chimu

大学生。嘘をついて誤魔化してしまいそうな感情を、 消さないために綴る場所。

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記事一覧

日陰

嫌な雨の匂い 溶けた香水の匂い 君が吸ったタバコの匂い 夢が溶けた後の表情 君が笑った表情 君が出ていった表情 隣の芝生は青すぎたんだ 僕らは僕らで良かったんだ それ…

chimu
8日前
1

春になりましたね

歌詞とか短小説ばかりあげてるから、ちょっと自分のことでも語ろうかななんて思ったり。 最近暑くなりましたね。 ヒートテックからエアリズムに変える時期でしょうか。 …

chimu
3週間前
5

生きる

「今生きること」それが答えになるから 辛い時はこの歌でも聞いてみて 「今生きること」それが道になるから 転んでもいいまた立ち上がって行こう 先生に怒られた帰り道 悲…

chimu
1か月前

プラネタリウム

囲われたように高いビルと 吸い込まれそうな街のネオン 重い期待を背負って出た この場所は息苦しいかい? 疲れきった君の顔に 疲れきった僕は惹かれた 今夜一緒に飛び出…

chimu
1か月前

古本屋

淡い夢を見てた、君との物語 本棚に隠してた愛を 僕は見逃さなかった 甘い夢見たいだ、君との日々は それでも消えない栞のページを 僕は見逃さなかった 2人とも分かって…

chimu
1か月前
1

命の循環

- ̗̀⚠︎ ̖́-この物語はフィクションです。 大学から一人暮らしを始め、大学2年生になった。サークルには入ってるけど新歓とかあまり興味がないからサボっていた。と…

chimu
1か月前
4

2DK 追記

追記.永野雪乃 あいる君に愛されたかった。少しだけ愛されて嬉しかった。長い接吻をして時間が経つのが早かった。「知ってる?キスをしてる時は地球の自転がはやいんだよ。…

chimu
4か月前

なんでもないインタビュー

「実は私、飛び降りたんだ。」 足を骨折した彼女が言う 「死にたくて飛び降りたんですか?」 僕が聞く。 「ううん、死のうなんて全く思ってなくてね、というか日曜日に死の…

chimu
4か月前
1

罪と罰

ドストエフスキーの描いたラスコーリニコフじゃないんだから、人なんて殺してないないけれど。 人の心を殺してしまった。人が嫌な言動をした。人の約束を破った。それ相応…

chimu
4か月前
1

クソみたいだな

あれじゃないこれじゃないって全てが 嫌になってゴミ箱に捨てた言葉 愛がない恋がないって感情に 文字を付けるのを辞めてしまえ 使い捨てする歌ばっか増えて なんか生理用…

chimu
5か月前

じゃなかしゃば

始まりが紡いだ音を 忘れては思い出していく 終わりが描いた結末を 嘆いては受け止めていく 一期一会て言葉じゃ 伝えられないけれど 君と出逢えた奇跡を 感じられたらな …

chimu
5か月前

消えない夜

消えない夜が今年も訪れる 木々が騒ぎ 風が囁き 貴方の居ない長い夜 消えない夜に願いを叶える人たちが ふたご座流星群を 探して眺め祈る調べ 僕の声は聞こえますか? ち…

chimu
5か月前
2

私なんて誰からも望まれていない。 みんな心が疲れて、休みたくても休めない人がいる。私がいる限り。覚えてる癖に今日が休みなんじゃないかなと手帳を広げる人もいる。終…

chimu
5か月前

2DK part7【短編小説】

前作を読んでからお読みください。 20.終わり 夏季休暇が終わって大学が始まった。雪乃さんの居ない家は広くて何かが欠けたような感覚だった。講義は何も無かったかのよう…

chimu
5か月前
2

2DK part6【短編小説】

前作を読んでからお読みください 16.墓参り 「ねぇ、一緒に長崎に行って文乃に逢いに行かない?」 そう言い出したのは雪乃さんからだった。 「お父さんがいるから長崎に1…

chimu
5か月前
4

2DK part5【短編小説】

前作を読んでからお読みください 13.1人の家 奈々さんがこの部屋を去ってから半年が経った。奈々さんのいない夏がやってくる。2DKは僕には広すぎて、毎晩友達を呼んで奈々…

chimu
5か月前

日陰

嫌な雨の匂い
溶けた香水の匂い
君が吸ったタバコの匂い

夢が溶けた後の表情
君が笑った表情
君が出ていった表情

隣の芝生は青すぎたんだ
僕らは僕らで良かったんだ
それを言うには遅すぎて
いつも後悔をしてしまう
君が去っていった後の
人生はつまらなくなって
行かないでって泣いたんだ
もう、届かないかもしれないけど

