本条靖竹

アイドルコンテンツ「CHIKA☆CHIKA IDOL」等の原作・プロデューサー。コンテ…

本条靖竹

アイドルコンテンツ「CHIKA☆CHIKA IDOL」等の原作・プロデューサー。コンテンツを秋葉原から世界に発信します。

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  • クリエイターズ・サバイバル

    クリエイターのサバイバルに関する、有料note記事のまとめです。

記事一覧

やっぱり「クリエイターは食える」よ

PCやネットでクリエイティブな環境が比較的安価で誰にでも入手できる環境になって、世界で「プチ・クリエイター」が大増殖して、供給が増加して、「今後クリエイターは食っ…

本条靖竹
7年前
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同人音声作品は儲かるのか? ~マイクロコンテンツの時代~

今年の6月から「同人音声作品」というジャンルで作品をリリースし始めました。 同人音声サークル「調教少女」(※リンク先は18禁) 音声ドラマ制作は、美少女ゲームのグ…

本条靖竹
7年前
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「本当にやりたい事」に絞り込んで生きていく

ことし40歳になって、僕は創造的な仕事ができる「残り時間」をこれまで以上に意識するようになりました。 そして今後は「あまりやりたくない仕事は捨てよう」と考えていま…

本条靖竹
7年前
8

市場にはりつくこと

支援モデルで運営するコミックではまだまだ食えないので、スタンプやらDL販売やら色々やってるんですけど、よく思うのは「市場にはりつけ」ということ。 具体的には、各サ…

本条靖竹
8年前
4

誰のために書くのか?

誰のために書くのか、ということを最初に定めておかないと、作品はぶれていくと思う。 「あくまで自分が成功するため」というのも悪いわけではないけど、最近は他人、それ…

本条靖竹
8年前
2

「お布施できない」のが問題なのだ

例えば600円のコミックスを年一冊出てるマンガ家さんがいて、あるファンがそれを毎年楽しみに一冊買っているとします。 そのファンが作家を直接支援(お布施)できる金額…

本条靖竹
8年前
2

この仕事が一生続けられるなどとは思わない方がいい

自動車や汽車や電車が普及して、馬車が消えた。 石油やガスの利用が増えて、炭鉱が消えていった。 馬車が消えたのは、馬車関係の人が悪いわけじゃない。 炭鉱が消えてい…

本条靖竹
8年前
2

人それぞれに合ったスタイルを

この年になってほとほとわかるようになってきたんだけど、人にはそれぞれ能力を発揮できるスタイルというものがあって、それを無視しては良い成果は出ない。 毎日ブログ記…

本条靖竹
8年前
5

noteでつまづく理由「心理的ストレス」を回避する方法

noteはいいぞ。 僕個人のアカウントだけでなく、CHIKA☆CHIKA IDOLアカウントの運営を始めた現在の心境を書くとそんな感じになります。 反応も売上も、スタートとしては好…

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本条靖竹
8年前
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ちきりんとイケダハヤトに見る「トランプ現象」

ネット有名人、ちきりんにしても、堀江貴文やイケダハヤトにしても、彼らには一定のファンがいて、ある共通項が見えてきて、そこが気になっている。 (これは彼らアルファ…

本条靖竹
8年前
6

noteで有料記事なんて…と恐れるあなたへ

【はじめにお知らせ】 noteのFacebookユーザーグループを作りました。 noteクリエイターがノウハウを共有したりディスカッションする場がないと思ったので。 どなたでも無…

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本条靖竹
8年前
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Facebookでnoteユーザーグループを作りました。どなたでも無料で参加できます

他のnoteクリエイターと知り合う機会や、ディスカッションする場所ってあまりないなと思ったので、noteユーザーグループというFacebookグループを設置しました。ノウハウの…

本条靖竹
8年前
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クリエイターが直面する3つの困難を乗り越えよう!

重要記事です。 僕にとっては、今後10年は書かない(書けない)レベルの大事な内容です。 これを投稿するために個人noteを始めたと言っても過言ではありません。 だからぜ…

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本条靖竹
8年前
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良いクリエイターとは何か?

