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それ、和了。の第百二十一首
第百二十一首
まぁ待てよ。勝負の続きはあの世でしようぜ。
あの頃みたいに勝たせてもらうぜ。
─── 音無桜花
2024.05.12.
「なにぃ!! いやいや、俺が勝ってたね!」
「次も勝たせてもらうね!!」
雀友の声がきこえてきそうです。
新緑の屋根。の第百十七首
第百十七首
葉桜に軒をかりては雨宿り
尻尾をたてた黒猫がゆく
─── 音無桜花
2024.05.06.
外出先で雨。
雨脚が落ち着くまで、露に濡れる葉桜の陰で雨宿りです。
草っ原を、黒猫が小走りに走っていきました。