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#140字小説『肝をヒヤシンス』/お題:求婚の日/Xへポスト1/27

2024年1月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『肝をヒヤシンス』

放課後、美人教員が大慌てで実家へ連絡。
「すぐ求婚が必要なのに」
親からしつこく見合いを勧められてると言ってたな。
「先生、僕とけっ…」
「もしもし。ヒヤシンス、明日に配達変更できる?」
ホッとした様子で電話を切った。
「実家の園芸店への注文の日付間違えてて……」
球根ね。肝を冷やした。

2024年1月27日作

◆1月27日は「求婚の日」なので
 自主お題として創作しました。

1883(明治16)年1月27日、日本で初めて新聞に求婚公告が掲載されたこと
に由来しているそうです。
求婚広告は、中尾勝三郎という人によって、伊勢新聞および三重日報に掲載
されたらしいですよ。
なかなか粋なことをする方ですよね。

定期的に書きたい欲がムクムクと湧き出てしまう、ダジャレ系コメディー。
タイトルしかり、小説というより「こばなし」が近いかもしれませんね。
小噺、小咄と言えるほど気がきいていないので、自称こばなし。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆2023年に「求婚の日」で創作した140字小説『合格通知をもらうまで』
 含む、6作品まとめ記事です。
 1話につき30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

はじめましての方へ……プロフィール記事はこちら。 ↓


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