良いクリエイターとは、世界で一番オモシロい事をしている人のことだ。 人間には色々あるから、時には現実に妥協して周りと似たようなことをしてしまったり、中途半端なも…

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本条靖竹
8年前
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4年後には40代以上が8割!
日本のジュブナイル文化はどうなるのだろう。

突如、テレビ視聴率を左右し始めた大人世代
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/100705014.html

本条靖竹
8年前
1

自信について ~褒めるか叱るか

「自信」って、人に褒められてつくものじゃないと思う。 あれは自分の中で長い年月でモノサシを育て、培っていくモノだ。 「成功体験」で培われるというハナシもあるし、じ…

本条靖竹
8年前
2

やっぱり「クリエイターは食える」よ

PCやネットでクリエイティブな環境が比較的安価で誰にでも入手できる環境になって、世界で「プチ・クリエイター」が大増殖して、供給が増加して、「今後クリエイターは食っていけない」みたいな議論があったけど、僕は全然そうなってないと思う。

むしろ昔より稼ぎやすくなったような気さえする。(条件つきではあるが)
その理由は、コンテンツ作成にかかるリソースやコストの問題。

もっともコストがかからない有償コン

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同人音声作品は儲かるのか? ~マイクロコンテンツの時代~

同人音声作品は儲かるのか? ~マイクロコンテンツの時代~

今年の6月から「同人音声作品」というジャンルで作品をリリースし始めました。

同人音声サークル「調教少女」(※リンク先は18禁)

音声ドラマ制作は、美少女ゲームのグッズ特典などで経験はあったのですが、こちらは音声作品単体での製作・販売です。

前々から興味があった世界で、昨日、第8作目の台本を声優事務所に届けたところです。(当記事トップ画像の「おじさん大好き部」。十月上旬発売予定)

今のところ

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「本当にやりたい事」に絞り込んで生きていく

ことし40歳になって、僕は創造的な仕事ができる「残り時間」をこれまで以上に意識するようになりました。

そして今後は「あまりやりたくない仕事は捨てよう」と考えています。

これは意外に難しい。過去のしがらみとか見栄とかあるから。

たとえば「会社を大きくする」とか、「年収を最大化する」とか、それは自分にとってあまり重要ではないので捨てます。

「会社を大きくする」「年収を上げる」事そのものにエネル

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市場にはりつくこと

支援モデルで運営するコミックではまだまだ食えないので、スタンプやらDL販売やら色々やってるんですけど、よく思うのは「市場にはりつけ」ということ。

具体的には、各サイトのランキングをよく見たり、他作品のレビュー評価などを見て「今何を作るべきか考える」ということです。DMMしかり、Amazonしかり、コミケしかり。

興味深いのはコミケで大手とされているサークルさんが、DL販売ではあまり数字を残せな

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誰のために書くのか?

誰のために書くのか、ということを最初に定めておかないと、作品はぶれていくと思う。

「あくまで自分が成功するため」というのも悪いわけではないけど、最近は他人、それもある特定の層を意識するようにしています。

「自分が成功するため」というのは、強いモチベーションではあるかもしれないけど、それはあくまで本人の問題であり、読者にとってはあまり関係がないなと思うからです。

だから、僕は明確に「こういう人

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「お布施できない」のが問題なのだ

例えば600円のコミックスを年一冊出てるマンガ家さんがいて、あるファンがそれを毎年楽しみに一冊買っているとします。

そのファンが作家を直接支援(お布施)できる金額は、本体価格552円、印税を10%としても年あたりたった55円です。

これが500円の同人誌だとしたら、もう少しお布施率は上がります。
一冊あたりの印刷代100円~200円を引いても、300~400円をお布施できる。
年二回発行してい

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この仕事が一生続けられるなどとは思わない方がいい

自動車や汽車や電車が普及して、馬車が消えた。

石油やガスの利用が増えて、炭鉱が消えていった。

馬車が消えたのは、馬車関係の人が悪いわけじゃない。

炭鉱が消えていったのは、炭鉱の中の人が悪いわけじゃない。

もっと便利でリーズナブルな手段が普及したからだ。イノベーションってやつだ。

スマートフォンがあっという間に普及して、また消えていくものはたくさんあるだろう。

雑誌とか、新聞はかなり厳し

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人それぞれに合ったスタイルを

この年になってほとほとわかるようになってきたんだけど、人にはそれぞれ能力を発揮できるスタイルというものがあって、それを無視しては良い成果は出ない。

毎日ブログ記事を息を吸うように書けるプロブロガーもいるし、自宅をスタジオにして毎日のように作曲しているアーティストもいる。

では彼らに憧れ、師事したとしても、その特異な能力をコピーすることはできないだろう。その特異な能力は彼らの性格・パーソナリティ

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noteでつまづく理由「心理的ストレス」を回避する方法

noteでつまづく理由「心理的ストレス」を回避する方法

noteはいいぞ。

僕個人のアカウントだけでなく、CHIKA☆CHIKA IDOLアカウントの運営を始めた現在の心境を書くとそんな感じになります。
反応も売上も、スタートとしては好調と言えるでしょう。

