記事一覧

BLUE GIANT 映画感想 端折ってはいるものの

BLUE GIANTは漫画が原作の映画 ジャズのとりこになった主人公宮本大がサックスを吹き、ジャズ奏者を目指すストーリー 漫画を先に読んでいたので、映画化はいき…

ゆず
2時間前
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三千円の使い方 原田ひ香 読書感想

悪くない会社に就職したと思っていた美帆 しかし先輩がリストラされて、さらに会社の男性陣が彼女の悪口を言っていたのを聞いて疑問を感じる 付き合っていた男性はその悪口…

ゆず
2日前
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ゴジラ×コング 新たなる帝国 怪獣大戦争

怪獣映画だった ゴジラが暴れまわっているけど、人間の味方 味方? コングは歯痛で人間に助けてしているから、よっぽど味方っぽい 地下帝国がピンチだからゴジラに助け…

ゆず
6日前
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ひきなみ 千早茜 読書感想

葉は祖母と祖父がいる島へ三カ月という約束で住むことになった 都会から来た葉は男の子にからかわれ泣きそうになったところを真以という少女に助けられる 真以のことを島の…

ゆず
10日前
7

FALL/フォール 映画感想 高所恐怖症注意

ベッキーはクライミングの事故で夫を亡くした。 親友のハンターはベッキーを励ます為に鉄塔へのクライミングに誘う。 親友の気遣いにベッキーは同行を決める。 そして実行…

ゆず
12日前
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君が手にするはずだった黄金について 小川哲 読書感想

作家の僕が語る短編エッセイのような小説のような世界観 リアルなのかフィクションなのか タイトルから勝手に詐欺師の主人公の話だと思っていた 詐欺師みたいな登場人物は…

ゆず
13日前
9

ドラキュラ/デメテル号最期の航海 映画感想 何故夜に作戦を決行してしまうのか

航海日誌に書かれていた恐ろしい体験 イギリス航海の途中で一体なにが起きたのか なかなか怖かった映画 予告でドラキュラの姿は観ていたので、あれはただの怪物じゃないか…

ゆず
2週間前
9

タバコの煙、旅の記憶 丸山ゴンザレス 読書感想

旅の記憶と共にあるのはタバコ 危険な場所でもいつも共にある 変わらず危険な場所に突撃し続ける筆者 見切り発車で現地入り なんとか行けた とてもやばい場所なのにジョ…

ゆず
2週間前
6

兇人邸の殺人 今村昌弘 読書感想

比留子からの呼び出しに応じた葉村 そこにいたのは班目機関の情報を掴んでいる成島社長と秘書の裏井 事件に巻き込まれる体質の比留子を伴い、ある廃墟テーマパークに向かう…

ゆず
2週間前
7

アンと愛情 坂木司 読書感想

シリーズ4作目 3作目で椿店長が栄転した為に、新しい店長登場 さらに杏ちゃんに社員にならないかという話が持ち掛けられる ゆるく日常は進んで行く 新しく来た藤代店長 …

ゆず
2週間前
7

箱根駅伝に魅せられて 生島淳 読書感想

本書は箱根駅伝がまだテレビ放送しておらずラジオ放送から虜になった著者が箱根駅伝を代表する監督にインタビューしたり、各大学の練習風景、日常、これまでの常勝校の流れ…

ゆず
2週間前
5

黄龍の村 映画感想 

陽キャ達がキャンプに行こうと山に行ったら車がパンクしてピンチ 助けを求めて歩いていたら老人と出会い、家へと案内してくれる 車は明日の朝に直してやるという言葉に安堵…

ゆず
3週間前
8

アンと愛情 坂木司 読書感想

みつ屋でバイトとして働くアンちゃんのお話 第三弾 成人式にバレンタインの催事、旅行に寒天、そしてお別れなどあり 変わらず読むと和菓子が食べたくなるシリーズ お煎…

ゆず
3週間前
5

“それ”がいる森 映画感想 ホラーコメディでいいかな

単身で故郷でオレンジを育てている田中淳一の元へ、息子が訪ねて来る 息子の一也は元妻にサッカーを辞めさせられたことで、淳一のところに避難しに来た 元妻と話し合い、一…

ゆず
3週間前
6

爆弾 呉勝浩 読書感想

スズキタゴサクと名乗る男が酒屋の店員を殴り逮捕された 取り調べ中にスズキは霊感があるのでこれから事件が起こるのを知ったと言い出す 鼻で笑うような言葉だが、事件が起…

ゆず
3週間前
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シェラ・デ・コブレの幽霊 映画感想 ホラーというよりは

伝説と言われている作品 1967年の制作なのに、しっかりとしたストーリーに怖い映像の幽霊 死んだ母親からかかってくる電話 その調査を依頼された心霊調査員のネルソン…

