重森 大

キャンピングカーを相棒に、自分のアシで日本を見て回っています。地方×IT、地方×IT×…

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キャンピングカーを相棒に、自分のアシで日本を見て回っています。地方×IT、地方×IT×somethingなネタを収拾しています。

マガジン

  • 長野からSaaS愛を説く井領さんから学んだこと

    長野県上田市で「つづく」という会社を経営する井領さんに会い、話をして考えたことを、まとめておきました。

  • 胆石で入院しました

    取材旅行先で急な腹痛、救急外来を経て緊急入院しました。その経緯とその後の話をまとめていきます。

  • はじめにお読みください

    私が自腹で地方取材をする理由

  • 鮫とオオタニと私

    ここ数年の私の心の支えとなってくれているJAWS-UGのこと、大谷さんのこと。そして私のこと。それらについて、いまの想いをまとめてみました。

  • 東京取材

    東京で取材することもあります。

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多くの人が、「自分がされていやなことを、人にしてはいけない」と教わったのではないでしょうか。最近、この言葉の呪いについて考えています。 あなたのいやと、わたしの…

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個人主義社会におけるヒューマニズムの敗北

何かを書かねばと思った。 いま、私は何かを書いておくべきだと。そしてその何かは、正しく私が書くべきものでなければならない。 そう、例えば----個人主義社会における…

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オンラインイベント取材を考える

最初に、言い訳をしておきます。これは昨今の流れである、イベントのオンライン化を否定するものではありません。取材し、メディアに記事を寄せるライターという視点から見…

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オーストラリアでレンタカーを借りてみた話(1) 出国前の準備

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ジャカランダを見たいという母についていくことに

大人になってから、海外旅行になんか行ったことはなかった。そんな私がオーストラリアに行くことになった、その理由は母にあった。母は、桜が大好き。有名な桜が見頃と聞けば、片道500キロくらいならクルマを走らせた。京都の桜を見に、東京から日帰りでクルマを走らせたこともあった。そんな母が近年話題にしていたのが、ジャカランダという花だった。日本における桜のよう

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17万円で始めるキャンピングカー生活(1)

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ここ数年キャンピングカーから離れていましたが、想定外のできごとによって、またキャンピングカーを所有することになりました。じゃあ「始める」じゃないでしょ? というところなんですが、そこはまあ色々ありまして。

運転免許保有者が増えたのでクルマも増やしたい

昨年(2023年)、子どもたちが運転免許を取得しました。家族は4人、そのうち運転免許保有者は4人、クルマは2台。次男がバイトや通学にもクルマを使

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おかえり、iPad Pro 12.9

第1期:私の取材用端末として

2016年の初旬、iPad Pro 12.9(1gen)を購入した。キーボードカバーやロジクールのキーボードなどと組み合わせて、取材時のメインマシンとして活用した。取材のお供としては次のような特長を持ついい環境だった。

この頃からOffice 365(現 Microsoft 365)のiPad用アプリが良くなって、iPadでの文章編集がやりやすくなった

12.9

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私はいまだにアナログとデジタルの狭間に

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2021年の11月に、こんな投稿をした。

思ったより多くの方に読まれて、サイボウズの青野社長もツイートしてくださるなど反響をいただいた。

「これからどうすればいいのか 見当もつかない」

そう書いてから1年。私は今も、保育園の手伝いをしている。現場はいまだに紙束の山だ。しかし、マインドは少しずつ変わりつつあると感じる。

社長が、ITサービスに興味を持つようになった

社長本人は、いまだにAn

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オーストラリアでレンタカーを借りてみた話(4) シドニーも走ってみればなんとかなる

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借りて走り出すまでは、かなりビビっていた

ウルルは周囲が広く、道路も広く、大柄のクルマでも自由に走り回ることができた。しかしシドニー市内は……初日のタクシー、ウルルから戻って乗ったUberのいずれも荒い運転だったし、道路を行き交うクルマの多くは車間距離を詰めて走っていた。こわいって。素直に。

観光しながら、シドニー ダウンタウン営業所へ

ホテルから、ハーツレンタカー シドニーダウンタウン 営

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オーストラリアでレンタカーを借りてみた話(3) ミステリーカーでウルルを堪能

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エアーズロック空港のレンタカーカウンターにて

シドニーを散策した翌日、オーストラリア国内線でエアーズロック空港に飛んだ。なーんにもない空港だった。

ところで「ウルル」と「エアーズロック」という表記が混在しているが、これは本質的には同じものを指す。先住民であるアボリジニの呼び方が「ウルル」であり、後にオーストラリアに入植した西洋人による呼び名が「エアーズロック」である。空港の名前はエアーズロック

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オーストラリアでレンタカーを借りてみた話(2) シドニーでタクシーに乗ってビビる

