小竹佑児

編集者。日常の瑣末なことをつらつらと書きます。

小竹佑児

編集者。日常の瑣末なことをつらつらと書きます。

記事一覧

自転車にまつわる記憶。

初めて自転車に乗ったのは、何歳のときだったか。 おそらく4~5歳の頃だったと思うが、まったく記憶がない。補助輪付きの自転車を買ってもらったのが最初だったはずだが、…

小竹佑児
5年前
2

今夜も無心で干す。

洗濯物を干す作業に、どれだけ時間を費やせばいいのか――毎夜、そう考えてしまう。 洗濯物を干す作業は、私の担当(たたむのは妻の担当)。毎夜、洗濯機をまわし、深夜に…

小竹佑児
5年前
2

そこでどれだけ粘れるか。

人は、習慣の奴隷であると言われる。 私は割とその傾向が強いのではないかと思う。朝はだいたい同じ時間に起き、通勤時もほぼ同じ時間帯に同じ車両に乗る。ランチの時間も…

小竹佑児
5年前
5

風呂敷の広げすぎに注意。

自分が社会人になったのは12~13年前。その頃は、まだスマホは普及しておらず、ガラケーのボタンをポチポチやっていた。電車内では新聞や雑誌を読む人が多かったし、音楽は…

小竹佑児
5年前
5

そこに「気持ち」はあるか。

超大型連休が明けてから1週間。 連休中は特に体調を崩すことはなかったが、ここに来て疲れが出たのか、風邪気味になってしまった。 そんなとき、最近は近所に開設したク…

小竹佑児
5年前
3

集中できるときに限って。

一昨日に引き続き、今日も外出先でノートパソコンをパタパタしている。急遽、外出しなければならなくなったからで、普段はあまりそういうことはないが、これはこれで悪くな…

小竹佑児
5年前
2

「手」を止めるな!

「何を書いてもよいですよ」と言われると、はて何を書いたらいいのか、と立ち止まってしまうことがある。 ここ最近、迷うことが多いのが保育園の連絡帳だ。 保育園の先生…

小竹佑児
5年前
1

仕事をする「場」に影響を受けがち。

今日は割と忙しい。事務所のデスクで集中して仕事に打ち込む時間は、ほとんど取れないだろう。 そんなときでも、いまはノートパソコンがあるから、たいていのことには対応…

小竹佑児
5年前
2

10連休が終わって。

10連休が終わった。 こんなに連続で休んだのはいつ以来だろう。とりあえず社会人になってからはないし、高校・大学時代も記憶にない。とすれば、中学3年の夏休みとかまで…

小竹佑児
5年前
3

大型連休を迎えるにあたって。

明日から10連休である。 連休中なにをするか。とりあえず決まっているのは「休む」ということだけだ。幸いにも連休にかかる仕事がなく、こんなチャンスはもしかしたら、今…

小竹佑児
5年前
2

成長は加速する、だからこそ。

今日は娘の誕生日。4歳になった。 朝、起こすときに「誕生日おめでとう」と言ってみたけど、特にリアクションはなく、いつもどおり寝息を立てていた(その後、強制的に起…

小竹佑児
5年前
2

文章を書くのに適した時間帯。

このnoteは、いつも午前中に書いている。 だが、今日は細々した業務をこなしているうちに午前中が終わり、昼食後もその続きや別件の業務などをこなしていたら、いつの間に…

小竹佑児
5年前
5

こんな朝が、毎日続けば。

今朝は、娘(3歳)の寝起きがよかった。 そのおかげで朝の準備がきわめてスムーズだった。朝食を自ら進んで食べ、得意げに着替えをする娘。「ぜんぶ自分でできた~」と私…

小竹佑児
5年前
6

大切にしたい、小さな書店。

週末、ふと思い立って自宅から2駅ほど離れた場所にある書店に行ってみた。 学生時代、私は実家の近くにあったその書店によく通っていたのだが、たまたまその書店について…

小竹佑児
5年前
2

子どもは親を見ている。

そう思わされることがよくある。 先日の夜、娘(3歳)はNetflixで動画を観ながらおやつを食べていた。おやつを食べる合間に、ちゃっかりジュースも飲んでいる。 飲み食い…

小竹佑児
5年前
4

お世話になった中華料理店。

その昔、よく通っていた中華料理店が閉店していた。 家族2~3年前から弁当生活に移行したため最近は疎遠になっていたのだが、それ以前は多いときで週1~2回、少なくとも月…

