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2019.4.1~2019.12.31 8ヶ月間のハガキ職人
以前、ハガキ職人をやっておりました。それは20歳のときでした。正確には、ハガキ職人と呼べるのかどうかもわかりません。8ヶ月というあまりにも短命な活動だったからです。パッと現れてパッと消えました。ハガキ職人の一発屋です。もうだいぶ前のことですし、ニッポン放送にしか投稿してなかったので、ラジオネームを覚えている人も少ないでしょう。「切断面からこんにちは」という名前でやっていました。最初はchelmic
もっとみる捨てて後悔しているもの
申し訳ないんだけど、小さい頃の俺頭が良かったのよ。うん。いや、本当に賢かったから。もちろん、勉強ができるという意味ではなく。頭の良いみなさんならそれくらいのことわかるでしょ。全ての事象に対して何かを感じ取り、それを瞬時に言葉にできたわけ。感受性が豊かだったわけ。
まあ、その分、苦しいこともたくさんあったよ。具体的に何がとは言わないけれど。うそうそ。辛すぎて全部記憶から消したわ。
俺には兄弟がい
はみ出した人間の受け皿、伊勢佐木町
関内駅の海側には歴史を感じさせる建物がある。おしゃれで綺麗な街並みが続いて、国土交通省の『都市景観100選』にも選ばれているらしい。
そんな場所とは、駅を挟んで反対側にある、まるできちんと分別がされていないゴミ溜めのような街、伊勢佐木町。
ひどい言いようだが、僕はこの街が大好きだ。
なぜなら、とても居心地がいいから。
幼稚園を卒業すると同時に、両親は離婚し、僕は母と一緒に暮らすことになった
蹴りたい背中があるから蹴られなかった僕たちが鮮明になった
学校に居場所がなかったから3時間目の授業が終わったら人足先に弁当を食べて昼休みは学校の周りを走っていた。ダイエットだと自分に言い聞かせて。高校の頃の俺って周りにどうも思われてなかったのかな。蹴りたい背中を読んだ同級生が俺のことを思い出してくれたらな。誰かのきおくの一部でありたいなと思った。
やっぱり物語の1つの理想として想像力を総動員してこの世のない存在や現象に説得力を持たせるというものがあると