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画家の「 観たこと / 感じたこと / 考えたこと 」

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京都在住の画像・アクセサリー作家。「観たこと、感じたこと、考えたこと」を綴り、まとめてみました。
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記事一覧

#影響を受けた人達 at Twitter

#影響を受けた人達 at Twitter

/ #影響を受けた人達 /
↑と題して、昨秋から年始にかけて
私が影響を受けたり、勝手にシンパシーを感じている作家さんを
Twitterにアップしていました。

現代の作家が、どのような文脈で制作しているのか整理し伝える為。
もちろん、文脈に無自覚な作家や観客もたくさんいます。

でも、ピカソがいなかった世界を私たちは想像することができません。
すなわち、過去の偉人たちの試行錯誤の上に、現代の私た

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/ 成果物_ステイアート・プロジェクト / at 瀬戸内リトリート青凪

/ 成果物_ステイアート・プロジェクト / at 瀬戸内リトリート青凪



お客さまからお預かりしたもの(アバター)がホテルに宿泊。
作家がインスタレーションしつづける、というアートプロジェクトに、
参加作家 & アドバイザーとして関わりました。

* 詳細はこちらをご覧ください(↓)

< イントロダクション + お礼状 >
この度は「ステイアート」にご参加いただき、ありがとうございました。

場所:瀬戸内リトリート青凪(愛媛県)
日程:2020年6月27日(土)-

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2014年10月『 parallel world -Against Noah 』 at 東京

2014年10月『 parallel world -Against Noah 』 at 東京



撮影 ©大洞博靖

『 parallel world -Against Noah 』
at 東京 明大前 キッド・アイラック・アート ホール

いま(2020年)から6年前。
富永 大士 が舞台美術を担当いたしました。

この記事は、記録として残します。

詳細 → http://auraloco.exblog.jp/22821795/

舞台美術 は、生まれて初めての体験だったので、
準備か

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『 私たちは、旅の途中。 』 富永 大士 × あまね 理樺

『 私たちは、旅の途中。 』 富永 大士 × あまね 理樺



         (↑)六甲比命神社 にて。

■ ギャラリートークのお知らせ ■ at 山口・宇部
7月26(日)17:00 - 17:45

『 私たちは、旅の途中。』
富永 大士 × あまね 理樺

at グリシーヌ (山口・宇部)を開催します。
*参加費 1,500円。1ドリンク、おみやげ付き。
定員10名。要予約。

  *  *  *

富永 大士 の展覧会『 AUOA アウオア

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展覧会のお知らせ / AUOA アウオア at 宇部・山口

展覧会のお知らせ / AUOA アウオア at 宇部・山口



■ AUOA アウオア ■
- cosmic super natural -
京都在住の画家、富永大士(タイシ)による絵画展。
https://www.facebook.com/taishi.tomi/

★ 日時
2020年7月24日(金・祝) - 29(水)
11:00-18:00。*会期中無休
初日は12時から、最終日は17時まで。入場無料。

★ 場所
GLYCINES(グリシーヌ)

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● なぜ土星なのか?_ メランコリー、我々は星の徴(しるし)から逃れられるのか?

● なぜ土星なのか?_ メランコリー、我々は星の徴(しるし)から逃れられるのか?



『 土星とメランコリー 』
- 自然哲学、宗教、芸術の歴史における研究
レイモンド・クリバンスキー、アーウィン・パノフスキー
フリップ・ザクスル 共著

ゴメンなさい、結論のようなものは用意していなくて(汗)、
今日も、本の紹介。600ページを越す大著。

【 なぜ土星なのか 】

画家パウル・クレーの作品 “ 新しい天使 ” を所持していた
哲学者のヴァルター・ベンヤミン。

ベンヤミンの著

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● 私は、15分で全てを視た _ " 直覚 "は、世界を牽引する

● 私は、15分で全てを視た _ " 直覚 "は、世界を牽引する



私は、15分で全てを視た 。

『 アウローラ - 明け初める東天の紅 』
ヤーコブ ベーメ 著 薗田 坦 訳

今回も、本のご紹介。
最後の一文が書かれた日付は 1620年 。
今からちょうど400年前のドイツ。(17世紀)

ヤコブ・ベーメは、25歳の時の神秘体験(15分ですべてを視る)により、
世界の真理を直覚。

以後、その" 直覚 ”を、言葉にするため沈黙している。

そして12年後

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● 画家の家計簿 _ 「創造性」×「お金」×「集中できる時間」= “ 成果 ”