小竹佑児
5年前
1
自転車にまつわる記憶。

自転車にまつわる記憶。

初めて自転車に乗ったのは、何歳のときだったか。

おそらく4~5歳の頃だったと思うが、まったく記憶がない。補助輪付きの自転車を買ってもらったのが最初だったはずだが、どんな風に練習して、どこに行ったのか、ほとんど思い出せない。補助輪を外して乗るのに苦労したことは覚えているのだが。

先月末は、娘の誕生日だった。プレゼントには、補助輪付きの自転車をあげた。いたく気に入ったようで、大張り切りで練習してい

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今夜も無心で干す。

今夜も無心で干す。

洗濯物を干す作業に、どれだけ時間を費やせばいいのか――毎夜、そう考えてしまう。

洗濯物を干す作業は、私の担当(たたむのは妻の担当)。毎夜、洗濯機をまわし、深夜に干す作業を行っている。

職場から帰宅して夕食を終え、子どもと風呂に入って寝かしつけ、洗い物や部屋の片付けなどの雑事を済ませてから着手するから、だいたい22~23時頃になる。帰宅後の一連の流れのなかで、何かトラブルがあったり、そもそも仕事

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そこでどれだけ粘れるか。

そこでどれだけ粘れるか。

人は、習慣の奴隷であると言われる。

私は割とその傾向が強いのではないかと思う。朝はだいたい同じ時間に起き、通勤時もほぼ同じ時間帯に同じ車両に乗る。ランチの時間もそこまで変わらないし、夕食の時間もだいたい一緒だ。1日の大きな流れは固定されているほうなのではないか。その流れが大きく崩れると、ストレスを感じることもあるぐらいだ。

このnoteも、今年の3月末から平日更新することを決めてから、なんとか

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風呂敷の広げすぎに注意。

風呂敷の広げすぎに注意。

自分が社会人になったのは12~13年前。その頃は、まだスマホは普及しておらず、ガラケーのボタンをポチポチやっていた。電車内では新聞や雑誌を読む人が多かったし、音楽はCDやMDで聴くのが当たり前だった。SNSも今ほどは普及していなかった。この10年ぐらいであまりにもいろんなものが変わってしまった。

だが、目まぐるしい変化の一方で、ほとんど変わらないものもある。

それは例えば、「おにぎり」である。

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そこに「気持ち」はあるか。

そこに「気持ち」はあるか。

超大型連休が明けてから1週間。

連休中は特に体調を崩すことはなかったが、ここに来て疲れが出たのか、風邪気味になってしまった。

そんなとき、最近は近所に開設したクリニックモール内の耳鼻科に通っている。その耳鼻科の先生は、明るくコミュニケーション上手で、診察も素早く的確。大人はもちろん、子どもの扱いもお手のものだから、開設以来あっという間に人気を集め、平日でも早い時間に行かないと、長時間待たされる

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集中できるときに限って。

集中できるときに限って。

一昨日に引き続き、今日も外出先でノートパソコンをパタパタしている。急遽、外出しなければならなくなったからで、普段はあまりそういうことはないが、これはこれで悪くない。本当に便利な時代になったものだ。

といっても、たまたま入ったタリーズが、人が少なくて静かだから、そう思うのかもしれない。朝の静謐な空気も相まって、集中するには最適な環境だ。これで思考が冴えて、気の利いたことでも書ければいいのだが、そう

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「手」を止めるな!

「手」を止めるな!

「何を書いてもよいですよ」と言われると、はて何を書いたらいいのか、と立ち止まってしまうことがある。

ここ最近、迷うことが多いのが保育園の連絡帳だ。

保育園の先生方と家庭とのやり取りに使う連絡帳は、私が(いつの間にか)担当することになっている。なかなか日頃はわからない園での様子を、先生方がていねいに書いてくれるので、毎日帰ってから読むのを楽しみにしている。

だが、自分が書く段になると、とたんに

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仕事をする「場」に影響を受けがち。

仕事をする「場」に影響を受けがち。

今日は割と忙しい。事務所のデスクで集中して仕事に打ち込む時間は、ほとんど取れないだろう。

そんなときでも、いまはノートパソコンがあるから、たいていのことには対応できる。

改めて言うまでもないが、メールの返信やファイルのチェックなんかは朝飯前。原稿を書いたり、写真の編集をしたり、なんならページのラフをタブレットで描く猛者もいる。

編集やライターの仕事の大半は、ノートパソコンさえあれば、比較的ど

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10連休が終わって。

10連休が終わって。

10連休が終わった。

こんなに連続で休んだのはいつ以来だろう。とりあえず社会人になってからはないし、高校・大学時代も記憶にない。とすれば、中学3年の夏休みとかまで遡らないといけないかもしれない。