だけど、みんながnoteで記事の単品販売や月額課金マガジンをはじめているわけではなさそうです。
勢いで新設したFacebookユーザーグループの書きこみもちっともない。
あれれ…?

noteで

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ちきりんとイケダハヤトに見る「トランプ現象」

ネット有名人、ちきりんにしても、堀江貴文やイケダハヤトにしても、彼らには一定のファンがいて、ある共通項が見えてきて、そこが気になっている。

(これは彼らアルファな人たちに対する論考というよりも、そのフォロワー達や現象についての考察です。)

そのフォロワー達は、「成功者」に憧れているのではないだろうか。

そして「成功者の彼らのようになりたい、そのノウハウを得たい」から、本を買ったり、有料メルマ

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noteで有料記事なんて…と恐れるあなたへ

noteで有料記事なんて…と恐れるあなたへ

【はじめにお知らせ】
noteのFacebookユーザーグループを作りました。
noteクリエイターがノウハウを共有したりディスカッションする場がないと思ったので。
どなたでも無料で参加できますので、ぜひ参加申請してくださいね。

有料記事を2本売ってみて(『良いクリエイターとは何か?』『クリエイターが直面する3つの困難を乗り越えよう!』)、それなりに売上が入ってきています。

どちらも大変好評の

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Facebookでnoteユーザーグループを作りました。どなたでも無料で参加できます

Facebookでnoteユーザーグループを作りました。どなたでも無料で参加できます

他のnoteクリエイターと知り合う機会や、ディスカッションする場所ってあまりないなと思ったので、noteユーザーグループというFacebookグループを設置しました。ノウハウの共有をしたいですね。

Facebookアカウントをお持ちの方なら、どなたでも無料で参加できます。

とりあえず今は自己紹介などをしている段階です。
ぜひ初期メンバーとして参加してください。(≧▽≦)ノ
ノウハウの共有や投稿

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クリエイターが直面する3つの困難を乗り越えよう!

クリエイターが直面する3つの困難を乗り越えよう!

重要記事です。
僕にとっては、今後10年は書かない(書けない)レベルの大事な内容です。
これを投稿するために個人noteを始めたと言っても過言ではありません。
だからぜひ、同じ課題に直面している方に読んでいただきたいです。

いま、クリエイターは、3つの困難に直面しています。

それは直視するのがイヤになるくらい、簡単には解決できそうにもなく、
人によっては「この仕事を続けていていいんだろうか?」

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良いクリエイターとは何か?

良いクリエイターとは、世界で一番オモシロい事をしている人のことだ。

人間には色々あるから、時には現実に妥協して周りと似たようなことをしてしまったり、中途半端なものを作ってしまったり、お金に目がくらんでゴミみたいな仕事をしてしまう。(笑)

だけど、結局はアホみたいにオモシロいものが埋まった鉱山を探りあてて、うっかり深掘りしてしまい、独自の世界が生まれてしまい、「この人に死なれたら世界がオモシロく

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4年後には40代以上が8割!
日本のジュブナイル文化はどうなるのだろう。

突如、テレビ視聴率を左右し始めた大人世代
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/100705014.html

自信について ~褒めるか叱るか

「自信」って、人に褒められてつくものじゃないと思う。
あれは自分の中で長い年月でモノサシを育て、培っていくモノだ。
「成功体験」で培われるというハナシもあるし、じゃあ成功してなかったらどうすんだってのもある。きっと根拠なんかなくてもいいのだよ、自分の中にモノサシがあればね。

他人の感想は大いに参考になるし気になるものだけど、だからといって他人の毀誉褒貶で揺らぐような軽いものじゃ困るのだ。モノサシ

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