記事一覧
8/12 三十七回忌 御巣鷹の尾根のこと
2021年の8月12日は、1985年日航機123便の墜落事故から丸三十六年という年月を経た日付であり、そこでお亡くなりになった方々をお弔いする法要としては、三十七回忌にあたります。
通常、故人の法要は三十三回忌が“弔い上げ”とされていて、そこでもって法要に区切りをつけることが一般的らしいです。なのでその四年後にあっては、ご親族のみによるごく形式的なものになるということを伺っています。
この、悲劇
5/1 落語動画の基礎知識
5月に入って、落語界は停止状態に入りました。これは都内に四件ある寄席の定席が営業を休止することになったためで、公共のホールなども休業に入り見かけ上の生の落語の高座が消えたようであります。目に見えぬ微小な敵との間の勝負が続くなか、効果のほどを今(おそらくこの後になってもそうかもしれない)確認することはできず、沈黙をもって時間と空間を埋める日々へ。
代わりに無観客での高座を動画にて配信するという方法
4/27 ほどのよく
久しぶりに落語会があって、途中休憩を5分ほど挟んで独りで100分近くしゃべり続けた。お席亭に場を用意していただいたわけで、高座の機会の減っている昨今ではとても有り難いことでした。しかし舞台用の大き目の声で喋る頻度が極端に減ったからか、以前よりも喉が気になってしまう。身体の部位は好調であるときは意識に登らず不調のときにこそ意識されるように、です。
ある意味では発声のみで成立しているこのパフォーマンス