大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
世の中を化石燃料から記号消費に至るエネルギーの変換過程と捉え、技術や文化などなんでも分…
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LNGに頼り過ぎることの脆さと、今後の対策について
電力卸売市場(JEPX)の1月8日受渡 平均価格は驚異の99.9円/kWhになりました。時間帯によっては120円をザラに越えてきていますし、時間前市場では高値がずっと200円になっています。過去のJEPX平均値が10.9円、家庭用の電力小売価格がおよそ25円と考えると、いかに異常な値かがわかるかと思います。
JEPX 24h average http://www.jepx.org/market/
【再販】P2P電力事業の可能性とはなんだったのか
P2P電力取引事業等を先駆けて手掛けていたものの、2023年2月に操業停止となってしまったLO3 Energy。同社に勤めていた大串康彦氏による回顧記事が日経エネルギーnextに昨日掲載されたことをうけ、2018年11月24日に実施した第3回大場サロンで実施した大串氏との対談原稿(当時は前後編で1000円で販売していた)を、改めて値下げして再販することにしました。
身の上話から始まり、当時のブロ
イラン核合意交渉と原油市場の行方(4月の記事)
ブレント原油価格は昨年11月からおよそ70%上昇し、1バレルあたり60ドルを超え、コロナ禍以前の水準を取り戻した。投資銀行のゴールドマン・サックスは、原油需要の回復に対しOPECやIEAよりも楽観的な見通しで、夏までに日量200万バレルの需要が戻り、現在の過剰在庫は解消され、1バレル80ドルまで高騰するとの見通しを発表している。
ゴールドマン・サックス社が原油価格に強気姿勢であるもう一つの理由は