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2024. 04 見たもの読んだもの
【本】
・悲しみよ こんにちは
フランソワーズ・サガン
高校生の時に読んだ本を再読。
・ユーチューバー
村上龍
つまらない。なぜだろう。
中心人物である小説家が、自己中心的な老人だからかもしれない。
「自分は自由だ」と言うのだけど、小説家で成功していて独身で愛人のいる人物が自由でなくてなんなの?
本当に自由を体現するのは、抑圧されたり、制限されたりしながら、心の柔軟さを失わない人だと思う。
お金
2024.03 見たもの読んだもの
備忘のため、読んだり見たりしたものをメモしていきます。
なるべく感想も。
3月15日記録開始。
【本】
・男同士の絆 イギリス文学とホモソーシャルな欲望
イヴ・セジウィック
ホモソーシャルって言葉について、改めて原点を学ぼうと思い読んだ。
世の中そうだったんだなぁ、といろいろ納得。文芸批評だけど、私には実践的な内容だった。
それから、映画『アラビアのロレンス』のモデルのT. E. ロレンスが引用
人が言うことと、心の中にあることは、一致しないなぁと感じる。特に、声高に叫んだり繰り返し主張してる時はそう。本当に感じていることを隠すために、別の話をしてる。
言葉に表されない心の中のことが、私は気になる。
今週は指先に星空。ネイルしてる時はあれこれ考えず没頭できる。
映画備忘 年末年始編
年末年始、大人だけで過ごしたので、毎日映画を観て本を読んでいた。
『ブレージング・サドル』メル・ブルックス 1974年
特に、映画セットに乱入してからの展開がおもしろかった。映画(作りもの)と現実がごちゃまぜになっていく感じ。
『雨月物語』溝口健二 1953年
セリフの日本語は、今はもう忘れられた言葉遣いで、私はそういうのが大好き。自分も使いこなせたらいいなぁと思うけど、今のところは聞くのが好
私は私の親より良い親だろうか
私は、私の両親より良い親だろうか。
無意味な問いとは分かりながら、時々、そんなことが心をよぎる。
私の両親には、良いところもあった。
ただ、子どもに対して関心が薄かった。
私には2歳違いの姉がいて、彼女にとって私は邪魔者だった。姉も両親からの関心を思うように得られない、と感じていたのだろう。いろいろとつらいことがあり、私は子どもの頃、早く大きくなって姉と別々に暮らしたい、と思っていた。
姉が