マガジンのカバー画像

鑑賞の記録

8
美術館やギャラリーでの鑑賞した記録です。
運営しているクリエイター

記事一覧

【鑑賞ログ】川瀬巴水 旅と郷愁の風景

【鑑賞ログ】川瀬巴水 旅と郷愁の風景

今日は『川瀬巴水 旅と郷愁の風景』を観に、八王子夢美術館へ行ってきた。

この企画展があると知った時から、とても楽しみにしていたので、調子に乗っておろしたての靴を履いて行ったら、美術館にたどり着く前に靴擦れした。

なので、美術館の近くにある「LIVE&CAFE SAKURAYA」という喫茶店で小休憩することに。

チーズケーキとアイスコーヒーを注文した。
ラム酒漬けのレーズンが乗った、舌触りの軽

もっとみる
【鑑賞ログ】マティス 自由なフォルム展

【鑑賞ログ】マティス 自由なフォルム展

今朝は意味もなく早起きをして、掃除やら洗濯やらをして、少し手の込んだ料理をした。

今日は友人と五美大展にいく約束をしていて、一昨日くらいに体調がすぐれないので行けない旨の連絡を受けたが、同会場でマティス展も開催していたので、ボランティアの帰りに立ち寄ることにした。

その前に、この間から気になっていた企画展に立ち寄ったら、たまたま同じギャラリー内で昨年お世話になった方がギャラリートークをされてい

もっとみる
【鑑賞ログ】キュビスム展にようやく行けました。

【鑑賞ログ】キュビスム展にようやく行けました。

こんにちは、Bouです。

現在、国立西洋美術館で開催中の「キュビスム展―美の革命」を見に行ったので、その感想を書きました。

個人の解釈や、照合していない文章を記述してありますので、事実と異なるかもしれません。ご了承ください。

最初は、展示内容と関係のないことがつらつらと書いてありますので、興味のない方は、目次からご覧になることをお勧め致します。

行くまで定時ぴったりに会社を早足で出て、駅に

もっとみる
【鑑賞ログ】いまさら『横尾忠則 寒山百得』展について記す

【鑑賞ログ】いまさら『横尾忠則 寒山百得』展について記す

『横尾忠則 寒山百得』展には、12月3日の最終日に行った。

開催前から知ってはいたものの、なんだかんだ言い訳をつけて避けていた。

横尾さんの作品を見るのが怖いのだ。

気を抜いていたら、帰り道にうっかり自殺してしまいそうだから。

とはいえ、横尾さんの一つの描画スタイルに固執しないところはとても尊敬しているし、私もそうなりたいと思っている。

なので覚悟を決めて行くことにした。

許されるなら

もっとみる
【鑑賞ログ】神奈川工業高校デザイン科卒業制作展

【鑑賞ログ】神奈川工業高校デザイン科卒業制作展

今日はとても、疲れた。

とても。

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

色んなもの見て、意見を言ったり、聞いたり。

とても豊かだった。

引きずるように家に帰り、メイクを落として、シャワーを浴びた。

身体についた水滴を払うようにタオルで拭き、ショーツに足を通し、なんとかウエストまで引き上げ、ヨタヨタとベッドにうつ伏せに倒れ込んだ。

髪乾かさなきゃ、パックしなきゃと思いつつ、だらしなく身

もっとみる
【鑑賞ログ】デザインとは、粋な計らいだと感じた日 | 「みのへるねる kachidoki」展

【鑑賞ログ】デザインとは、粋な計らいだと感じた日 | 「みのへるねる kachidoki」展

本文をお読みいただく前に。
個人の解釈や、照合していない文章を記述してありますので、事実と異なる点があるかもしれません。ご了承ください。

大学時代の友人のゼミの教授、鈴木安一郎先生の個展に行ってきましたので、恐れ多いのですが、感想などを書き連ねていこうと思います。

会場は「バタフライ・ストローク」というギャラリーで、都営大江戸線の勝どき駅から徒歩3分のところにあります。

エレベーターが開くと

もっとみる
『キュビスム展ー美の革命』へ行きたい

『キュビスム展ー美の革命』へ行きたい

国立西洋美術館(東京・上野)で「パリポンピドゥセンター キュビスム展ー美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」が2023年の10月3日から2024年1月28日まで開催されています。

前売り券の方が安いので、チケットの用意はしてありましたが、
11月の現在、なんだかんだでまだ行けておりません。

ですが、1月28日までやっているということなので、
今回は初めて、ちゃんと予習してから

もっとみる
西洋美術史まとめサイトマップ

西洋美術史まとめサイトマップ

こんにちは、Bouです。

みなさんは絵を見るときに、何を考えますか?

「なんだかよくわかんないけど、綺麗だな〜」とか「なんでこの絵に、こんな高い値段がつけられているんだろう?」などなど賛否両論あると思います。

いまだに自分自身、理解が及ばない作品はたくさんありますし、個人の価値観ですからそれはそれでいいと思います。

世間で評価されているからといって、いいなと思ってもないのにその作品を褒めた

もっとみる