とび少納言

どうも、とび少納言です。 SEO対策したブログが失敗したので、Googleを無視して書…

とび少納言

どうも、とび少納言です。 SEO対策したブログが失敗したので、Googleを無視して書きたいことを書きます。 目標は、継続することだけです。 よろしくお願いします。

最近の記事

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自己紹介

こんにちは、とび少納言です。 勘の悪い方でも分かる通り、清少納言をもじっています。特に、このネーミングに纏わる話はありません。 自己紹介といっても、特別ここで言っておきたいことはないです。僕のひととなりは、これから更新していくnoteを読んでくだされば何となく想像は付くと思います。 なので、ここではnoteを始める理由やどんな記事を書いていくかについて書きます。 これまで別の名前でブログを書いたり、Twitterで発信したりしてきましたが、正直あまり上手くいきませんでし

    • 桜とカニ

      世間がハードルを上げすぎて、「なんだ、こんなもんか」と落胆することのいかに多いことか。 最近、毎日のように、桜が開花するだの、しないだの、今年は開花が遅いだのと騒いでいるが、黙って待っとけと思う。 桜の開花が数日くらい遅れたところで、何だと言うのか。そんなに驚くような、落胆するようなことか。 そもそも開花したって、ひとつの木に1、2輪の花が咲いているだけで、全く綺麗じゃない。 本当に待ち焦がれるべきは開花ではなく、満開のはずだ。それなのに、やたらと開花を待つこの風潮は何な

      • 知り合いの前で本を読むことができない

        本を読む、という行為を人に見られるのが恥ずかしいという感情は、一体なんなんだと思うが、やっぱり知り合いがいる中で読書をするのは何だか気が引ける。 小学生の頃から本を読むのが好きだったが、僕の友人の中で僕に読書好きというイメージを抱いている人は多くはないと思う。 むしろお喋りで、お笑い好きみたいな印象を持っている人が多いはず。 読書好きだと知っている友人もいるが、どんな作家が好きかとか、いまどんな本を読んでいるかとかを知っている人は皆無だ。 それもこれも、人前で本を読むと

        • チャップリンは現代日本のお笑いとほぼ同じ

          チャップリンの『街の灯』という映画を観た。 無声映画で、ほとんどセリフがない。 効果音と動きだけで、ストーリーが進んでいく。 興味本位でDVDをレンタルしてみたが、流石に面白いとは思えないだろうなぁと思っていた。 だって、100年近く前の映画だし、しかもセリフ無いし。 でも、まあ、超有名な映画だから一回くらい観てみるか、というようにそこまで期待せずに見始めた。 ところがどっこい、冒頭から普通に笑ってしまう。大爆笑とまではいかないが、テンポよく、クスクスと笑ってしまう。

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          美容室は難しいし、恥ずかしい

          もう美容室に通い始めてから、15年以上は経っているはずだが、未だに攻略することができずにいる。美容室は、恥ずかしい思いをすることが多い。 美容室は、とても洒落ていて、華やかな場所のように思う。綺麗なお姉さんとカッコイイ美容師さんが和気藹々と談笑している。そんな「陽」の空気が漂う場所に、「陰」の外套を着た僕が馴染むことができるわけもない。 美容室に行って、まず席へ案内される。 美容師さんが椅子をくるりと、こちらに向けてくれる。「こちらにどうぞ」と言われて、僕はそこに座らなけ

          美容室は難しいし、恥ずかしい

          夢と引き換えハンバーガー

          僕は、ジャンクフードの中で一番ハンバーガーが好きなのだが、そのハンバーガーを一生食べないと神様に約束してしまった。 僕は基本的に外食は控えて、自炊をしている。自炊をする際も、栄養バランスに配慮しているため、食に気を遣っている類いの人間だと思う。 しかし、そのような生活を続けていると、時折、味の濃いジャンキーな食べ物を食べたくなることがある。そんな時、我慢せず食べることにしているのだが、何を食べるかが結構重要だったりする。 貴重な1回である。今回を逃せば、次回はいつジャンキ

          夢と引き換えハンバーガー

          映画『PERFECT DAYS』の感想

          僕はこれまでいつも何かしらのコミニティーに所属してきたな、と振り返って思った。 小学校から大学まで、期間を空けることなく進学し続けた。また、大学卒業後もすぐに今いる企業に就職したので、僕がどこのコミニティーにも所属していなかった期間はほとんどない。 僕は人付き合いもそこそこ上手くできる方であるため、各コミニティーではそれぞれ友達ができた。しかし、大人になるにつれて、特に就職してからの知り合いは、特別友達とは言えないのではと思うようになった。 コミニティーに所属している、

          映画『PERFECT DAYS』の感想

          芥川賞受賞作『東京都同情塔』(九段理江)

          多様性に配慮するということは、すなわち言葉を捨てることなのかもしれない。差別的な言葉はもちろん、断定的な物言いやカテゴライズする分析的な発言も慎むべきとされる。これまで使っていたが、今は使うべきでないとみなされた言葉を捨てるように言われる。 何かを言ったらすぐさま炎上する世界では、何も言わないことが最適解となる。言葉を多く持つことよりも、言葉を少なく持つことこそが多様性への配慮とされる。 そして、気づけば意思疎通が不可能になるのだ。言葉は、「画一性」に価値がある。世界中の