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ホテルからのタクシー、どうしようかな

シドニー空港に着いて、ホテルまでのアシにちょっと悩んだ。Uberという手があるが、使ったことがない。他のタクシーアプリもいくつか見てみたが、オーストラリアの電話番号がないためかうまく登録できない。

タクシー乗り場に行けばタクシーが並んでるでしょって思うかもしれないけど……大人になって初めての海外、英語の自信もない、運転手に目的地を伝えたりする自信もない。な

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ある鬱闘病者の1日、1週間

ある鬱闘病者の1日、1週間

さて、おはようございます。今日は、ずっと書こうと思っていたことを書いてみます。それは、鬱病によって私の生活がどのように変わってしまったかということです。

あくまで私の例です。鬱病と闘いながら生活している人がみんなこうだという話ではありません。逆に眠れない人や、過活動になる人もいます。一般的な社会人と同じペースで活動できない人がいる、という一例だと思ってください。

鬱発症以前の1日

私は、どち

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AliExpressで363円のスマートウォッチを買ってみた!

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スマートウォッチってあるじゃないですか。我が家でも愛用者が増えてるんですよ。私はApple Watch series5とOMRON HeartGuideを、妻と次男はXaomi mi band 5を使っています。

でね、先日ふと思ったのですよ。失敗しない製品選定しかしていないから、幸せなスマートウォッチライフを過ごしているのだけど、本当にそれでいいのか!?って。

それはそうと、私はWishやA

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未来に向けた撤退戦がはじまった

未来に向けた撤退戦がはじまった

増えてきた私たち

2001年、私は結婚しました。
結婚からほどなく妻は妊娠し、2002年には長男に恵まれました。
2005年、次男が家族に加わりました。
ふたりの子どもが大きくなって、2018年に犬を迎え入れました。

夫婦2人から、子どもが生まれて3人に。
親子3人から、子どもが増えて4人に。
小さかった子どもたちは、どんどん大きくなって妻の背を抜くほどに。
犬が家族に加わり、笑顔がさらにふえ

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されたくないことを、する勇気

されたくないことを、する勇気

多くの人が、「自分がされていやなことを、人にしてはいけない」と教わったのではないでしょうか。最近、この言葉の呪いについて考えています。

あなたのいやと、わたしのいやは、同じなの?

 冒頭に書いた言葉の真意は、「他人に迷惑をかけないように」ということだと思います。何を当たり前のことをと思うかもしれませんが、この真意と冒頭の言葉が、いまは遠く離れてしまっているように思えるのです。

 「自分がされ

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1段落目本文はこのように表示されます。この本文はサンプルです。本文はこのように表示されます。この本文はサンプルです。本文はこのように表示されます。この本文はサンプルです。本文はこのように表示されます。この本文はサンプルです。本文はこのように表示されます。
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田舎民になって、サイボウズデイズを楽しめなくなった

田舎民になって、サイボウズデイズを楽しめなくなった

えっとね、タイトルの直後だけど少し追記するよ。
田舎に住んでいたらサイボウズデイズを楽しめない訳じゃない。
田舎に住んでいたら先進的な働き方ができない訳でもない。

実際、地方の小規模企業でイケてるところをいっぱい知っている。取材したり、飲みながら話を聞いたりしてきた。

でも、そんなところばかりじゃない。
そんなところを選べる人ばかりじゃない。

ライター業が、つまんなくなったもうね、きっかけは

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個人主義社会におけるヒューマニズムの敗北

個人主義社会におけるヒューマニズムの敗北

何かを書かねばと思った。

いま、私は何かを書いておくべきだと。そしてその何かは、正しく私が書くべきものでなければならない。

そう、例えば----個人主義社会におけるヒューマニズムの敗北。

ただ単に思いついた言葉だ。意味はまだない。でも、何かすごいことが書けそうな雰囲気だけは感じる。ポテンシャルの高さ、エネルギーの大きさ、この題名にはそれらが備わっている。

社会は主義を定めあぐね、判断は民衆

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ワーケーションができなくて

ワーケーションができなくて

やってみたけど、うまくいかないんだ ワーケーションというものが、しばらく前からはやっている。リモートワークとの相性もよく、2020年の新型コロナウイルス感染拡大に合わせ、盛り上がりを見せた。

 クルマを走らせて地方取材をする私にも、「ワーケーションについて記事書いてくれれば載せるよ」というお声がかかった。そんな訳で、地方取材のついでにご飯が美味しそうな宿にも泊まってみた。ところが、一向にワーケー

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オンラインイベント取材を考える

オンラインイベント取材を考える

最初に、言い訳をしておきます。これは昨今の流れである、イベントのオンライン化を否定するものではありません。取材し、メディアに記事を寄せるライターという視点から見て、オンラインイベントとオフラインイベントにどのような違いがあるのか考察するものです。私個人の「好き・嫌い」はどうしても入ってきますが、「良し・悪し」を論ずる意図はまったくありません。

そもそもオフラインイベントのとき、私は何をしていたの

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