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    国民民主党の候補予定者(挑戦者)たちにインタビュー!政策、人柄、経験、考えなど、さまざまな角度から光を当て、挑戦者たちの素顔に迫る独自ルポマガジンです。

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2024東京15区補選、乙武さんについて思ったこと

東京15区補選、お疲れ様でした。 われらが国民民主党が力を入れて支援した乙武候補は、残念ながら結果至らず。まずは、厳しい選挙を戦われた皆様に敬意を表します。 今回の15区補選について、そして国民民主党の乙武氏の推薦について、様々な議論があると承知しています。 また、今回こうした結果になった要因についても、様々に複合的な要素があり、何か一つの理由や原因をもってして「これだ」と言うことはできないものと思います。 そのうえで本稿では、私自身がコンテンツ・マーケティングを生業の

    • 多様性という名の混沌

      何か…理由はなんでもいいが、『気に食わないヤツ』がいるとする。 目をつぶって、耳をふさいで、 「いやだいやだ、あんなやつの存在は、おれは絶対に認めないぞ!アーアーアー!みえなーい!きこえなーい!」 とやったところで、その『気に食わないヤツ』の存在は、消えないんだ。 依然として変わらず、ヤツはそこにいる。 ヤツはそこにいるんだ。 気に食わないが、しかし居る。 その”厳然たる事実”を認識すること。 その事実認識に立つことが、多様性社会・共生社会の第一歩だと、おれは思ってい

      • 論文ってなに?論文が書けるようになるための超入門

        はい。国民民主党政治塾の卒塾論文、審査結果が出たようですね。 僕はこくみん政治塾、実を言うと参加していません。 というのも、申し込みが殺到してカツカツという話だったので…僕は大学時代に政策学をみっちり学ぶ機会に恵まれましたので、今回は遠慮して、学ぶ機会をお譲りしようと考えた…というテイで、実際は人見知りしちゃったからですね。はい。 でまあ、様子を伺っていると、どうやら「卒塾論文」の審査があったようですね。4000文字の小論文とはいえ、けっこうアカデミックな審査基準があった

        • [コラム]墨田区議会に学ぶレジリエンス:しなやかな社会への小考

          先ほど、国民民主党墨田区議会議員 ちょうなん貴則議員の投稿を見て、僕はめちゃくちゃビックリしました。 何故これに驚いたのか、という話をさせてください。 一言でまとめると、「計画のレジリエンス」という考え方に基づいた議論が交わされているように見えたからです。この考え方は、日本のさまざまな社会課題の解決に向けて、非常に重要なエッセンスだと個人的に思っています。 計画のレジリエンスまず、「レジリエンス」というカタカナ語を多用することを、ご容赦下さい。これは適切な日本語訳が見当

        2024東京15区補選、乙武さんについて思ったこと

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          忍者でわかるアクティブサイバーディフェンス

          アクティブサイバーディフェンスって、要するに忍者なんです。 いや、ほんとに。 ドロボウ対策で例えるサイバー防衛例えば、ドロボウ対策を考えてみましょう。 監視カメラやセンサーがあって、警備員さんが居る。そして、ドロボウが入ってきたら「ビーッ!」と警報が鳴って警備員さんが駆けつける。つまり、『ドロボウが侵入してきたら対処する』わけですね。 この『入ってきたら対処』する方式が、一般的によく使われているサイバー防御の仕組みです。アクティブサイバーディフェンスと区別して、パッシブ

          忍者でわかるアクティブサイバーディフェンス

          ターニング・ポイント

          今ってたぶん、本当に歴史のターニングポイントなんだろうな、という気がしています。根拠はないんですが、全体の流れをざっと俯瞰した時に、本当にそうなんじゃなかろうかと。 先日、こんな記事を書きました。 本当に何の気なしに書いたんですが、書いている中で、「これは今、もしかすると歴史的なターニングポイントの時期かもしれんぞ」という感覚があったんですね。 そして奇妙なことに、その日の夜、日米首脳会談で、岸田総理とバイデン大統領がどちらも「歴史の転換点」といった認識を示したわけです

          ターニング・ポイント

          ポピュラーミュージックを補助線に読み解く戦後政治と、「対決より解決」についての小考

          我が親愛なるフォロワっさんが、90年代のJ-POPについて、「大人VS仲間」「社会規範VS本当の自分」という“平成の対立構造”について言及しておりまして。 このへんのJ-POPのマインドって、実はがっつり戦後政治史が絡んできて、政治クラスタ的にも面白い話だと思うので、ちょっと書いてみようと思います。 『東西冷戦構造』『学生運動』『(当時の)日本共産党』『ソ連崩壊』とかのワードに「おっ!やってるねぇ大将!」となる皆さんにも楽しんでいただけるんじゃあないかな。 そして真面目

          ポピュラーミュージックを補助線に読み解く戦後政治と、「対決より解決」についての小考

          中国国家電網公司とは?ChatGPTさんと一緒に調べた結果

          本件について。 これは「資料にロゴが入っていた」ことが問題ではなく、中国国家電網公司の息のかかった人物が日本のエネルギー政策に関わっている可能性があるとマズい、という話です。 「そんなにリスキーな話なの?」 「いつもの嫌中派がイデオロギーで叩いてるだけじゃない?」 という疑問もあったので、中立性に定評のあるChatGPTさんと一緒に調べてみました。 結論から言うと、アメリカのCSIS(戦略国際問題研究所)、アトランティック・カウンシル等の研究機関や公的セクターから、中

