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書評

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様々なジャンルを貪っていく。 元から興味のある分野もそうで無い分野も、ふと立ち寄ってもらえると幸いです。
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【書評】『アンジャッシュ渡部の大人のための「いい店」選び方の極意』渡部建 SB新書

【書評】『アンジャッシュ渡部の大人のための「いい店」選び方の極意』渡部建 SB新書

芸人渡部さんの本です。グルメ通と知られており、その功績の1つとして残るような本になるのではないでしょうか。
網羅的に良いお店の見つけ方や良いお客になれる方法を事細かくに書かれております。

東京を中心に書かれているので、地方の具体的なお店などは少ないですが、地方ならではのお店の特徴やお店の探し方もしっかり書かれております。
僕自身すぐに役立つ知識の分野ではないですが、全く未知の領域の分野は新

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節約のリバウンド

節約のリバウンド

一人暮らしなので、一応月に何円使うかの目安は決めて生活しているのですが、当然日々の食費には気を遣います。
好きなカレーなどはレトルトでもルウでも高い商品でもスッと手が伸びますが、良く買う牛乳や卵は何十円を気にして買います。
きっとみなさんも同じように買い物をしたことはあると思います。

ただ、それは日々の食費の話。
外食やパッーとお金を使う日にはコンビニなんかにも寄ってお菓子やジュースを好きなよう

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【書評】小中高生に是非オススメ 『世界一やさしい 問題解決の授業』 渡辺健介 ダイヤモンド社

【書評】小中高生に是非オススメ 『世界一やさしい 問題解決の授業』 渡辺健介 ダイヤモンド社

人は何も意識せずに生きていると、時間だけが過ぎていきますよね…

そうじゃなくても、年を取るつれて時の流れがはやく感じる。

また、何か新しいことを始めたいけど、中々始めれない時もあります。そして、小中高生の人はほぼそんな状態なんじゃないでしょうか。
何から始めれば分からないけど、とにかく親や先生の言われた通りにこなしていく時期な気がします。
ただ、ずっーとそれではいけないですよね。

そんな時に

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【書評】『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』西野亮廣 幻冬舎

【書評】『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』西野亮廣 幻冬舎

今日は、色んな意味で今をときめくキングコング西野さんの著書、『革命のファンファーレ』です。

絵本を出版して更に話題になり、色々と炎上を起こす人なので、とっつきにくい人もいるかもしれませんね(笑)
僕もこの本を買うつもりはなかったのですが、僕の地元付近で講演会をするから行こうと友達に勧められて読んでみた次第です(^^)

なぜ買う気がなかったかというと、タイトルが『革命のファンファーレ』とカッコつ

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【書評】4『知識ゼロからの人工知能入門』清水亮 スマート新書 ピースオブケイク

【書評】4『知識ゼロからの人工知能入門』清水亮 スマート新書 ピースオブケイク

新年明けてから、ほかのブロガーさんは毎日のように投稿していますね、凄いです(笑)

では、新年一本目はスマート新書になります。noteの運営会社であるピースオブケイクさんが生み出したものであり、スマホ時代にあった新しい本というコンセプトだそうです。この本を購入するとき、全く新しい新書ということで、期待はあったのですが、予想以上の本でした
(゜ロ゜)

まず、文庫本より小さく、新書より薄いです。

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【書評】わたしを離さないで カズオ・イシグロ ハヤカワ文庫

【書評】わたしを離さないで カズオ・イシグロ ハヤカワ文庫

さて、今年も村上春樹さんは選ばれたなかったのですが、ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」をみていこうと思います(^^)

この作品、僕は内容の核は知らない方が楽しめると思うので、その周辺を話していこうと思います。

まず、この作品は主人公のキャシー・Hが過去から現在への回想形式となっています。時代は1990年代末のイギリスですが、内容としてはSFチックで近代的な印象を受け

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【書評】 『カレーライス進化論』 水野仁輔 イーストQ新書

【書評】 『カレーライス進化論』 水野仁輔 イーストQ新書

この本は9月に読了したのですが、それ以降カレー三昧の毎日です…

今までは日本の国民食という意識もなく、どのカレーもひとまとまりに食べていた私でした。そんな私に網羅的かつ興味深く、カレーにハマりたい!!という覚悟を持たせてくれたのがこの「カレーライス進化論」です。

ポイントとして2つに絞ると
❶日本のカレーや生い立ち、今の世界に対する日本のカレー状況や今後を綴ってくれています。
❷主に日本

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【書評】「レキシントンの幽霊 」 村上春樹 文春文庫 村上春樹っぽさは薄いが面白い。

こんにちわ、1冊目は村上春樹さんの作品です。

村上春樹さんといったら長編が有名だと思いますが、これは短編集です。
自分の住んでいる市で行われている村上春樹読書交流会に参加しているのでこれからも紹介していく機会が多い作家さんかと思われます。

しかし、僕はまだ全然読んだ事がないし物語の作品自体、本ではライトノベルぐらいしかなく、物語といったらアニメが主流なので偉いことを言うわけではなく、筋違い

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