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会社という後ろ盾〜身一つで自分の価値を証明すること〜

先日、帰省して父と叔父と話していた時の気づきを
いくつか書き留めておきたいことがあるので、
そのまま記事とします。

皆さん自身、自分の今の立場や価値について
どのように感じていますか?

例えば、会社勤めの方であれば、

・給与ランク
・役職ランク
・配属先
・部下の数
・経営参画権の有無 など

こういったものが会社における自分を社内外に
示す1つの立場であり、かつ自分の価値が可視化
されたものとして捉えることもできます。

上記に掲げたものを得たり、少しでも高めたり、
日々仕事を励まれている方も多いと思います。

私も現在会社勤めの身なので、もちろん昇給には
こだわって取り組んできました。

しかし、父と叔父と話していたことで、

その価値はいかなる場合も保たれる価値なのか

という点を考えさせられました。

例えば、上記の役職ランクであれば、

支店長、部長、課長など企業の役職序列で言えば
お偉いランクの方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、話していたことは、

企業がそこに存在するから保たれる価値だ

ということです。
会社がなくなればその「役職」という価値は
無価値になります。


そのため、名刺の肩書きもなし、襟章のバッジも
なし、身一つの状態になったとき、後ろ盾もない
「自分」という単体でどれだけの価値があるのか。

身包みを剥がされた裸の状態でどれだけの価値が
自分にあるのかということです。


そして、この部分が自分が人生の進路をまた1つ
決断するにあたって、重きを置いているポイント
なのかとも感じました。

生まれてから22年間で自営業の父を見てきて、
5年間で自らサラリーマンを体感して、
自営業も会社員もどちらも見てきました。

もちろんこのまま会社勤めを続ければ、
間違いなく安定です。
何が安定か知りませんが(笑)

一部上場グループで今の給料も役職も
福利厚生も申し分のないものです。

本当に良い会社で働かせてもらってると心から
思いますし、感謝しています。


しかし、この今の環境を捨ててまで、独立して
自分の手で稼いでいくことにチャレンジをしたい
と気持ちを動かしているものは何かと考えた時に、

いかなる場合もそこにあり続ける自分自身の価値

これを高めたいのではないかなと思いました。

会社勤めでこの価値が高められないということを
言っているのではありません。

より高められるのはどちらなのかと考えた時に、
自分が自営業の方が高められるのではといった
ただの選択の1つの話であり主観です。

中小零細企業の経営者は経営、人事、労務、経理、
プレーヤーなどすべてをこなして企業を大きく、
存続させていくことが使命の1つです。

これはとても苦しい時間も待ち受けてると思い
ます。

しかし、私個人としてはここにこそ、自分自身の
価値を高められる勉強の全てが詰まっていると
考えています。

経営からプレーヤーまで関わることで得られる
経験は、人の数倍を人生で経験するはずです。
だからこそ、自ら語る言葉の裏付けになります。

やっているからこそ人に語れるものがある。
そのようなものを増やしたいし、人に伝えて
いける存在でありたいです。
伝えられるから、逆に教えを乞うこともできます。

アウトプットなしでインプットなしです。

過去記事でもご紹介しましたが、
情報は発信するところに集まります。

また、出会う人の属性や年齢も幅が広く、
より多くの方と関わることができると思って
います。

何がいいかは人それぞれですし、正解はあり
ません。
しかし、最後死ぬ時に自分の人生に後悔がない
選択をするならば、

やらない後悔よりやる後悔

だと思いましたので、少しでもやりたい気持ち
があるならば挑戦すべきだと思いました。

また、私が父や母に育ててきてもらったように、
自分が家族を持った時に同じことをしてやれる
のはどちらかと考えました。

「経営者」と「父」の2つの背中を見てきて、
自分の中で同じ道を歩んで、同じことができる
ようになりたい、超えたいといつしか考えていた
のだと思います。


父にも母にも言われ、かつ先日出席したセミナー
でも言われたことですが、

「本当に腹を括れているのか」
「失う覚悟ができているのか」


この2点を最終この数ヶ月で考え、自分の覚悟を
再確認していきたいと思います。

何のために独立するのか

折れない自分の根底にある「目的意識」を
再度確認して、独立という1つの目標をしっかり
腹の括れた状態にしていきたいと思います。

目的と目標については過去記事も参考ください。


自分の身一つで価値ある存在なれるよう引き続き
頑張っていきます。

それでは。

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