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「ともに食べるということ」
ともに食べるということ―共食にみる日本人の感性 | 福田 育弘 |本 | 通販 | Amazon
コロナ禍で黙食・個食がクローズアップされるようになりましたが、それが社会や個人の価値観にどのような影響を与えていくのかに興味を持っていました。
美食家であったブリア=サヴァランは、美食の喜びを味わう条件として「そこそこに美味しい料理、良いワイン、十分な時間、感じのいい会食者」を上げていますが、「誰
メタバースとスピリチュアルペイン
信仰は人それぞれであるが、日本人の葬儀の多くは未だ仏教である。
終末期に限らず、解決できない個別の人生に関わる苦悩として”スピリチュアルペイン”が存在するが、宗教はこのスピリチュアルペインに対して一定の救いを与えてきた。しかし宗教の本来の目的である、宗派の教えや経典を理解している者はかなり限定的となるのが現状だろう。
当然ながらそこには多くの要因が影響しているが、日本の民俗学者である五来重は『仏