煙が消えたあの夜に
僕らは何かを見つけては
何かを失ったのかもしれない

一緒

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春になりましたね

歌詞とか短小説ばかりあげてるから、ちょっと自分のことでも語ろうかななんて思ったり。

最近暑くなりましたね。
ヒートテックからエアリズムに変える時期でしょうか。

私は今まで双極性障害と診断されてましたが、
反復性鬱病らしいとのことです。
まあ、だからなんなんだって話なんだけど。
双極性障害って躁があるから人間関係を築くのが難しいと言われてますが、じゃあ私は?と思うのです。
大切な人を自分のせいで

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生きる

「今生きること」それが答えになるから
辛い時はこの歌でも聞いてみて
「今生きること」それが道になるから
転んでもいいまた立ち上がって行こう

先生に怒られた帰り道
悲しくて蹴った石ころ
大人になってから分かったこと
叱ってもらえる大切さ

行きたくない仕事だって
気まづい人間関係だって
誰にでもあるから
前を向けなんて明るすぎる言葉は
ちょっと言いづらいけど

「今生きること」それが答えになるから

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プラネタリウム

囲われたように高いビルと
吸い込まれそうな街のネオン
重い期待を背負って出た
この場所は息苦しいかい?

疲れきった君の顔に
疲れきった僕は惹かれた
今夜一緒に飛び出そう
遠くには行けないけど

見上げた空には星はなくて
ああ、全部この街のせいだな
見つけた光はただの電燈で
君は、馬鹿だよねって泣いて笑った

周りが眩しすぎて目には見えないけど
君の探してるものはそれよりもっと輝いてるよ

囲われ

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古本屋

淡い夢を見てた、君との物語
本棚に隠してた愛を
僕は見逃さなかった

甘い夢見たいだ、君との日々は
それでも消えない栞のページを
僕は見逃さなかった

2人とも分かっていた
この物語の結末は
悲しいものになるだなんて
それでも一緒に痛かった

綺麗になった僕を見つけずに
君はあの子を探すだろう
中古になった本を片手に
僕は君を探すだろう
綺麗になった僕を見つけずに
君はそのまま消えるだろう
せめて

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命の循環

命の循環

- ̗̀⚠︎ ̖́-この物語はフィクションです。

大学から一人暮らしを始め、大学2年生になった。サークルには入ってるけど新歓とかあまり興味がないからサボっていた。と言うより、ほぼサークルはサボってた。まあ、鬱病で大学に行けてなかっただけだけど。10月頃久しぶりにサークルに顔を出すと知らない人だらけだった。サークル後ご飯を作るのが面倒臭いから、知らない人たちとご飯を食べた。あまり興味がなかった記

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2DK 追記

追記.永野雪乃
あいる君に愛されたかった。少しだけ愛されて嬉しかった。長い接吻をして時間が経つのが早かった。「知ってる?キスをしてる時は地球の自転がはやいんだよ。」
「そんなことないじゃないですかって言おうとしたけど、そうかもしれませんね。」
あいるくんはそう言った。

あいるくんは私に文乃の話も奈々ちゃんの話もしなかった。するのが嫌だったのかもしれない。知られたくなかったのかもしれない。あいるく

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なんでもないインタビュー

「実は私、飛び降りたんだ。」
足を骨折した彼女が言う
「死にたくて飛び降りたんですか?」
僕が聞く。
「ううん、死のうなんて全く思ってなくてね、というか日曜日に死のうと思ってて、それの予行練習だと思って低いところから飛び降りたの。低いって言っても2階だけど。」
「死ぬ予行練習ですか、、、」
彼女の言葉はよく分からなかった。
「それで、予行練習してなにか気づいたこととかありましたか?」
分からないけ