ともあれ、10連休を終えたわけだが、ふつふつと仕事への情熱が高まっているかといえば、そんなことはまったくない。逆に、「仕事したくない・行きたくない」みたいなネガティブな感情もあまりない。

感情的には

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大型連休を迎えるにあたって。

大型連休を迎えるにあたって。

明日から10連休である。

連休中なにをするか。とりあえず決まっているのは「休む」ということだけだ。幸いにも連休にかかる仕事がなく、こんなチャンスはもしかしたら、今後何十年もないかもしれないので……。

いま疲れが溜まっているわけでもなく、10連休だからといって、そこまでテンションが上がるわけではないけど(むしろ不安なぐらいだ)、とりあえずリフレッシュしようと思っている。

ウィークデーに更新して

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成長は加速する、だからこそ。

成長は加速する、だからこそ。

今日は娘の誕生日。4歳になった。

朝、起こすときに「誕生日おめでとう」と言ってみたけど、特にリアクションはなく、いつもどおり寝息を立てていた(その後、強制的に起こした)。

「もう4歳」なのか、「まだ4歳」なのかを考えると、どちらかといえば「もう4歳」という気持ちのほうが強い。

生まれてから4年が経過しているという実感はあまりない。生まれたのは、つい先日のことのような気がする。

だが、確実に

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文章を書くのに適した時間帯。

文章を書くのに適した時間帯。

このnoteは、いつも午前中に書いている。

だが、今日は細々した業務をこなしているうちに午前中が終わり、昼食後もその続きや別件の業務などをこなしていたら、いつの間にか夕方になってしまった。

まぁそんなときもあるかと思いつつ書いているが、今日の仕事をあらかた終えてからの執筆作業は、どこか心理的に重い。一番やっかいな作業が、一日の最後にきちゃったよ、みたいな。

***

ビジネス書などでは、「午

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こんな朝が、毎日続けば。

こんな朝が、毎日続けば。

今朝は、娘(3歳)の寝起きがよかった。

そのおかげで朝の準備がきわめてスムーズだった。朝食を自ら進んで食べ、得意げに着替えをする娘。「ぜんぶ自分でできた~」と私や妻への報告も怠らず、ぐずり出しそうな弟の面倒まで見ていた。

まさに文句なし、100点満点のスタートである。

ここまでうまくいくのはいつ以来だろう? そう思ってしまうぐらいに、ここ最近は、朝の準備がうまくいかなかった。

それが、特に

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大切にしたい、小さな書店。

大切にしたい、小さな書店。

週末、ふと思い立って自宅から2駅ほど離れた場所にある書店に行ってみた。

学生時代、私は実家の近くにあったその書店によく通っていたのだが、たまたまその書店について調べる機会があった。そのなかで現在はどこに店舗があるのかを調べたところ、いまの自宅から2駅ほど離れた場所に店舗があることを知った。

ちなみに、実家の近くにあった店舗は、もう10年以上も前に閉店している。小さい規模のお店だったので、置いて

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子どもは親を見ている。

子どもは親を見ている。

そう思わされることがよくある。

先日の夜、娘(3歳)はNetflixで動画を観ながらおやつを食べていた。おやつを食べる合間に、ちゃっかりジュースも飲んでいる。

飲み食いし始めてから1時間ほどが経過し、就寝時間も迫ってきたので、そろそろ止めるようにやんわり促した。

しかし、動く気配はまったくなし。何度か声をかけたが、ほぼノーリアクションだったので、最終的にちょっとキツめに注意した。

ところが

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お世話になった中華料理店。

お世話になった中華料理店。

その昔、よく通っていた中華料理店が閉店していた。

家族2~3年前から弁当生活に移行したため最近は疎遠になっていたのだが、それ以前は多いときで週1~2回、少なくとも月1回は必ず通っていた。

いわゆる昔ながらの町中華で、どこかホッとする味が気に入っていた。家族経営なので、お店の雰囲気も温かい。お昼時を外してしまって、ふらっと1人で入ったときも、嫌な顔ひとつせず迎え入れてくれたことを覚えている。地元

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