● 画家の家計簿 _ 「創造性」×「お金」×「集中できる時間」= “ 成果 ”



『 ネーデルラント旅日記 』
アルブレヒト・デューラー 前川 誠郎 訳

好きな本の1つ。画家の家計簿(笑)。

ちょうど、500年前の 1520年 夏 。
50歳の画家デューラーは、途切れた年金の支給を請願しに
妻と侍女と一緒に現在のベルギー地方へ 約1年間の旅に出る。

延々「いくら払った」「○を○個買った」と続くけど
途中、船で事故にあったり
移動の合間にみたメキシコからの「黄金の太陽」

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『 フレデリック 』 芸術家は何をしているのか?

『 フレデリック 』 芸術家は何をしているのか?



『 フレデリック 』
ちょっと かわった のねずみの はなし
レオ=レオニ / 作
谷川俊太郎 / 訳

野ネズミ 5匹のお話。
仲間たちは冬に備えて懸命に働くも
フレデリックは、(一見)ぼんやりしていて働かない。

とうとう長い冬がきて、食料が尽きた頃、
フレデリックが集めた光(美しい言葉 / イメージ)により
仲間同士争いにもならず飢えと寒さをしのげた
・・というお話。



芸術家は、

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瀬戸内リトリート青凪(愛媛)にアートワークのため滞在しました

瀬戸内リトリート青凪(愛媛)にアートワークのため滞在しました



2020年5月の下旬、なんと仕事(!)で、
瀬戸内リトリート青凪 さんに滞在しました。

私の今回のミッションは、
アートプロジェクト= ステイアート の立ち上げのお手伝い
=プロトタイプ・ポートフォリオ作り。

安藤忠雄さんの建築。
元々は 招待制の美術館 / 保養施設で、
2015年からホテルとして生まれ変わった場所です。
ミシュラン5パビリオン= 最高級ホテル 。

2,100畳以上の広

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● セドナへ行ってきました④(グランドキャニオン〜モニュメントバレー 編)

● セドナへ行ってきました④(グランドキャニオン〜モニュメントバレー 編)

前回のつづき。
こんにちは。タイシ です。

セドナ滞在の後半は、
少し離れた場所へ ショートトリップしました。

● まずは、モンテズマ・ウェル へ。
セドナから車で南へ約30分。

ここでは、毎日57万リットルの水が湧き出ているそう。

ここに住んでいたとされる ホホカム族やシナグア族の
住居の跡が生々しく残っていました。

泉の水温は、年中27度前後。冬は暖かそう。
石灰質の岩から水が湧き出

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● セドナへ行ってきました③(ホピの村 編)

● セドナへ行ってきました③(ホピの村 編)

前回のつづき。
こんにちは。タイシ です。

実は、2020年の5月末から6月にかけて 長女を連れて
アメリカ・テキサスにある、芸術家ドナルドジャッド が設立した
美術館 " チナティ・ファンデーション "に行く予定でした。

その後、セドナにも寄る計画をしていたのですが、
コロナの影響で、美術館も臨時休館、飛行機も飛ばなくなってしまいました。
とても残念。

昨年 セドナにオジャマした際は、現地

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● セドナへ行ってきました②(大自然編)

● セドナへ行ってきました②(大自然編)



(↑)レッドロッククロッシング。オーククリークの川沿いにて。



こんにちは。 タイシです。

前回(↑)の 続きです。
今回は、セドナの自然 について。

<セドナ / 基本情報>
標高、約1,300m 。人口約1万人の小さな街。
私は、見た目は全然違うけれど、標高も雰囲気も、
八ヶ岳の小淵沢とか清里に似ているなぁ、と思いました。
穏やかで、とても澄んでいて気持ちの良い空気。

気温は、

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● セドナへ行ってきました①(2019年9-10月)

● セドナへ行ってきました①(2019年9-10月)

こんにちは。タイシです。
2019年 9/18(水)から10/3(木)の15日間(現地には13日間)
アメリカ・アリゾナ セドナに滞在しました。

(↑)セドナ。ベルロックの隣、コートハウスで遭遇した立派な虹。

友人のカウンセラー あまね理樺 さんにお誘いいただいて、
ホピの村や壁画、ヴォルテックス(磁場の強い場所)を巡りました。
私は、ドライバーとして一緒に旅をしました。

日程の後半は、プラ

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