もずく
ジリジリとした陽射しの中で 遠くを見ると陽炎が揺れている あの時に素直になれていたら。 ** 初夏 環境が変わって少し慣れた頃、人生で初めての恋人ができた。 毎日が…
もうどこの国の人かも忘れてしまったし、二度と会わない人だけど 私の中でずっと忘れられない人がいる。 その人ときちんと会話したのは一度きり。 《お互いの名前の由来…
よく、わたしが「辛い、生きていきたくない」とこぼすと 少なからず 《神様は乗り越えられない試練は与えないんだよ》 《神様はあなたが乗り越えられると思ってるから…
私の世界を全て投げ出して、遠い国に逃げたことがある。 短い期間だったけれど、あの数週間は人生においてあらゆるものを以ってしても変え難い、 わたしの大切な時間で わ…
私の最高にスイートでかっこよくてかわいいウルトラ素敵フィーバーな彼氏について語ります。 メンヘラになって10年目になりかけた頃私には最高にスイートな彼氏ができまし…
好きと憧れは似て非なるものでして 人生に未熟な私はそれを同一視しておりました。 私は、その時憧れていた彼にどうにかこうにか連絡先を教えてもらい、連絡を取るように…
「メンヘラ」 ※ここでは恋人に対して異常なまでに精神が不安定になることとします いわゆる、メンヘラになるまでには時間はかかりませんでした。 初めてできた恋人が嬉し…
朝早く起きて支度をして、ぎゅうぎゅうに詰められながらまるで出荷されるみたいに会社へ行く 「行く」より「運ばれる」って感じ やりたくもない仕事を日々続けて、このま…
2019年7月8日 21:01
ジリジリとした陽射しの中で遠くを見ると陽炎が揺れているあの時に素直になれていたら。**初夏環境が変わって少し慣れた頃、人生で初めての恋人ができた。毎日が楽しくて、幸せだった。「夏祭り、一緒に行かない?」彼の言葉に頷いた。好きな人と行く、初めての夏祭り。あぁ、どうしよう、浴衣着ようかな、着飾ってるって可笑しくないかな。夕方になってもまだじわじわと汗をかいて、でも、
2019年7月1日 21:20
もうどこの国の人かも忘れてしまったし、二度と会わない人だけど私の中でずっと忘れられない人がいる。その人ときちんと会話したのは一度きり。《お互いの名前の由来を教えあう》その時にたまたまペアになったのが、彼女だった。とても落ち着いた、素敵な人だと初対面で思ったことを覚えている。そんな彼女の、名前の由来。「私の名前はね、 太陽 という意味なの。」笑顔で答えた彼女はとても誇らしげ
2019年7月1日 20:46
よく、わたしが「辛い、生きていきたくない」とこぼすと少なからず 《神様は乗り越えられない試練は与えないんだよ》《神様はあなたが乗り越えられると思ってるから大丈夫だよ》とかいうクソ理論を励ましのつもりで言ってくる人がいるけど いや、神様とかじゃなくて、今、私が生きてることがつらくて耐えられないからSOSを出したのに 頑張るの?これ以上?鬼畜すぎる〜!!と思ってしまうほどにダ
2019年7月1日 20:25
私の世界を全て投げ出して、遠い国に逃げたことがある。短い期間だったけれど、あの数週間は人生においてあらゆるものを以ってしても変え難い、わたしの大切な時間でわたしにとって大切なコンパスとなっている。信頼していた人に裏切られて、人生の先も見えなくて、何もかもがうまくいかないと思ったから、いっそ投げ出してしまえばいいと思い立った。知ってはいるけど見たことのない国の、見たこともない世界を目の
2019年6月20日 22:20
私の最高にスイートでかっこよくてかわいいウルトラ素敵フィーバーな彼氏について語ります。メンヘラになって10年目になりかけた頃私には最高にスイートな彼氏ができました。例えるなら婚活市場にいたら最良物件みたいなレベルの人です。そんな彼に出会ってメンヘラが治るわけではないのですが、彼に初めて会った時に私、この人で落ち着くんだと思ったのです今までも好きと思わずともてきとうに彼氏を作っては
2019年6月20日 21:05
好きと憧れは似て非なるものでして 人生に未熟な私はそれを同一視しておりました。私は、その時憧れていた彼にどうにかこうにか連絡先を教えてもらい、連絡を取るようになり、どういう経緯かお付き合いを始めました。最初は憧れていたこともあって嬉しかったのですがだんだん噛み合わなくなって結局お別れをしました。なぜ別れたのかも思い出せないし、今彼に会っても好きにはならないのにあの時なぜか憧れを好きと勘
2019年6月20日 18:12
「メンヘラ」※ここでは恋人に対して異常なまでに精神が不安定になることとしますいわゆる、メンヘラになるまでには時間はかかりませんでした。初めてできた恋人が嬉しくて、学校で会えるのに常にメールでやり取りをしたり休みの日には電話したりデートに行ったり、常に恋人のことを考えていました。恋人が他の人と会話するのも嫌だと思ったら一気にメンヘラ女へ急降下、そのまま溺れてしまいましたそこから新
2019年6月20日 18:08
朝早く起きて支度をして、ぎゅうぎゅうに詰められながらまるで出荷されるみたいに会社へ行く「行く」より「運ばれる」って感じやりたくもない仕事を日々続けて、このまま私なんのために仕事をして生きていくんだろう、めちゃくちゃつまらない、とふと思い立って「もういっそ投げ出してしまおう」とするだけど心のどこかで「みんなこうして生活してる」「辞めたらどうやって生きていくの?」という自制がかかる