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高齢者からのあいさつ

高齢者からのあいさつ

とある駐車場でのこと。
停車していた車を発進させて駐車場を出ようとした時、ふいに出てきた車。
ちょっとヒヤッとしたけど、ぶつかる感じではなくホッとした。

その車内からは「悪かった」とばかりにおじいさんの手が見えた。そして何もなかったかのように一旦停止も無視して公道に出ていく。
まただ。同じ駐車場で先日、おばあさんから同じような危険な運転をされた。

そこは公共スポーツ施設の駐車場。
そしてここは

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誰もがみんな裸の王様

誰もがみんな裸の王様

みんなはそれぞれ色んな経験をしながら生きている。
良かったこと悪かったことを大なり小なりはあっても、それぞれ経験しながら大人になっていく。

そしていつしか、人は自分というものを作り上げていく。
自分はこうあるべき、自分はこうしていきたい、自分はこうならないぞ、と。

それは他人からは見えていない過程で作られる。内なる感情なんてものはなおさらわかりようがない。
そしてこの”作られた自分”は全ての人

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やりたくない仕事ってホントに必要?

やりたくない仕事ってホントに必要?

会社で「できない仕事を他の人に頼ること」について話があった。
障害を抱えた人は健常者に比べるとどうしても出来ないことが見えてくる。その時に周りの人に頼ることが出来るかどうかや、頼らずに自分の力で頑張るにはどうしたらいいか。などという話。

このことについて自分は、結構人に頼むことは多いけどそれはあくまで「自分がやりたいこと」に関してだけで、「自分がやりたくないこと」については極論だけど、例え結果が

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少しずつ迫ってくる波

少しずつ迫ってくる波

平成30年7月5日から8日にかけての西日本豪雨。
福井も被害があったけど、この越前海岸は特に酷かった。

ここは回り道なんてなくて、通行止めの向こう側に行こうと思ったらすごくすごく遠回り。
そしてちょうど海水浴シーズンだった。

その豪雨の一月後、自分は被害状況も知らず(ニュースで聞いたけどここまで酷いとまでは認識していなかった)、ただ休みに海で撮影をしようという漠然とした考えだった。

海岸線に

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シャッターを押す瞬間

シャッターを押す瞬間

撮りますよ人が多くいる中で、その場に馴染むように馴染むように念じながら人物を撮影することはあっても、正面から「撮りますよ」と言って撮ることはあまりなかった。
もちろん集合写真は撮ることもあったけど、一人を真正面から撮影することは仕事を始めてからがほとんどだ。

コミュ障というか人見知りというか自信過剰のようで自信がない自分は、なかなかその「撮りますよ」が苦手だ。

ふと見入った番組サラリーマンの昼

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褒めるのは反射的に、話を聞くのは定期的に

褒めるのは反射的に、話を聞くのは定期的に

新入社員の頃振り回されたホウレンソウ「報連相(ほうれんそう)」をしっかりやりなさい。と言われた新入社員時代。
でもこれを実行すると、そんなことを一々言わなくてもいいよって対応をされたこともよくあったことが多い印象がある。まあ新入社員の頃の報連相なんてだいたい褒められるようなことを報告するなんて稀で、わかりきっているような内容を報告していたんだろうなと、今なら当時の先輩の気持ちがわかる気もする。

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ルンバと別れました

ルンバと別れました

ルンバを購入した目的なんて言ったって自動掃除ロボットであるから、もちろん購入した目的は 自分の時間を増やすため だった。
スマートにスイッチを押すだけで、あとは「いってきます」と言って家を出ても部屋の掃除をお任せできる代物である。
安いランクとはいえ、自分にとってはまあまあ高価なものだった。

ルンバとのコミュニケーションうちにルンバが来てしばらくは、敷居でまたがる二つの部屋をどうにかルンバだけの

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新しくなったトラックパッドがダメだと思った、ただ一点(今は解消)

新しくなったトラックパッドがダメだと思った、ただ一点(今は解消)

先日購入したiMac。それと同時にAppleの無線キーボードとトラックパッドを購入した。
マジックマウスを選択しなかったのは、マウスをカチャカチャ移動させるのも面倒だったこともあるんだけど、これまでMac miniと一緒にトラックパッドを使用してきたのが大きい。

古い方のトラックパッドは電池式。充電できる電池を入れていた為コストはかからなかったけど、動かなくなったら電池を取り出して充電する必要が

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サービスへの対価の未来

サービスへの対価の未来

このチップという文化は日本にはない。
自分はまだ日本から出たことがないから体験したことはないんだけど、チップについてちょっと思ったことがある。

このチップを渡す行為を自然なことと捉えている国の文化は、成果に対する対価を渡すということに慣れているのではないか?ということ。

日本はこれが成果だという事を表しても、返ってくるのは「おもてなし」「お客様は神様です」「サービス」ということが多いような気が

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不安な店と安心する店

不安な店と安心する店

カフェやパン屋などに行くのが好きで、その行った先々で感じることがあった。
何となく居心地が悪いというか、極端に言うと不安な気持ちにさせる店だ。

ある時ふと入ったホットサンドの店で、イートインというよりはカフェのような店。
入ってすぐに店内を見回して、何となく落ち着く席を探す。
そして席に座った途端にカウンターの向こうから店員さんが呼びかけてくる。
「すみません、こちらで注文をお願いします。」

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変えたい組織

変えたい組織

「偉くなってこの組織を変えてやる」っていうのはたまにドラマとかでもある。

そもそも変えたいという組織とはどんな感じなんだろう。トップダウンとかの組織図そのもののことなのか、報連相とかの作業内容のことなのか、それとも内部告発されそうな内容のことなのか。

まあ実際に偉くなったらそのどれも改善できるかもしれない。けど、実際に偉くなったらどうなるだろう?

偉くなるというのは飛び級はなかな

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仕事が楽しいのか、いい仕事をしているのが楽しいのか

仕事が楽しいのか、いい仕事をしているのが楽しいのか

あるテレビ番組で消防車の運転手してる人が、現場になるべく早く到着出来るよう休みの日には担当の地区を回っている。って話していて、率直に「よくそんなことしてるな」と思った。

自分は食品関係の仕事をしていて、休みの日には同じ業態の店によく行っている。
でもこれはディスプレイなんかを見たりすることもあるけど、もちろん好きなものを食べるために行っているだけのことで、特に仕事のために休日も惜しまず使っ

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