          芥川賞受賞作『東京都同情塔』(九段理江)

          自分の投稿を見てもらうために他人にいいねするなバカ

          こんにちは、とび少納言です。 ロバート・チャルディーニという方の本『影響力の武器』には、著者が経験から得た、人に影響力を及ぼすための法則がいくつか書かれています。 この本はかなりベストセラーで、今でもよく読まれていて、引用もされています。 その中でも、特に「返報性」という法則は、よく活用されています。 「返報性の原理」を簡単に説明すると、人は何かモノや行為を施してもらうと、その人に対してお返しをしたくなるというものです。 これを利用して、あらゆるセールスが行われていると

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          庶民の投資は所詮おまじない

          こんにちは、とび少納言です。 今回は、最近話題になりがちな「投資」について書こうと思います。 とはいえ、僕は金融の専門家とかではないので、おすすめの投資法や金融商品は一切書けません。あくまで「投資」という行為自体について考えたことをつらつらと書いていこうかと思います。 最近、投資が話題ですね。本屋に行っても人気書籍として投資の本が押し出されていますし、テレビでもよく投資の話題を見かけます。 それは、たぶん今年の1月からNISAの制度が変わったからでしょう。これを機に投資を

          庶民の投資は所詮おまじない

          『君たちはどう生きるか』が面白かったので、これまでほとんど見てこなかったジブリ作品を見漁っている今日この頃。 『風立ちぬ』を最後まで見たら、副題(キャッチコピー?)でもある「生きねば。」の意味がよく分かった。 こんなにもポップに描かれた絶望は、まあ無い。

          『君たちはどう生きるか』が面白かったので、これまでほとんど見てこなかったジブリ作品を見漁っている今日この頃。 『風立ちぬ』を最後まで見たら、副題(キャッチコピー?)でもある「生きねば。」の意味がよく分かった。 こんなにもポップに描かれた絶望は、まあ無い。

          秀才である僕が、この2年間意識したこと

          こんにちは、とび少納言です。 今日は、秀才である私、とび少納言がこの2年間めちゃくちゃ意識したことがあって、それがすごく良かったので発表したいと思います。 まず、前提として僕は自分のことを秀才だと思っています。 自分で自分のことを「秀才」と評することに抵抗が無いかと言えば嘘になりますが、僕が認識する限りでは周りからの僕の評価は「秀才」であったと思います。 それは、「天才」でも「凡人」でも無かったはずです。 僕は秀才です、という謎の宣言は、これから書き連ねることに大いに関係

          秀才である僕が、この2年間意識したこと

          複雑で難解なものは複雑で難解なままで

          こんにちは、とび少納言です。 今日は、複雑で難解なものを複雑で難解なままで摂取した方が楽しい、という話をしたいと思います。 「複雑で難しいことを、単純で簡単にして話すのが本当に頭の良い人だ」という意見があったりします。確かに、難しいことを誰にでもわかりやすく説明する能力は貴重です。 しかし、そもそも「複雑で難解なこと」は、そのまま「単純で簡単なこと」に変換可能なのでしょうか? 僕は、そんな甘い話はない。それは、不可能だと思うのです。 このことを考える時に僕は、「嘘も方便

          複雑で難解なものは複雑で難解なままで

          ビジネス系発信者は「経営者のポジショントーク」になりがち

          こんにちは、とび少納言です。 今日は、ビジネス系の発信者は大抵経営者なので、言うことが経営者の立場からの発言になるよねという話をします。 多くのビジネスパーソンに支持されていて、発信内容もビジネス系のことが多い発信者の方は多くいます。 超有名なところでいうと、ホリエモンこと堀江貴文さん、キングコングの西野さんなどです。他にも、ビジネスのことや政治のことなどについて発信している人は多くいます。 彼らの発言は、すごく勉強になって、僕自身も参考にすることは多いです。 しかし、ひ

          ビジネス系発信者は「経営者のポジショントーク」になりがち

          口コミは信じてないが、左右はされる

          僕は、口コミなんて信じていない。 最近の口コミは、業者が書いているものや、アルバイトに頼んだヤラセのものなど、本当に使った人の声ではない場合も多いと聞く。 また、本当の口コミだったとしても、それはあくまで口コミを書いた人の主観だ。 飲食店の口コミに「店員の態度が悪い」と書いてあっても、それが本当かどうかわからない。 もしかすると、店員ではなく口コミを書いたその人の態度が迷惑だったため、注意されただけの可能性だってある。そういうわけで、僕はAmazonでもGoogleでも、口

          口コミは信じてないが、左右はされる

          美しい空白を知る~映画『ソナチネ』~

          京都の博物館で、俵屋宗達「風神雷神図屏風」を見たときのことを思い出した。 初めて見る「風神雷神図屏風」は、まず"無"が目に入った。その"無"を、大学生の僕はのめり込むように見た。 僕が「風神雷神図屏風」にのめり込んだのではなく、そこにある"無"に飲み込まれる感覚だった。 あのインパクトの大きい風神と雷神よりも、印象的な空間。なぜ風神と雷神ではなく、何も無い空間に目が釘付けになったのか、その時はよく分からなかった。 映画「ソナチネ」は、北野武監督作品で、1993年に公開され

          美しい空白を知る~映画『ソナチネ』~