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子ども達のこと

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子ども達のなかにある、心に残ることです。
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いま始めたいこと🧶

いま始めたいこと🧶

とっても良いタイミングで、note公式さんからお知らせがありました。
わたしはこの春から、フェルトマスコットづくりを始めようと思います🧵

GWに息子家族と会うため札幌へ行くのですが、小さなあーちゃんへどんなプレゼントがいいかなぁと考えていたところだったのです。

おもちゃも絵本もたくさんあるし、お洋服も好みがあるだろうし…、そうだ!小さなお手てにジャストサイズのフェルトおもちゃならどうかしら?

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一年生、2日目の雨降りは☔️

一年生、2日目の雨降りは☔️

「雨が振っちゃったかー。しかも雪混じりか😱」

朝起きて最初に思ったことです。

昨日入学式を終えたばかりの小学校では、新一年生がお迎えなしで下校ができるようになるための、コース別の集団下校が始まります。

その初日である今日は、ぜっっったいに、雨が降って欲しくないのです。一年生の担任にとって、365日中最も晴れて欲しい日です。

それが…、雨…。子ども達も先生方も大変です。

どのように大変か

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種

青色のあの子達は種
ほかほかにあったまり
弾ける時を待っている

黄色のあの子達は芽
つんつんと背伸びして
ぐうんと伸びる時にある

赤色のあの子達は蕾
ふうと想いを膨らませ
煌めく花弁よ 開けいざ

北の大地に蒔かれた種は
想いを浴び 愛に温まり
未来を繋ぐ 花へと育つ

それは彼らの生きた証し
この地に蒔いた未来への種

小学生とワイルズとの紅白戦がありました。
たくさんの子ども達と、ワイルズ

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子どもを守り未来へ スポーツ編

子どもを守り未来へ スポーツ編

大谷翔平選手の報道を見るたびに、彼がファイターズにやって来た頃のことを思い出します。

高校生だった大谷選手は今よりもずっと体も細く、現在のご本人と比べれば華奢に思えるほど。
入団し練習が始まる前に大谷選手が行なったのは、体の成長を調べる検査でした。

そこで彼がまだ成長期であることを確認し、骨格の成長が止まり体がしっかりしてくるまで、決して無理をさせないトレーニング計画を立てたのだそうです。

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教室の物語 響き合うこと

教室の物語 響き合うこと

「あー、それね。夏の葬列でしょう?なんとも言えない気持ちになるよね。救われないというか。」

ある日の息子たちとの会話です。
「夏の葬列」とは、中学国語の教科書に載っていたお話。長きにわたって採用されてきた教材なので、世代が違っても家族の共通の話題となることができます。

「あとあれ。ヤママユガの出てくるお話。あれは何年生だったかなあ。なんだかゾワっとするんだ。」

「指を青く染める狐の話はけっこ

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豆まき

豆まき

小さなおてての豆まきは
ひとつずつ ひとおつずつ

 鬼だぞー
 おとうしゃんでしょ?

鬼は外 福はウチ
パラパラパラパラ豆の音🎵
お尻フリフリ歌い出す

 鬼だぞう
 おとうしゃんだもん

鬼のパンツはいいパンツ
つよいぞーつよいぞー🎵
リズムノリノリ踊り出す

幼な子の照らす幸せは

ただ直向きに生きること
ただ そのままに 温かい

リンク隊 出動準備🏒☃️

リンク隊 出動準備🏒☃️

一昨日は横浜で、釧路の夏のような暖かさだったのに、今朝の釧路は雪☃️ この時期には珍しいサラサラ雪が降り続いています。

こうなると長年の習慣で、「さあて、グラウンドリンクの雪踏みはどうするのだろうか。」と思うわけです。

わたしはちょうど5年前。勤務校のリンク隊長を務めていました。スケートリンク造りと維持、学習のカリキュラムなどを提案実行する役目です。

そのリンク造りの始まりは、雪踏みという作

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あったかい

あったかい

仲良しになりたいな

その気持ちが通じたの?

手 つなごうね と

差し出したその指を

瞳を真直ぐ繋いだまま
ぎゅうっと握ったんだね

その強さとその温かさに
心までぎゅっと掴まれた

ありがとう 嬉しかったの

心通じたね あったかいね

ありがたいけど、困ること😅

ありがたいけど、困ること😅

「あれ?先生だったのかい。」

なんとも言えない、複雑な気持ちになった出来事の第一声。それはもう20年も前に遡ります。
分けあって救急車を呼んだ時のことです。

なんと、駆けつけてくださった救急救命士さんが、当時受け持っていた子の、お父さんだったのです😱

救急車を呼ぶくらいなので、体を自分で動かすこともできないほど、へたあ〜となっているわたしを見て発したのが、冒頭の言葉でした。

ご本人はお仕

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証

潤いを無くした白髪は
寒風のなかを駆け回った証

シミの浮き出た焼けた頬は
陽の当たる校庭で躍動した証

目尻に刻まれた深い皺は
愛を携え微笑みかけた証

節の太いかさついた手は
幾度も小さな手をとった証

屈んだような丸い背中は
幼な子に瞳を合わせ続けた証

年老いて小さくなったその姿は
清々と 静かに美しく
わたしの憧れのまま
今もなおこの道を歩み続けています

10歳上の先輩教員と久しぶりに

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はらぺこあおむし🐛

はらぺこあおむし🐛

「はらぺこあおむし」の絵本は、小さな子に大人気ですね。わが家にも、大小和洋様々な絵本がありましたよ♪ 今では孫のKちゃんのものですけどね🤗

小さなKちゃんが大好きなのが、あおむしくんの動くおもちゃ。

「あむし!」と言いながら、うねうね動くあおむしくんを追いかけては、むぎゅっと捕まえています🐛

わたしがプレゼントしたのは、8ヶ月くらいのころですが、今でも大好きです。

そんなこんなで、今日

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ご機嫌ね

ご機嫌ね

まだ肌寒い朝だけど
春コートはいらないし
ジャケットなら軽すぎる

ではストールにしましょうと
夜の空色に桃色の花が咲く
お気に入りをふわりと羽織り

夜の空に赤い小花を散らした
小さな靴を合わせてみたの

小道で行き交う小さな子
お目々を大きく見開いた

ゆっくりと花が咲くように
笑顔が満面に広がっていく

 きれいね

目とお目々が合わさって
あったかい心が繋がった
ほらね ご機嫌の出来上がり

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それは愛

それは愛

出会うことも
知ることも
かけがえのないもので
新しいなにかに
触れることは喜び

未知は楽しい
少し怖いけど

扉の向こう側が知りたい
だから 開けてくぐろう

踏み出すかどうかは
わたしが決める
惑わされるわけにはいかない

大切なものは何か
知っているのなら迷わない

心の真ん中に光ってある

それは

銀糸の器

銀糸の器

悲しみのあまり
怒りに震えるあの子

悲しいのなら
怒るよりも泣いたらいいの

そんなこと 今まで
誰にも言われたことなかったよ

みるみる両目に涙を溜めて
大粒の滴を零した

銀の糸で編んだような
注いでも零れ落ちてしまう
隙間だらけの心の器に
何を注げば溜まるだろう

胸の痛みも知っている
その内側に綺麗な塊りを
抱いているということも
ちゃんと分かっているんだよ

想いの滴を降り注ぎ 注いで

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