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散文『桜色』(シロクマ文芸部)
桜色の紙吹雪が部屋中に舞った。
箱の底にバネが仕込んである。びっくり箱になっていた。
「桜を見たい」とわがままを無理を言った私に日本から送ってくれたみたい。
「こっちの桜が咲くまで待ちきれなくて、作っちゃった」と友人。
送り状を確認すると「桜在中」だなんて、ふざけてるね。
「ちゃんと桜に見えたでしょ?」
「うん、見えた見えた」
「でしょでしょ」
画面に映る友人は得意げにハサミを動かしていた。
こ
『三日月ファストパス』(毎週ショートショートnote)
国内・国外だけに留まらず
科学の進歩によって月への旅行が低コストで行けるようになり
ハネムーンは月と相場が決まっていた。
「困ったな、月には行きたいが、予約がいっぱいらしい」
「残念だわ、せっかくのお休みを取ったのに」
そこに現れたうさぎ耳をつけた少年。
「お客様、こちらはいかがでしょう?」
目の前には大きな三日月型の滑り台。
「子供の遊具で遊んでいる暇はないの」
「こちら『三日月ファストパス
ショートショート『アイドル』
私は”アイドル”を演じています。
みなさんがお金を払い、会いに来てくれる理由は
私が”アイドル”という特別な役割を担っているからです。
実際のところ、私にお金を払ってまで会いにくる価値があるのでしょうか。
最近ではファンと親密な関係になったアイドルが、不特定多数の人間から批判を受けることがあるらしいのです。
アイドルとは純潔であるべき存在なのです。
親密な関係になったファンは、アイドルと繋がるこ
ピンときたからアサピン(朝倉康心)さんに会うことにした
コメダから始める休日長いするつもり満々でたっぷりサイズを注文する。
執筆したり、読書したりで2時間ほど。
滞在時間が2時間として
640円÷2時間=1時間320円
フカフカのソファで作業できる
コーヒー飲める
モーニングもついてくる
雑誌も読める
とか考えるとコメダって神だな(語彙力)
久しぶりに麻雀をしようと最近は知人との月1セットしか
打つこともなくなったけど。
せっかくなのでお
『いま、ここに集中する』
特に仕事終わりとか、ものすごく疲れている時は
ごはん中にyoutubeを見てしまう。
あんまり良くないとわかっていても。
「いただきます」と身体で示しているけど
態度・気持ちでもちゃんと示せているか。
『いま、ここ』に集中したい。
ごはんをしっかり味わいたい。
自分もなんだけど
外歩くときはいつもイヤホンしてる。
音楽を聴きながら……
それよりも耳での学習が多いかな。
歩くことに集中し
静岡へ日帰り旅行に行った話
確定申告を終えて確定申告を済ませたお祝いで
妻が旅行に連れてってくれました。
熱海で休憩6時30分頃に東京駅を出発して
8時30分過ぎに熱海へ到着しました。
事前に妻が行きたいパン屋をチェックしていました。
朝からイートイン可能のお店は少ないようで
そこそこに混んでいました。
静岡についたら妻とは解散
帰りの時間までは別行動でした。
サウナの聖地・しきじ静岡駅南口からバスで15分ほど。
ショートショート『かさないじぞう』(毎週ショートショートnote)
むかしむかし、笠売りのおじいさんがいました。
雪をかぶったお地蔵様を見つけたおじいさんは
下心から売れのこりの笠をかぶせてあげました。
「かさじぞう」という物語を知っていたからです。
その晩のことです。
おじいさんとおばあさんが散らかった部屋で眠っていると
何やら物音が聞こえてきました。
「よしよし、米俵が小判などを置いてくれるのかな」
おじいさんは寝たふりをして待っていました。
起きてみると
ショートショート『地下鉄〜同じ方向〜』
改札を出た、JRの改札だ。俺が住んでいるあの田舎と今いるこの都会が同じ日本だということを不思議に思っていたが、特急に乗って外の景色を見ていたら、だんだんビルの数や高さが変化していったので、なんとなく一続きの土地なのだと理解できた。
とにかく都会は人が多い、どこにいても人、人、人…数えきれないほどの人が、それぞれ思い思いの方向に進んでいくので、上手ぶつからないように歩くことがとても大変だった。俺は
BOOK HOTEL 神保町に泊まってみた
素敵なお店を発見「神保町で本に囲まれて働きたい」と考えながら
歩き回った帰り、偶然にも素敵なお店を発見した。
「ちょっと働いてみたいかも」と思う。
思い立って当日予約 「もし働くならば、一度泊まってみよう!」と
お店を知った翌朝に当日予約をする。
チェックイン1階はフロント
スタッフさんオススメの本
喫茶、お酒などに関する本
「おっ、この人とは趣味が合いそう!」
とか見てるだけで楽しかった。
原宿のデザフェスギャラリーで見た作品をあげていく
知人の展示を見に行ったついでに
他のブースも見てきました。
※撮影OKのブースのみです。
切り絵師の使える武器が多すぎて万年筆のインクを染み込ませた紙をカッターで切る。
この方、何がすごいって。
ファイルに名刺サイズのカードを入れてて
全てに色の名前を書いてた(その色のインク使って)
余裕で100を超えてたんだけど…….
それだけの色を把握している・使いこなしているってことだよね。
小説家