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文学フリマありがとうございました
サークル「金なんて幸福の書き損じ」にご参加いただいた皆様、会場にお越しくださった皆様、ありがとうございました。
いままで個人サークルで出展していたので、初めてのグループでの参加でしたが、全員新刊を落とさず当日揃えられたこと、素晴らしいと思いました。また、初めて本を作る人たちのサポートもいくらかできたかなと思います。これを機にまた本を作ったりイベントに参加したりしてくだされば幸いです。
今年の5
透明少女だったころ～ナンバーガール復活と聞いて三十路女が思い出をつらつらと書いてみる～
ぼんやりとTwitterを見ていたらナンバガ復活・再結成の報が飛び込んできた。ナンバガと言えば私が高校生の頃にハマり、そして解散してしまったバンドである。
そもそもナンバーガールを知ったきっかけが特殊だった。中学までを福島で過ごし、家庭の事情で高校から東京へと越してきた私は、同じく福岡から越してきた少女と同じクラスになる。引っ越してきた者同士仲良くなれたりしないかなと話しかけた彼女こそ、ドラムス
週刊キャプロア出版第三号発売！
【ブログ更新】週刊キャプロア出版 第三号、5/30発売！ | みちるたび http://myltyl.com/archives/953
寄稿したショートショート「失踪届」の冒頭をここにも掲載しておきます。
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失踪届
「秋山さん！これなんですけど…」
後輩の中島に呼び止められた。見るとデスクの上には一通の失踪届と、その失踪者のものなのだろうか、カード類が何枚か置かれていた
自分で自分にかけた呪いを解け！
今から十ン年前、高校生の私はロリータファッションが好きだった。でもロリ服は高校生の私にはちょっと手が届かない代物で(今みたいに安価なブランドやショップってまだなかった)、お金のない私はユニクロのブラウスにレースをつけて、スカートとバッグとヘッドドレスは自分でミシンで作って、なんてしてロリ服もどきで我慢していた。
そしてとうとうお小遣いを貯めて買ったシンプルな黒ロリのドレス。厚底おでこ靴も揃えてメ