sizukanamori

発達障害/LD 手帳2級。障害年金で生きている。オタクカルチャー全般に興味を示す。

sizukanamori

発達障害/LD 手帳2級。障害年金で生きている。オタクカルチャー全般に興味を示す。

マガジン

  • 有料

    個人の体験や精神面に近い記事。病気の話はこちらです。不定期。

  • 無料

    無料で読めます。

最近の記事

記そうよ

書かないと忘れていくと日々思う でも自分の好きな絵や音楽や文が際限なく流れてくる窓があったら夢中で覗いて手も止まってしまうよねー。。 さて、今年度始まりですね。 近況はというと、相変わらず月一診察ですが4月5日にお世話になってる福祉の方々(障害者支援員の人、作業所の人、グループホームの責任者の人)が担当者会議をしてくれることになったそうです。話すだろうこととか様々な気持ちがあるので、それに向けて自立に向かってきたこれまでのことを振り返ったりしてます 結構重く絡まった複雑な気

    • 2022/10/18 整頓

      なんだか気持ちが考え事に耽ったままになっている。数日前から激しくて、起きている間ずっとだ 気分転換しようとしてもいつのまにか考え事の大きい流れに乗っ取られている 氾濫した川のように歯止めが効かなくなっている ここまで大きな増水になったことはなかったと思う 驚いている。どうにかしたいけどどう動けばいいかわからなくて、だから必死に考えているけど考える度に、考えるから勢いが増す。 頭の中で身動きが取れなくなる。 昔見た閉鎖病棟の患者のように私も叫ぶようになるんだろうか。突然泣いた

      • 2022年夏の意識

        ここ数ヶ月、必死に生きていたと思う。普段から余裕がないけどもっと余裕がなかったのは、転居や環境の変化からそれなりのペースを確立して生活できるようになるまではとても体力と時間がかかるからだと感じた。不慣れだと尚更… 冬に越してきて、3月から4月の遅い春を経由しながら5月、6月、どうにか一般就労できないか就活期間として週2ペースで面接を受けて確か10連敗くらいして6月末くらいに今まで通所していた作業所から部屋の近くの作業所に移った。(就活の間は障害年金で生活していたわけだけど預

        • 吹奏楽部のフラバ

          メトロノームを購入する時点で失敗していた。 なるべく安い方がいいからって母に言われてデジタルのものを買ったんだった 確かパートリーダーにタイミング合わせるため置き型の針が左右に動くやつじゃないとダメだって買い直せときつめに注意された。パートリーダーがそのことを顧問の先生に謝っていた景色の記憶が強い 顧問がそれをなだめていた。 後ろの方で私は眺めていた。部について(『吹奏楽部』というものは『そういう部』だと)何も知らなくて、ただ自分のしたことが何かに失礼で他人に代わりに謝らせて

        マガジン

        • 有料
          3本
        • 無料
          5本

        記事

          今週も帰りました

          人の苦しみを代わることはできない それはどんなに親しくても家族であっても 入院中の祖母が飲まないので母が持ち帰ってくる牛乳をもらってきた。3本も。 元々体の自由が効くときから祖母は水物を飲むのが好きではない人だった。なぜかというとトイレに行くのが億劫だかららしい。水分は摂らないと身体にも悪いのに。言っても聞かないのがお年寄りだ。 でも祖母の考えはなんか理解できる。自分の体が思うようにならないストレスというのはとても大きい。足腰が痛ければ動きたくない。 脳腫瘍手術で入院して

          今週も帰りました

          気楽にnoteを書いていいんじゃないかと思う

          何か大それたこと述べなきゃいけないわけでもないんだから。どうも気負いすぎの性質があると思う。というわけで書く。 今日は歯医者に行った 最近過食続きで長時間歯を使うので、大事にしなきゃと昨夜糸ようじを使った。その際に目視できる虫歯を発見したのだ。わざとらしいくらい悪そうに黒くなっていた。虫歯って黒い 前歯が2本虫歯だったようでなんと来週も治療に行く予定になってしまった… 当たり前だけど治療費がかかる。まだマックの桜餅パイを我慢しているのに。自由に使えるお金が減っていく…健康

          気楽にnoteを書いていいんじゃないかと思う

          食事

          グループホームに移り、(ほぼ)一人暮らしをするようになってから丸一ヶ月。バランスパワーを食べる頻度が増した。2日に1食は食べてる。食べる物を考える分の頭の力がないとき無心で手に取ることができてとても便利でありがたい。 ・私の部屋ではゴミタンクを専用ケースにして設置。安心。隣はバランスアップ バランスパワー、いわゆるカロリーメイトのような棒状の栄養食です。 カロリーメイトより安価です。スーパーで近くの棚とかに置いてある気がする。 (栄養価と成分が若干少なかったり違うためジェ

          思い出したこと考えたこと

          障害者の自立支援施設を利用して残されたの利用期間も半年を切りました。様々な年代の人が入所したり退所したりしていくのを見ました。そのひとりひとりが今までどのように生まれ育ち、どんな経験をしてきたのかは知りません。 ここで生活してきた2年で他人を理解しようと思うことはほぼなくなりました。しかしそれは必ずしも悪いことではなく、他者との距離を測ることができるようになったということだと日常的にどうしても耳に飛び込んできてしまう会話の端々から感じます。 『今は親が免許持ってるから病院

