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長谷川リョーのマンスリー読書

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月に一度、オススメ本をコメントつきで記録します。 読書の参考にぜひ。
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#選書

#5 『発酵文化人類学』『ピーター・ティール』『紀州のドン・ファン』ほか

#5 『発酵文化人類学』『ピーター・ティール』『紀州のドン・ファン』ほか

今月は海外に行くことも多かったため、移動中にたくさん本を読めました。

1. 『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』(小倉ヒラク)2. 『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』(トーマス・ラッポルト)3. 『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』(野崎幸助)4. 『HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント』(

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#4 『ティール組織』『さよなら未来』『BORN TO RUN』ほか

#4 『ティール組織』『さよなら未来』『BORN TO RUN』ほか

今月はたくさんの特別な本たちに出逢うことができました。
さっそくご紹介します。

1. 『ティール組織——マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(フレデリック・ラルー)こちらのnoteでも触れたように、小さい組織ながらメンバーが増えているなか、チームアップについては僕も試行錯誤の最中。
NewsPicksの連載「イノヴェーターズ・トーク」にて取り上げていただいた、「パラレル親方」はその一つの

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#3 『江副浩正』『AIとBI』『ゆっくり、いそげ』ほか

#3 『江副浩正』『AIとBI』『ゆっくり、いそげ』ほか

前半は仕事でバタバタだったのですが、後半は海外に行ったりもしていて、移動中に少し時間があったので本読めました。

1. 『江副浩正』(馬場マコト、土屋洋)2. 『AIとBIはいかに人間を変えるのか』(波頭亮)ディストピアに向かわないために不可欠なのが、AIが生み出した富を「再分配」することである。そしてこれまで検討・解説してきたように、再分配施策の中で最も民主主義的かつ経済合理的ななのがBIなので

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#2 『反脆弱性』『シャンタラム』『人間不平等起源論』ほか

#2 『反脆弱性』『シャンタラム』『人間不平等起源論』ほか

はい、第二回目やっていきますよ〜〜〜。

1. 『反脆弱性[上]——不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』(ナシーム・ニコラス・タレブ)これはたしか、メルカリの山田さんが薦められているのを目にして、読んだ一冊。

いやー、期待以上でした。いわゆる思考体系に揺さぶりをかけられる一冊で、行動経済学っぽい目から鱗な物事の見方が詰め込まれています。

①オプション性を探すこと。もっといえば、オプション性に

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#1 『デジタル・ゴールド』『社会はなぜ左と右にわかれるのか』『GIVE&TAKE』ほか

#1 『デジタル・ゴールド』『社会はなぜ左と右にわかれるのか』『GIVE&TAKE』ほか

数人の友人からいただいたリクエストにお応えし、月1更新のオススメ読書マガジンを開始いたします!(だいたい5〜10冊程度になるかと)

ただ、作業カロリーが怖いので、基本的に自分のツイート+補足コメントで運営していければと思います。

ちなみに2017年に読んだ本から選んだベスト3は下記から。

では、早速!1月に読んだ本のなかからオススメを。

1. 『デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知ら

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