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徒然日記

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思いつくままに描いた備忘録です。 コンテストなどへの応募記事を綴ります。 コンテスト期間中以外は非公開となります。
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記事一覧

人材不足の時代に病院はどう生き抜くか

人材不足の時代に病院はどう生き抜くか

 少子高齢人口減少社会の影響により、生産年齢人口は縮小の一途を辿っている。これにより、医療従事者等のなり手も縮小し、新卒採用は売り手市場となる。新卒採用が売り手市場となると、多くの病院の人材不足は常態化する。すると、中途採用の間口はおのずと広がり、経験や専門性を高めたい職員などの流動性が加速する。その結果、働き手に選ばれない病院の人材不足はさらに深刻化し、医療サービスの質を保つことすら困難となる可

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時間の使い道を変えて人生を変えよう

時間の使い道を変えて人生を変えよう

 自分で言うのもなんだけど、仕事に対してはこれまでそれなりに努力してきたと思っている。限界まで努力してきたかというとそうでもないけど、少なくとも常に何かを考えながら時間を投資してきた。時間を投資することに抵抗感はなかった。なぜなら、時間が有限であるという実感が全くなかったからだ。

 上のグラフは、わが国の平均寿命と健康寿命の推移を示している。健康寿命とは、”健康上の問題で日常生活が制限されること

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仕事をしやすくする人間関係を、「教わる力」で構築しよう!

仕事をしやすくする人間関係を、「教わる力」で構築しよう!

新年度の1週目が終わりました。新たな職場でスタートを切った方や新社会人の方にとっては、この週末は待ちに待った週末だろうと推測します。私自身も約4半世紀前に新社会人となり、これまで転職を1回、大きな異動を3回経験しました。したがって、環境が変わったばかりの方の今の複雑な心情は、自分のこととして想像できます。
 さて、私には、転職と異動の経験から得た”仕事のコツ”がいくつかあります。その中の一つである

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なぜ夫は多少の家事で満足しているのか

なぜ夫は多少の家事で満足しているのか

「一つ二つ家事を手伝っただけで夫は満足している。」
「こんなに家事に協力しているのに妻は認めてくれない。」
よく聞く夫婦間の愚痴である。
どちらが正しいかを問うから、喧嘩になるのだ。

これら二つの主張は、多くの場合はどちらも正しい。
つまり、夫の達成感と妻の満足度が乖離しているのだ。

内閣府の資料によると、今は共働き世帯が非常に多い。
つまり、家事を分担する必要性は、現代ではすでに誰も疑ってい

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戦略人事を学び、創業者が夢見たユートピアの具現化に役立ちたい

戦略人事を学び、創業者が夢見たユートピアの具現化に役立ちたい

私は現在、「戦略人事」に関心があります。経営資源には、人・物・金・情報・時間・知的財産・ブランドがあると言われていますが、その価値が急に10分の1になったり急に10倍になったりする経営資源は人だけです。一方、わが国の生産年齢人口は確実に減少することがわかっています。つまり、人という経営資源の価値を高めることは、組織の持続可能性という視点で極めて有用であると思うのです。
 戦略人事とは、“経営資源の

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じりつ支援を通して笑顔と活気を拡げたい

じりつ支援を通して笑顔と活気を拡げたい

 人生は100年時代と言われており、私はほぼ折り返し地点にいます。一方、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を指す健康寿命は、男性では2019年時点で72.68歳(厚生労働省)であることから、私が全力で夢を追えるのはあと20年位と考えています。
 しばしば人は、人生は永遠に続くかのように錯覚し、時間の価値を低く見積もることがあります。しかし、人生には必ず終わりがあり、個人差はあ

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信州大学経営大学院とわたしの記録

信州大学経営大学院とわたしの記録

信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科イノベーション・マネジメント専攻(経営大学院)は、令和2年の総合人文社会科学研究科の設置に伴い、令和2年4月から学生募集を停止し、令和5年9月の修了生をもって在学生がいなくなったため、研究科の廃止およびホームページの閉鎖が決まりました。
 経営大学院は、2003年4月に社会科学系と理工系の本格的な連携の具体的な実践モデルとして、全国に先駆けて社会人を対象とす

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本当はイヤだったマネジャーへの道

本当はイヤだったマネジャーへの道

私は、作業療法士という国家資格を有しています。作業療法士とは、リハビリテーション専門職の一つで、対象者が日常生活を主体的に営めるように、さまざまな治療や工夫を凝らすことを仕事としています。
 つまり、作業療法士とは専門職であり、職人です。職人になるために、専門の教育を受け、国家試験を受験したのです。そして、職人とは、経験を重ねるごとに熟達するものです。自然に考えても、作業療法士という仕事一筋で定年

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障がいのある方の自立支援を創造したい

障がいのある方の自立支援を創造したい

作業療法士として臨床を行っていた私は、対象者の活動や(社会)参加の視点で自立支援を行ってきました。しかし、私が身を置いていた医療や介護の領域から手の届く範囲は狭く、対象者が経済的な自立にまで至ったか否かを確認できる機会は限られていました。そこに、私はずっと強い無力感を感じていました。私が自身のSNSのプロフィールに、”地域住民の医療リテラシーの向上及び障がい者の自立支援のあり方を模索中”と記載して

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ストレングスファインダー⁉︎でみる「わたし」

ストレングスファインダー⁉︎でみる「わたし」

ストレングスファインダーとは、ギャラップ社(米国のコンサルティング企業)が開発した自己診断ツールです。これにより、自身の強みややりたいこと、向いていることなどが分かるとされています。
 ストレングスファインダーによる自己診断には費用が必要です。ただし、今回は、 ストレングスファインダーに引けを取らないと言われている無料の「グッドポイント診断」を行い、私自身を可視化したのでここに記録しておきます(診

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自分はいかに生きるべきか?

自分はいかに生きるべきか?

先日、愛媛県の新居浜までの片道7時間以上の鉄道での移動時間を活かし、書籍4冊、約1,000ページ弱を読了した。その中で、「自分はいかに生きるべきか?」を考えさせられた一節があったので以下に記録しておく。

労働と健康のバランス。
悲観と楽観のバランス。
そして、有限を意識した生き方。
この3つを自分は心がけたいと感じた。

サンタさんはどこにいるの?

サンタさんはどこにいるの?

私が小学生の頃、毎年クリスマスイブにはサンタさんが来てくれました。
いつも寝ている間に来るので、サンタさんを見たことはありません。
あの頃は、12月になるとおもちゃ屋さんのチラシが増えました。
そのチラシを集めて学校に持っていき、友達とプレゼントを選んだものでした。

小学校低学年を過ぎた頃でしょうか。
いつものようにおもちゃ屋さんのチラシを学校で広げていました。
その時、サンタさんは実際にはいな

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