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フェス初心者が参加して感じた体験レポート

5/6のJapan Jamに行ってきた。

私は正直フェスに関して
敷居が高いと感じたり、
少し怖い印象を持っていた。

そしてはっちゃける方ではないため、
馴染めない
と行く前は思っていた。

さらに半数はバンドの名前しか知らず、
曲はほんの少ししか知らない状態だ。

流石にそれはまずいと思い、
少し曲を事前に聞いておいたが。

そんな私がフェスに行ってみて
どう感じたかを順に書き綴ろうと思う。



まずは少し遠いと感じた。

しかしこれは別に面白ければ
そこまで問題ではない。

ディズニーに長時間かけて行く人が
いるのと同じである。

ただ少し帰りはきつかったが。


次に人の多さと広さに圧倒された。

早めの時間についたが、
それでも既にある程度人がいた。

本格的に始まれば一体どれほどの人が
来るのかと思いもしたが、
それだけ人を惹きつける魅力がある証拠だ。

荷物に関しても有料だが預ける場所もあり、
最低限の荷物で楽しめる。

フードブースも充実しており、
実際に買う時は思わず悩んでしまった。

そしてフェス中の格好であるが、
私は記念にシャツとタオルを購入した。

別に買わなくても浮かないが、
私はこうした場所ではケチる事はしないようにしている。

ちなみに更衣室もあるため着替えもすぐに可能だ。



特に驚いたのは年齢層の広さだ。

私はてっきり若者だらけだと来る前は思っていた。

もちろん若者中心なのは間違いなかったが、
中年層も見渡せば必ずいるほどに来ていた。

音楽の人を魅了する力はすごいなと
改めて感じる。



実際に演奏を聞いて思ったのは、
アーティストとの距離がとても近い事だ。

Japan Jamでは座って聞ける場所と
アーティストの近くで聞ける場所がある。

後者がフェスと聞いて連想される場所で、
皆がリズムを取りながら手をあげたり、
ジャンプをしたりダイブをするところだ。

ちなみにJapan Jamではダイブが禁止されており、
そこに関する恐怖は少なかった。

そして私は前に行って近くで聞いたが、
目測約5mほどであろうか。

とても近くで迫力のある演奏を聞けた。

生演奏というのはフェス関係なく良いものだ。

骨に響くビート音や目の前という高揚感、
大音量の演奏など全てが気分を高める
要素になっていた。


また、私はフェスに出ていたバンドの曲を
7割型知らなかったが楽しむことができた。

本来であれば出てくるバンドの曲を
ある程度予習しておいたほうがより楽しめただろう。

しかも私が好きなバンドはいなかったが、
実際に聞いてみると好きになってくるものだ。

事実このnoteを書きながらフェスに出ていた
バンドの曲を聞いている。

つまりフェスという場は
知らないバンドを開拓できる場としても
楽しむことが可能だ。

そういう意味では、
様々なバンドの曲を生で聴ける
非常に良い環境と言える。

さらに、フェスで歌われるのは
ノリの良い曲が多いため
知らなくても十分楽しむことができた。



こうして楽しんでいたが
「やばいTシャツ屋さん」の演奏を聞いていた時、
私はアーティストでなく観客に圧倒された。

ダイブはないといっても、
それ以外のフェス特有の動きはある。

突然サークルを作り始め、
その中で踊り始めたり、
中心部分に大勢が一斉に走っていき
ぶつかり合ったり。

他にも円になり走り回ったりと
フェス初心者の私からしたら
とても危険に見える行為をしていた。

まさに私がフェスに感じていた
怖い部分が目の前で起きている。

この光景をみて考えたことは
また後日書くとして、
フェスには騒いで楽しむ人と
騒がず楽しむ人の2通りいることがわかった。

もし上記のようなことが嫌なら
中心部に行かないようにしたり、
巻き込まれそうになったら逃げればいい。

皆が騒ぐ必要は決してない。

アーティストが言っていたように
自由に楽しめばいいのだ。


また、一見危険に見えるが
一応秩序はあるように思った。

曲の合図とともに走り始めたり、
誰かが立てない状況になったら助け合ったりと
秩序の中に無秩序を作っているようだ。

ダイブを禁止にしているため、
Japan Jamは比較的安全で
初心者でも楽しみやすいフェスかもしれない。

他のフェスに行ったことがないので、
比較対象がなく説得力皆無であるが。

とりあえずフェス初心者が楽しめたという
事実だけは明確にしておこう。


しかしながら、
前に行けば必然的に人に
押しつぶされそうになる。

満員電車の比でない人が
前に行こうとどんどん押し寄せるのだ。

いくら助け合いがあるとはいえ、
とんでもない力であった。

好きなアーティストが目の前にいるため
前に行きたい気持ちはとてもわかるが、
あの圧迫感は恐ろしいほどだ。

しかし怪我をしている人は
ほぼいないようにだった。

救護室もあるため
もし怪我をしても治療はできる環境はある。

とはいえ怪我はしたくないものだ。

前に行くかは自己責任ということとなる。

好きなアーティストの場合は
前に行った方が楽しめるため
行くことをお勧めする。



私が特に感じたフェスの楽しさは
一体感であった。

観客が歌う場面があったり、
同じ振りを皆でやったりと
大人数で行うフェスならではの楽しさだ。

アーティスト側との絡みがある時もあり、
ファンにとってはたまらない空間だろう。

フェスは観客も一緒となって
あの空間が完成する。

観客も作り手にまわるのだ。

楽しんでいる行為や
一体となってやっていることが
フェスの一部となっている。

ただ音楽を聴くだけであれば、
聞く側という隔たりを超えないが、
フェスであれば超えられる。

これは想像以上に楽しく、
良い経験となった。



今回フェスに行って
感じたことを総括すると、
音楽好きなら楽しめるということだ。

好きなバンドが出ていれば
非常に楽しめるだろうし、
感動すら覚えるだろう。

知らないバンドだとしても、
実際に聞いたら好きになってくる。

騒ぎたい人は騒ぐことができるし、
そうでない人は騒がず楽しむことができる。

共通しているとすれば
皆音楽が好きな点だろう。


次回フェスに行くとしたら
好きなバンドが出ているフェスに
行ってみたいものだ。

あるいは今回のフェスで知った
バンドが出ていても楽しめるだろう。

個人的には
Hump Backとyonige、
ポルカドットスティングレイが
気に入った。

今まであまり触れてこなかった
ガールズバンドやボーカルが女性の
バンドばかりだと書いていて思った。

そうした変化が私の中で起きるほど
新鮮で楽しい環境だったのは間違えない。


もしフェスに少しでも興味があるが、
敷居が高いと感じたり、
怖いイメージがある人は
一度行ってみることをお勧めする。

特に好きなバンドがいて、
そのバンドが出る場合はなおさらだ。

私はまだ味わっていないが、
一緒に行ったフェス初参加の友人は
大好きなバンドの演奏で
感動しっぱなしだったようだ。

大好きとまではいかなくても、
多少知っている程度で
初心者の私でもこうして楽しめ、
また行きたいと思っているのだ。

交通の利便性や料金など
フェスによってまちまちであると思う。

とはいえ楽しい空間には間違いない。

映像で見るだけではわからない、
実際に体験する楽しさを感じられるだろう。





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