁当を持って夫と息子は愉しげに出かけていった。わたしたち夫婦はこれまで夫が仕事、わたしが家事育児とずっと分業してやってきた。夫には主夫業が新鮮らしく、どうやら楽しいらしい。
この数日で気