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スキマインタビュー

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「好き!」でスキマじかんを埋めちゃってる人に聞いていく、 「スキマインタビュー」。 そこから垣間見える人生をのぞかせてもらいにいきます。
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「ドラッグやってる人の見える景色に興味があって」

「ドラッグやってる人の見える景色に興味があって」

ちょっと嬉しい話。
cakesクリエイターコンテスト、一次選考に残りました。
178人のうちのひとりではありますが。9396点の応募があったようです。
ほそぼそと、ゆっくりと、じっくりと続けてきたスキマインタビューを読んでいただけたということ、それ自体がもううれしい。

「絵はんこ作家」という肩書きながら、色々な人の話を一対一で聞いてインタビューしたい。それを文章やはんこ、イラストにしてまとめて記

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「タイタイ病」を広めちゃうひと(後編)
ーOKKO YOKKO

「タイタイ病」を広めちゃうひと(後編) ーOKKO YOKKO

偶然行き着いたタイのエネルギーに衝撃を受け、あっという間にタイにどハマりし、OKKO YOKKOを立ち上げた神田陽子さん。そんな「タイタイ病」にかかったよっこさんの仕事は、どのように広がっていったのでしょうか?

前編はこちらから。

ネットショップをはじめれば売れると思っていたのに…ーOKKO YOKKOとして活動をはじめたのはいつから?

日本に帰って来てから、タイ関係の仕事を経て、元々働いて

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「タイタイ病」を広めちゃうひと(前編)ーOKKO YOKKO

「タイタイ病」を広めちゃうひと(前編)ーOKKO YOKKO

「タイタイ病」…
ーそれはタイという国に取り憑かれたようにハマる人たちのことをいうらしい…。

スキマインタビュー第六弾は、「OKKO YOKKO」(オッコヨッコ)の屋号で、春夏はタイのハンドメイド品、秋冬はイランのおばあちゃんの手編み靴下を販売する、神田陽子さん。(愛称:よっこさん)
実店舗は持たず、各地のイベントやインターネットなどで商品を販売されています。

一度、ある期間限定ショップにお互

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予告:「タイタイ病」を広めちゃうひと

予告:「タイタイ病」を広めちゃうひと

「タイタイ病」をご存知ですか?

それは、タイという国へ流れ着き、タイにすっかり魅せられ、どハマりしてタイのことばかりつい考えてしまうこと…。

そう、それは「恋の病」とやらと似たものなのではないでしょうか。

今回インタビューしたのは、OKKO YOKKO(オッコヨッコ)の神田陽子さん。OKKO YOKKOは、タイのハンドメイド雑貨と、イランのおばあちゃんが手編みした靴下を扱う雑貨店で、よっこさ

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スキマインタビュー総まとめ 5編

スキマインタビュー総まとめ 5編

こんにちは。「スキマじかん研究所」を書いております、絵はんこ作家のあまのさくやと申します。

日常の中で、ふとした時間に現れる「スキマじかん」。通勤電車の間。友達と待ち合わせの間。ぽっかりと空いたおやすみ。寝起きのぼんやりとした布団の中。日々の中にちょっとしたスキマじかんってありませんか。

きっかけや宝物がつまっている「スキマじかん」私にとって、いま、はんこを彫ることは仕事でありますが、元々は仕

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The illustrator who has been fascinated in “shapes” of Tokyo

The illustrator who has been fascinated in “shapes” of Tokyo

*本記事は、下記記事の英語版です。日本語版はこちらまで。

Foreigner working in Japan? And freelance?? Wow, that sounds like a challenge. So, there should be several reason to reach here. Let's hear the process from him.