ゆず
3週間前
5
BLUE GIANT 映画感想 端折ってはいるものの

BLUE GIANT 映画感想 端折ってはいるものの

BLUE GIANTは漫画が原作の映画
ジャズのとりこになった主人公宮本大がサックスを吹き、ジャズ奏者を目指すストーリー

漫画を先に読んでいたので、映画化はいきなり東京編から始まる
なので大のサックスのレベルは素人からなかなか目を瞠るくらいになっている
成長する部分も感動的なのに、そこ飛ばすのかという気持ちになった

しかし映画を観るとここから始めるしかなかったなと意見が変わった
地元・宮城編か

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三千円の使い方 原田ひ香 読書感想

三千円の使い方 原田ひ香 読書感想

悪くない会社に就職したと思っていた美帆
しかし先輩がリストラされて、さらに会社の男性陣が彼女の悪口を言っていたのを聞いて疑問を感じる
付き合っていた男性はその悪口に同意したのでますますわからなくなる
そして保護犬を飼いたいと思ったことでお金への考え方を変える

ドラマにもなっていた本

ドラマと違う部分もある

美帆のエピソードはほぼ同じ

節約主婦の姉の真帆の話はちょっと変えられている 節約し過

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ゴジラ×コング 新たなる帝国 怪獣大戦争

ゴジラ×コング 新たなる帝国 怪獣大戦争

怪獣映画だった

ゴジラが暴れまわっているけど、人間の味方 味方?
コングは歯痛で人間に助けてしているから、よっぽど味方っぽい

地下帝国がピンチだからゴジラに助けを求めるよ
コングが呼びに行ったら殴ってきたからやり返して結局モスラが宥めたよ

とにかく怪獣が暴れまわっているだけで楽しかった

コングがハッピーエンドだし(あいつ、絶対裏切るかと思っていた)良かったで終わる

ゴジラさん、その寝床気

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ひきなみ 千早茜 読書感想

ひきなみ 千早茜 読書感想

葉は祖母と祖父がいる島へ三カ月という約束で住むことになった
都会から来た葉は男の子にからかわれ泣きそうになったところを真以という少女に助けられる
真以のことを島の人達は異質なもののような扱いをしていた
しかし葉は真以と仲良くなっていった

子供時代と大人になってからの二部構成

子供編で真以が姿を消し、会えなくなるところで終わり
大人編で真以の手がかりを掴み、会いにいくところから始まる

母親の職

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FALL/フォール 映画感想 高所恐怖症注意

FALL/フォール 映画感想 高所恐怖症注意

ベッキーはクライミングの事故で夫を亡くした。
親友のハンターはベッキーを励ます為に鉄塔へのクライミングに誘う。
親友の気遣いにベッキーは同行を決める。
そして実行した鉄塔でアクシデントが起こる。

まずこんな人気のない鉄塔に昇るの?とびっくりする
これ絶対によくないことが起こる前振りとしか思えないし、
ここに行くから連絡が途絶えたら探しに来てよねと誰かに伝えておくべきじゃないか
それやったら作品に

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君が手にするはずだった黄金について 小川哲 読書感想

君が手にするはずだった黄金について 小川哲 読書感想

作家の僕が語る短編エッセイのような小説のような世界観
リアルなのかフィクションなのか

タイトルから勝手に詐欺師の主人公の話だと思っていた
詐欺師みたいな登場人物は出て来るけど、ちょっと違う

短編なのだけど、作者の体験談なのか、嘘なのか
微妙な線を突いている

学生時代の知り合いが自称投資家になった詐欺やってたり、
漫画家がネタ話の為に話をお願いしますとか
あの日何していたっけ、と仲間で話を始め

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ドラキュラ/デメテル号最期の航海 映画感想 何故夜に作戦を決行してしまうのか

ドラキュラ/デメテル号最期の航海 映画感想 何故夜に作戦を決行してしまうのか

航海日誌に書かれていた恐ろしい体験
イギリス航海の途中で一体なにが起きたのか

なかなか怖かった映画
予告でドラキュラの姿は観ていたので、あれはただの怪物じゃないか?とは思った
実際そうなんだけど、だって服着ていないし
乗客の中に吸血鬼が!?な展開ではない
ただ何かに襲われて、襲われた人が日の光で燃えてだんだんと弱点がわかっていく展開
それまで何が起きているかわからない
暗闇の中での航海はなかなか

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タバコの煙、旅の記憶 丸山ゴンザレス 読書感想

タバコの煙、旅の記憶 丸山ゴンザレス 読書感想

旅の記憶と共にあるのはタバコ
危険な場所でもいつも共にある

変わらず危険な場所に突撃し続ける筆者

見切り発車で現地入り
なんとか行けた とてもやばい場所なのにジョークで俺がジャーナリストだったらどうする?とか聞くとか度胸があるってもんじゃない
タバコ吸うタイミングでセーフ、って九死に一生を得るレベルですわ

タバコを吸うけどきちんと携帯灰皿を持っている
それに仕舞うと現地の人が、環境団体の人?