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罪と罰

ドストエフスキーの描いたラスコーリニコフじゃないんだから、人なんて殺してないないけれど。
人の心を殺してしまった。人が嫌な言動をした。人の約束を破った。それ相応の結果が帰ってきた。
どんなことをしたのかは相手のプライバシーのために隠すとする。多数の相手を不快な思いにさせたのである。謝罪してもしきれないくらい。いや、謝罪なんて聞いてくれないのだろう。そう思う。

僕の居場所はもうない。眠剤を飲んでも

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クソみたいだな

あれじゃないこれじゃないって全てが
嫌になってゴミ箱に捨てた言葉
愛がない恋がないって感情に
文字を付けるのを辞めてしまえ

使い捨てする歌ばっか増えて
なんか生理用品みたいだな
使い古された歌ばっか伸びて
なんかジーパンみたいだな

曲ばっか作っているうちに
いつの間にか曲がってしまった
曲がりなりにもこの世界で
間借りして生きてる

アホみたい子供みたいって全てが
嫌になって消しゴムで消した言

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じゃなかしゃば

じゃなかしゃば

始まりが紡いだ音を
忘れては思い出していく
終わりが描いた結末を
嘆いては受け止めていく
一期一会て言葉じゃ
伝えられないけれど
君と出逢えた奇跡を
感じられたらな

カラスが鳴くカラスが落ちる
突然奪われた日常
猫が舞う猫が踊る
狂ってしまった

君と出逢えた幸せを感じるには遅すぎた
何かを手に入れて失っていく悲しみがあって
君と出逢えた喜びを抱きしめて生きれたらな
憎しみも力に変えて僕は生きて

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消えない夜

消えない夜が今年も訪れる
木々が騒ぎ 風が囁き
貴方の居ない長い夜

消えない夜に願いを叶える人たちが
ふたご座流星群を
探して眺め祈る調べ

僕の声は聞こえますか?
ちょっとフラットがかった
ピアノは沈んでいく

消えない夜に願い事をひとつ
夢で会って言の葉を
伝えに行きたいと謳う

僕の声は届いてますか?
ちょっと壊れかけた私の
歌は沈まないで

貴方に会いたい
死にたい夜に
貴方の便りが届い

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私なんて誰からも望まれていない。
みんな心が疲れて、休みたくても休めない人がいる。私がいる限り。覚えてる癖に今日が休みなんじゃないかなと手帳を広げる人もいる。終わりが来なくてごめんね。私がやってくる限り休めなくてごめんね。

でも、日を照らすこと。それが私の仕事。
私がいるから、子供は目覚めて学校に行く。
私がいるから経済は回っていく。
それが辛いよね。ごめんね。私はやっぱり望まれていない。

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2DK part7【短編小説】

前作を読んでからお読みください。

20.終わり
夏季休暇が終わって大学が始まった。雪乃さんの居ない家は広くて何かが欠けたような感覚だった。講義は何も無かったかのように始まり、季節も何も無かったかのように変わっていく。いや、何かあったから寒くなったのだろうか。
「奈々、入院したけど、退院したってさ」
そうひなのが言ってきた。俺と奈々さんの関係を知っていたかのように。
「なんでお前がそれを俺に言うの

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2DK part6【短編小説】

前作を読んでからお読みください

16.墓参り
「ねぇ、一緒に長崎に行って文乃に逢いに行かない?」
そう言い出したのは雪乃さんからだった。
「お父さんがいるから長崎に1人で行くのが怖くて、一緒に着いてきてくれないかな?」
そう僕に言った。僕は夏季休暇中だったのでそれにのることにした。羽田空港から長崎空港までの間は短かったように感じる。文乃さんのことを思いながら思い出に浸っていたので、もっと余韻に浸

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2DK part5【短編小説】

前作を読んでからお読みください

13.1人の家
奈々さんがこの部屋を去ってから半年が経った。奈々さんのいない夏がやってくる。2DKは僕には広すぎて、毎晩友達を呼んで奈々さんがいない寂しさを埋めていた。奈々さんはあれから意識を取り戻し、今は精神病棟で入院している。もちろん連絡を取る手段もない。奈々さんのための毎日だった。奈々さんに人生を捧げていたと言っては言い過ぎるかもしれないけれど、それ程奈々さ

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