          中国国家電網公司とは?ChatGPTさんと一緒に調べた結果

          中小企業の賃上げ環境整備について、玉木さんと矢田さんにやってほしいこと

          わたくしマーケティングのコンサルと実務を長年やってまして、いろいろな中小企業さんにお世話になってるので、その辺の経験からざっくり書いていきます。 なお、「社会保険料の負担が重いから下げろ」とかいった話は、もう皆さんが散々訴えてくれてるので、ここではわざわざ書きません。 賃上げに必要なことほとんどの中小企業では、賃上げをしようと思っても「無い袖は振れない」ことになります。 賃金は事実上ほぼほぼ固定費です。しかも一度上げたらなかなか下げにくい。売上総利益を上げずに労働分配率

          中小企業の賃上げ環境整備について、玉木さんと矢田さんにやってほしいこと

          超絶わかりやすい賃上げと社会保険の関係の話

          みんなのお給料が上がると、 保険料の負担率を上げなくても、 みんなの手取りも増えるし、 国とかが社会保険に使えるお金も増えるよ。 みんなのお給料が上がっても、 保険料の負担率がもっと上がってしまうと、 みんなの手取りは増えないよ。 (国とかが社会保険に使えるお金は増えるけれども。) みんなのお給料がガッツリ増えれば、 保険料の負担率が上がっていっても、 みんなの手取りは増えるし、 国とかが社会保険に使えるお金も増えるよ。 みんなのお給料が上がらなくて、 保険料の負担率が

          超絶わかりやすい賃上げと社会保険の関係の話

          確定申告シーズンの終わりに考える、公租公課の負担とかについて

          先日、先延ばしにしまくっていた確定申告をいよいよもってして終えた。 否応なしに税と社会保険料について考えてしまうタイミングである。 税金について、僕は前々から思っている疑問がひとつある。 果たして国や自治体は、「その人(個人または世帯)が、トータルでいくらの税や社会保険料(公租公課)を負担しているのか」を把握しているのだろうか。 トータルで僕が、公租公課をいくら負担しているのか。トータルで年収の何割ぐらいの負担になっているのか。そういった情報は、いったいどこの誰が把握し

          確定申告シーズンの終わりに考える、公租公課の負担とかについて

          リベラルと「寛容のパラドクス」について考える

          「寛容のパラドックス」をご存知だろうか。 哲学者カール・ポパーが1945年に発表したもので、以下のように述べられる。 これを引いて、(おそらくは2010年代頃からだと思うが)、「不寛容に対しては不寛容でなければならない」という論が大手を振って歩くようになってきた。 要するに、 「ありとあらゆる意見に対して寛容であろうとすれば、不寛容な意見に対しても寛容であらねばならない。しかし、不寛容な意見に対して寛容になってしまうと、そのせいで寛容性が保てなくなってしまう。だから、

          リベラルと「寛容のパラドクス」について考える

          デジタルヘルスケアと医療AIに関する簡易レポート(2023):保険制度改革に関する視点の提示

          最近はどうやら、健康保険制度について”議論”が巻き起こっているらしい。 昨年、医療AIと遠隔医療の現状についてレポートを取りまとめた。ここにシェアしようと思う。 1:医療AIの国別普及率(2022)2022年において、AIによる予測分析の国別採用率は、シンガポールが92%(1位)、中国が79%(2位)、ブラジルとアメリカが66%(3位)。国民皆保険制度を導入しているフランスでも64%の普及率となっている。 Statista:Rate of adoption of pre

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          中小企業の現場から:足元の経済がけっこうヤバイんじゃないか?という話

          この数ヶ月ほど、多種多様な中小企業さんとお話をすることが多い。かなりの数をまわったと思う。その辺の肌感覚をちょっとみなさんにシェアしたい。 ここではザックリした話しかできないが…けっこう色々な企業さんの経営の内情を聞き出しているので…まあ、その辺はご容赦いただきたい。なんでもかんでもネットに書いちゃうワケにはいかないのだ。こちらにも守秘義務と信用がある。 2023秋~冬商戦の不振まず、業種を問わずよく聞く話が、2023秋~冬商戦の不振である。「なんか思ったほど売れなかった

          中小企業の現場から:足元の経済がけっこうヤバイんじゃないか?という話

          がんばれ地方議員ズ

          昨今、自民党派閥の裏金問題で、国政はヒッチャカメッチャカなことになってますね。政倫審が始まって、またいろいろ物議を醸していると聞いています。 この今の政治状況を「世の中のみんなどう受け止めているのか」っていう視点は、すごく大事だと思います。 とりわけ、「特に支持政党がありません」という人が、今もう半分ぐらい居るわけですね。でもそういう人たちも、話をしてみると、決して政治に興味や関心がないわけではないんですよ。何かしらニュースやワイドショーや新聞とかを通して、情報をチェック

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          君たちは「三角関数ギャグ」で笑ったことはあるか?

          君たちは「三角関数ギャグ」で笑ったことはあるか? おれはある。 もう10年以上も前、まだおれが売れないバンドマンだった頃だ。ライブ終わりに、仲のいいバンドと下北沢で飲んでいた時だったと思う。バンドマンらしいアホみたいな酒の飲み方で、みんなメチャクチャになってたんだ。 どういう話の流れだったかは覚えていないが、誰かが「おれ三角関数?ってよく知らないんだよね」と言った。なぜ三角関数なんて単語が出てきたのか今でもサッパリわからないが。すると、それを受けた別のバンドのベーシストが

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