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問いへの答えを探して
住宅系情報誌の編集として、5年半。同テーマのweb会社に移って、コンテンツ担当として1年。決して短くない期間、「編集」の仕事をしてきた。けれどずっと、どこか自信が持てなかった。
「自分は本当に、“編集者”と呼ばれるに足る人間なのか?」
もう1つ、ずっと抱えているモヤモヤがあった。編集や企画職といえば、昼も夜もなく企画にすべてを投じて邁進しつづけるイメージ。一方の自分は、子ども2人育児中の時短勤
フルスイングで空振りできるここちよさ
編集スパルタ塾とは、
若者が新しき自分を発見できる場でもあれば、
年寄りが若き日の自分を取り戻せる場でもある。
40歳になった私が若者達で一杯であろう編集スパルタ塾に申し込んだのは、もう一度「スパルタ」されたかったからだ。30歳を過ぎると本気のダメ出しをくらう機会はぐっと少なくなる。40歳になると皆無と言っても過言ではない。
それだけ自分が成長したのであれば良いのだが、そうではない。目上の人に
第4期脱落塾生による現在、脱落しかけてる塾生へ送るメモ
このタイトルでわざわざページを開いた塾生の皆さん。
今、ツライですか?課題が出せてないですか?講義に参加出来ていないですか?
私も通期にかけて、課題を出せたのが2回。発表したのは1回。という紛れも無い脱落塾生でした。全24回中ゲスト講師の回は12回もあったのに。
他の塾生が眩しくて恥ずかしくて、一度も飲み会に出られませんでした。
※「全然出席出来てないけど、編集界隈の人と話したいから飲み会
菅付雅信の編集スパルタ塾 脱落者レポ
転職してから2年が経ち、いよいよ社会人歴も5年目に突入した。長崎に住んでいた期間より、東京での社会人歴の方が長くなった。「コンテンツを作りたかった」という退職エントリを自分のブログで書いてから9ヶ月後、異動・職種の変更があり、現在はもはや編集者という肩書は綺麗に消え去っている。しかし昨年度は「文章」という型にとらわれない「編集」を学んだ1年だった。
この1年間、菅付雅信の編集スパルタ塾(第
これから何をしていくのか、考えていく場所
企画の仕事がしたい。プランナーに興味がある。販促会社に新卒で入社し営業として3年目。いろいろと焦り始めてきたタイミングで、会社の先輩からスパルタ塾を教えていただいた。
編集や企画について学べるならもうこれしかないと思い、特に何も調べずに申し込み支払いを済ませてからスパルタ塾のことや卒業生の講義ブログを調べた。やばい、めちゃくちゃ大変なところかもしれない…。初回の講義に行くまで申し込んだことを後悔
編集スパルタ塾を終えて
編集スパルタ塾を終えて
これまでの受講生も記していますが、編集スパルタ塾は、編集のあれこれを1から学べる場ではありません。
かといって、編集経験者しか受講できないということはありません。
募集要項にそんなことは一言も書いてありませんし、僕自身、編集未経験の市役所の介護保険課の職員です。
「少しでも引っかかる人は、是非受講を」
編集スパルタ塾に関心があると言う方は、現状に満足せず、何かしら
何者でもない自分を知り、超える。
1年間のスパルタ塾を完走した。
1杯のコーヒーで何時間も粘った週末のカフェ。
自分の頭の中を整理するために殴り書きされたノート。
企画の調査を不意にしてしまう友人との飲み会。
不器用な分、人よりも時間も労力もかかったかもしれない。
しかし、どの課題も提出して、どの講義にも参加して、1年間を乗り越えることができた。
***
「企画をする仕事がしたい!」と思って入社した広告会社。
しか
編集を志さなかった人に
(異業種で入塾するかを迷っている人の為に)
昔、本屋で『数学を志す人に』岡潔(著)という本を見かけ、あまりのタイトルに立ち読みを始めた事があった。自分がこの歳になって数学者になりたい、と思うことはない。日本全国でも数学を志す人はごく僅かだろう。このタイトルで売り出そうとした編集者の思いや、この本の中にある自分に全く縁のない世界を見てみたい、と軽い気持ちで手にとったけれど、しまいにはレジへと運んで
映画のような一年でした。
この文章を誰にめがけて書こうかな〜と考えていた時、そういえばちょうど1年前の今頃、編集スパルタ塾3期生の方のnote記事を読みながら、4期の申し込みボタンを押すか否か悩んでいたことを思い出しました。(ぶっちゃけ申込みしてからも第一回の授業終了後まで通うかどうか悩んでいました)
なので、その時の自分に、若しくは、その時の自分のような人が若しいらっしゃったら、その方に向けて。価値観は様々ですが、13
自分の欠点が自然と浮き彫りになる12ヶ月
2016年4月から編集スパルタ塾へ通い始め、自分的にこれは事件だと思ったことがある。それは塾長である菅付雅信さんに、2週間に1度会い、企画をみせて、意見をいただくという日々だ。
菅付さんと言えば、「はじめての編集」の著者。
初めてこの本を読んだとき、世の中はとても自由だということ、そして編集は身近にあり、力強さを持つこと。その豊かさみたいなものにドキドキしたのを覚えている。
編集者の先輩達も
『文藝春秋』編集局長ゲスト回はこんな感じ
このノートは未来の受講生だけではなく一緒に受講していた方にも役立てられたらいいなと思っている。講座全体の話や心構えについてなんかは他の方が書いているのでそちらを見ていただきたい。僕は編集スパルタ塾に関して新しい試みをしようと、飲み会明けの朝に歩きながらiPhoneで文字を打っている。
『文藝春秋』の編集局長である鈴木洋嗣さんがゲストとしていらっしゃった会で他の方の発表を聞きながら、ふむふむ、ここ
滑走路を走っているだけでは、もうダメなんだ
「あなたのプレゼンは、滑走路を走り続けているんだけれど、決して飛ばない飛行機のよう。前段の分析やまとめ方がよかったとしても、何かを提案しなければ、意味がない。企画には『ジャンプ力』が必要なんだ」。
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スパルタ塾、課題2回目。ようやく発表にこぎつけたその日、菅付さんからの講評で、頭のなかには「?(ハテナ)」があふれていた。
自分には足りていない、と気づきながらも、見ないフリをしてきたもの
ここは思い出作りの場所ではない
たくさんのゲスト講師による様々な課題。
色々と努力や工夫をした日々。
菅付さんからの心のこもった厳しい言葉の数々。
受講レポートを書くにあたり、そんな思い出に浸りながら、
この数日間、ずっとPCやスマホに向き合っていました。
そろそろアップしなくては、
ということで最後の詰めをしていたのだけど、どうしてもしっくりこないのです。
そしてさっき、この数日かけて書いたものを、全て消しま