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兇人邸の殺人 今村昌弘 読書感想

兇人邸の殺人 今村昌弘 読書感想

比留子からの呼び出しに応じた葉村
そこにいたのは班目機関の情報を掴んでいる成島社長と秘書の裏井
事件に巻き込まれる体質の比留子を伴い、ある廃墟テーマパークに向かうというミッション
自分でついて行くことを選択した葉村だったが、案の定事件に巻き込まれる

屍人荘シリーズ第三弾
今回も一筋縄ではいかない謎がある

ゾンビ、千里眼、今回はどんな凶器もきかない首斬り殺人鬼
見付かったら死亡は確実
そんな怪物

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アンと愛情 坂木司 読書感想

アンと愛情 坂木司 読書感想

シリーズ4作目
3作目で椿店長が栄転した為に、新しい店長登場
さらに杏ちゃんに社員にならないかという話が持ち掛けられる
ゆるく日常は進んで行く

新しく来た藤代店長
空回り系かなと思ったら、予想以上にいい人だった
テーブルとかいる?と同じ気持ちになったけど、
従業員にも必要という描写に納得した
頑張ろうという気持ちはちゃんとある人
椿店長の能力がちょっとすご過ぎただけで、藤代店長もこの先一緒にうま

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箱根駅伝に魅せられて 生島淳 読書感想

箱根駅伝に魅せられて 生島淳 読書感想

本書は箱根駅伝がまだテレビ放送しておらずラジオ放送から虜になった著者が箱根駅伝を代表する監督にインタビューしたり、各大学の練習風景、日常、これまでの常勝校の流れなどを羅列してある

感動物語の寄せ集めとかはなく、現場の生の声を届けてあるので箱根駅伝が好きな人向け
そうでない人は箱根駅伝を見て興味を持ってからでないと薦めずらい
まず各校の監督は知っている前提のように書かれている
ああ、あの監督さんね

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黄龍の村 映画感想 

黄龍の村 映画感想 

陽キャ達がキャンプに行こうと山に行ったら車がパンクしてピンチ
助けを求めて歩いていたら老人と出会い、家へと案内してくれる
車は明日の朝に直してやるという言葉に安堵し、宿泊を勧められた
翌朝、起きたときに変な儀式へ行く途中を目撃して仰天する

いい意味で裏切られた

○○村ってあのシリーズかと勘違いしていたら全く違っていた
ネタバレになるからなかなか書きづらい

ただこれ、がらっと変わる部分が受け入

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アンと愛情 坂木司 読書感想

アンと愛情 坂木司 読書感想

みつ屋でバイトとして働くアンちゃんのお話 第三弾
成人式にバレンタインの催事、旅行に寒天、そしてお別れなどあり

変わらず読むと和菓子が食べたくなるシリーズ

お煎餅の話とか、こういう歴史があるのかと面白い

お仕事ものでもあり、それぞれの売り場ではやり方が違うという知識もある

今回のメインはあるキャラとのお別れがあり、衝撃だった
いつかシリーズが終わるころにはそんな展開もあるだろうとのんびり構

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“それ”がいる森 映画感想 ホラーコメディでいいかな

“それ”がいる森 映画感想 ホラーコメディでいいかな

単身で故郷でオレンジを育てている田中淳一の元へ、息子が訪ねて来る
息子の一也は元妻にサッカーを辞めさせられたことで、淳一のところに避難しに来た
元妻と話し合い、一也は一旦こちらの小学校に通うことに。
友達も出来で森で遊ぶ中、変な物体を目撃してしまう

まずこれ、全く怖くない
映画というよりも二時間ドラマみたいな出来だと思う
主役を子供にしてそれの正体を探る冒険ものでもない
だって主人公は父親だから

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爆弾 呉勝浩 読書感想

爆弾 呉勝浩 読書感想

スズキタゴサクと名乗る男が酒屋の店員を殴り逮捕された
取り調べ中にスズキは霊感があるのでこれから事件が起こるのを知ったと言い出す
鼻で笑うような言葉だが、事件が起きた ある場所で爆弾が爆発した
ただの偶然か?霊感か?それとも犯人か?
警察とスズキタゴサクの戦いが始まった

面白かった 
スズキタゴサクは取調室から動かない
狭い空間の中、警察が会話からヒントを読み取りなんとか爆弾を探そうと翻弄する

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シェラ・デ・コブレの幽霊 映画感想 ホラーというよりは

シェラ・デ・コブレの幽霊 映画感想 ホラーというよりは

伝説と言われている作品
1967年の制作なのに、しっかりとしたストーリーに怖い映像の幽霊

死んだ母親からかかってくる電話
その調査を依頼された心霊調査員のネルソン
調べていく内にある真相が見えてくるという一本道のストーリー

正直、本編が怖いかと言われると、あまり怖くはなかった

ハードルを上げて観たせいかもしれない

不意打ちで雨が降るような静かな暗い夜に一人で観ていたら怖かったかもしれない

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