          思い出したこと考えたこと

          ドキドキ文芸部(Doki Doki Literature Club!/通称DDLC)をプレイしたらノベルゲーの素晴らしさを思い出した。という話

          数ヶ月前フォロワーのスペースでおすすめされたり、最近パッケージ版の発売がタイムラインで話題になったことからプレイしてみることにした。 海外発ということで苦手な英語に抵抗感があったり、日本語化パッチを当てる作業があるのがちょっと面倒だけど、ミーム化する『Just Monica.』、そしてフリーゲームという流れに乗せられてプレイ。そして感想。 なるほど、これはすごく面白い…!初見攻略なしでのプレイから全部のCGを回収するまでの数日、頭の中を文芸部のことでいっぱいにすることができ

          ドキドキ文芸部(Doki Doki Literature Club!/通称DDLC)をプレイしたらノベルゲーの素晴らしさを思い出した。という話

          休日

          15日、自立支援医療費免除の更新のため母の保険証のコピーが必要で一時家に帰宅する。買い物に同行して介護施設にいる祖父に洗濯物を届けるという予定みたいだったので従い動いた。 買い物では一人一つの購入制限がある米や卵を私の頭数で2つ買った。家族だから協力するのが当然で、ついでだからだ。私は自分の買い物もあるし。買い物が終わったので祖父のいる施設に向かう。感染対策に1メートル越しだが対面できた。車椅子の祖父は前より痩せて、でも食事や生活は整っているようで前より顔色が良かった。けど

          焦り

          かなり焦っている。作業所に通所し再び社会に近づき始めたからだと思う。街は人まみれだ。通勤する労働者、老若男女、学生、老人、騒ぐ障害者。そのどれにも属せず“普通”になりきれない自意識と自分自身の立場。外に出るたびに浮き彫りになる社会と自分の間の壁。相容れなさ。適合しない何か。何者にもなれず年齢だけを重ね、平均的な人並みの幸せから遠ざかっていく自分の姿が際立っていくようで焦っている。過ぎていく時間に追いつこうと無謀にも必死になっている。しがみつこうとしている。縋っている。見苦しい

          老人の怒り

          夕食を食べていると老人が突然怒鳴った。 よくわからないがテレビに向かって怒っているようだった。しかし瞬間的で理由のわからないその行動は奇妙に思えた。 私は判断のため怒りの方向について考えてみる。「怒り」とは感情の一つのため、主観の上に発生するものだと考える。 感情は個人のもので、それを抱いた側にしか分かり得ないことだ。そのため私には老人の怒りがわからないが、状況から老人は映像の中の何かに怒りを感じたのだろうと推測できた。 個人的な経験上だけど主観は共感性を刺激されないと現れ

          老人の怒り

          精神的自傷

          不安、不幸、理不尽に慣れきっていると幸せで平和な日常が不自然に思えてくる。 今日は休日で家に戻り犬と遊んで母が作ったご飯を食べ、しっかりとおやつも食べ、とても穏やかな何もない日を久々に過ごした。平日障害者集団の一員として揉まれる状態からすればよほど余裕があり、それだけで有意義。 でもそんな幸せな日を過ごしたにもかかわらず思い出さなくてもよかったはずの些細な記憶のささくれをめくり自虐を始め、折角満たされた自尊感情を失わせようとした。そして自分自身をいじめることは1人でホッとため

          精神的自傷

          2021/02/23

          春だ春だと周りが騒ぐ。頃合いよく何かを始められるのは、幸運でいて未来への展望や希望に満ちている、そんな限られた人々だけだ。 自分だけには何も始まらない気がしている。根拠のない悲観ではなくて、この不安や恐さには確かな既視感があって、それに気がつくと視野が狭窄していく。 初めてちゃんとした塾に通い、春に反対されながら受けた私立に受かった、やっとの思いで後ろめたさなく通学を許可された高校の単位が手術と入院と無力感のせいで夏には足りなくなり事実上辞めることになった時の不安。道のな

          バイト

          レンタルショップは返却の客が朝の開店時間からの大半を占める。おそらく通勤の途中などに返却するお客さんだ。スーツ姿の男女が多い。忙しい休憩や仕事前に合間を縫ってくるのかもしれない。どんどん溜まる返却ボックスからナイロンの返却バッグを開けてDVDケースを机に積み上げていく。これが私の仕事だ。初めて受かった面接だ。たくさん落ちた。でも受かった。働くのってすごくハードルが高いんだなあ。でも受かったんだからやっと働ける。嬉しい。お金が入れば認めてもらえる。 点検、クリーニング、整理、

          2021/02/16

          今日は1月末から入院していた祖父が総合病院を退院し、新規で介護施設に入所する。そのため私は数日間実家に留守番に来ている。祖父は現時点でまだ生きていて、しかし既に覚えているような祖父と同じではないということを面会した母や祖母伝いに聞いている。姿も見ないままに生きているはずの祖父が死んでいくようなので、この妙な心地をどう表せばいいのか考えあぐねている。 頑固さは強さではない。祖父は救急車で病院に運ばれるその日まで介護や補助の介入を最後まで嫌い拒んで、腹水が溜まり肺の機能が4割ほ