Andrew

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東京の「形」に魅せられたイラストレーター(後編)

東京の「形」に魅せられたイラストレーター(後編)

大学に入学する前に5年間の放浪旅のなかで、偶然日本に漂着した、イギリス出身のアンドリューさん。その後日本に移住し、日本での仕事も開拓していきます。

インタビュー前編はこちら。

(※本記事の挿画は、「The Tokyoiter」部分以外すべてアンドリュージョイスさんによるものです)

さて、冒頭でもちらっと触れたのですが、アンドリューさんと私との出会いはあるコーヒースタンド。そして今回インタビュ

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東京の「形」に魅せられたイラストレーター(前編)

東京の「形」に魅せられたイラストレーター(前編)

*The English version of this article can be found here.

海外から日本にきて、仕事をする。しかもフリーランスで。それは誰にでもできるようなことではない。その国に住んで、働こうと思うまでにはそれなりの経緯があるはず。

数年前、お互いに行きつけのカフェでひょんなことから知り合ったイギリス人のアンドリューさんに、改めてゆっくり話を聞いてみたいと思

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予告:東京の「形」に魅せられたイラストレーター

予告:東京の「形」に魅せられたイラストレーター

ゴールデンウィーク、明けましたね。早々の雨天曇天ですが、みなみなさまご無事ですか?明け初日くらいはあまり無理せず、ほどほどにして切り上げたいところですね〜。

さてさて、スキマじかんを「好き!」で埋め尽くしている人たちに聴く、スキマインタビュー第5弾のお相手は…日本在住、イギリス出身のイラストレーター、Andrew Joyce(アンドリュージョイス)さん。

アンドリューさんは日本にいながら、日本

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スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(後編)

スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(後編)

さて前編では、栗林すみれさんの「グランドピアノの夢」という原点と、自分らしさを探っていく過程にあった、少し辛かった日々についても聞いてきました。前編は以下の記事をどうぞ。

「グランドピアノを弾きたかった」から音楽の高校を選んだ彼女。

グランドピアノの夢は、夢のままなのでしょうか?

実は、2016年に、自宅に、念願だったグランドピアノを…買いました!

2016年に、自宅に、念願のグランドピア

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スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(前編)

スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(前編)

今回インタビューしたのは、ピアニストであり作曲家である、栗林すみれさん。いや、ここはあえて、すみれちゃん、と呼ばせてもらいましょう。

「ジャズ」「ピアニスト」「作曲家」というかっこいい響きの職業についている彼女ですが、本人の印象は、いたってあたたかく、のんびりとした雰囲気なのです。そもそもピアニストとしての彼女を知る前に、私自身が友達として一緒に遊んでいたからという点も大きいですが、活躍中の彼女

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スキマインタビュー予告編:グランドピアノの夢を見た人

スキマインタビュー予告編:グランドピアノの夢を見た人

スキマインタビュー第4弾は、ピアニストであり作曲家として活躍する、栗林すみれさん。

彼女は、2014年のデビュー以来、「誰にも似ていない、“すみれ色のジャズ”」「ジャズ・ピアノのロマン派」…などと音楽業界では独特な評価を受けています。

「ジャズ」と聞くと、大好き!と飛びつく方もいれば、「ジャズって苦手…」とやや二の足を踏む方って、いるのではないでしょうか。

まあ実は私どちらかというと後者なん

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スキマインタビュー第3弾 予告編

スキマインタビュー第3弾 予告編

スキマじかん研究所では、スキマじかんを「好き!」で埋めてしまっている人に「スキマインタビュー」を行っています。

さて、早くも第三弾ということで。今までも濃ゆいラインナップが続きましたが、今回もなかなかの濃度でございます…。という予告をば。

第三弾は「満員電車で読める本を作った人」こと、鴫原利夫(しぎはら としお)さん。

「小さな本工房」という屋号で、「はん・ぶんこ」という、その名の通り文庫本

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スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

さて、インタビュー前編では、休みの日はだいたい神保町にいるという鴫原さんの、「みんながやらないことをやる」「根っこの部分が好き」という軸で物事を選択する独自の視点について伺いました。

後編では、古書集めがどのように「小さな本工房」に生かされているのか?を具体的にお聞きしました。
そこには、「ないものをつくる」という基本精神がありました。

読むために語学を勉強し、勉強のために本を作り始めた

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