- 運営しているクリエイター
記事一覧
サッカー熱とマグカップ
「海外に行ったらマグカップを買ってくる」と、なぜか夫は決めている。ある時、そう決めたらしい。当時、海外出張が多かった夫が所持するマグカップの量は、小さなカフェなら3軒くらい経営できそうなくらいになっている。
それにつられて、私も海外に行ったら、マグカップを買っていた時期がある。どんな旅先に言っても、「マグカップを買う」と決めておくと、随分と心的負担が減った気がしたからだ。「来たからには何か記念に
「ジャムを煮る」というハードル。
気がつけば、苺の旬が終わろうとしている。苺の値段がグンと下がっている。スーパーに行く回数を減らす努力をしている。というわけで、苺をいつもより多めに買って帰ってくる。
平松洋子さんの台所をめぐるエッセイを詰め込んだ『真夜中にジャムを煮る』。果物の食べごろを見極める作業に慎重になり、一喜一憂する“あるある感”。そして、「食べ頃をすぎた果物はジャムにすればいい」という考えに行き着く。静まり返った真夜中
noteを200日連続で投稿してみて
今日でnoteを始めてちょうど200日目。2020年に入って毎日書くのはやめようかな、と思っていたのだが。
最近、YouTuberの中で、モーニングルーティン(寝起きや朝食やスキンケアなど)を公開するのが流行っているようだが、まさに、noteを書くことが私のモーニング・ルーティン。朝起きて梅醤番茶を飲み、ストレッチしながら何を書くかを決めたら、深く考えず一気に書く。
テーマを設定しないことで、
結婚生活。そして、ピーナツバターとアップルパイ
夫はピーナツが好き。柿の種のピーナツだけを選って食べていて驚く。けれど、ピーナツバターには興味がない。私は逆で、柿の種にピーナツは必要ないと思っているのに、塩気の塩梅が良いピーナツバターに出会うとうれしくなる。
夫はアップルパイが好き。フレッシュな林檎はさほどでもないらしい。私は逆にアップルパイが苦手。火を通して歯応えがなくなった林檎に対する違和感がどうしてもぬぐえない。あのシャリシャリ、サクサ
長年の夢。いざ、第一歩へ
大学院での全工程を終え、途端に時間の、いや、心の余裕が出てきた。
あんなに焦がれていたボーッとする時間を手に入れたのに既にもてあましている。なんでこんなに時間的貧乏性体質になってしまったのか。
さて、次は何をやろう?
大学院に通っていた2年間、すっかりご無沙汰していた馴染みのスナックへ。「久しぶりじゃないですか」という言葉ともに、ハイボールに添えスーッとカラオケのデンモクを私の前に。「十八番
誰よりも私のファッションに厳しい男。そして、その効能
知人の中でいちばん“おしゃれ”だと思っている人(男性の先輩)に今日、会いに行く。「ブランドに詳しい」とか、「トレンドをおさえている」とか、「誰もがふりかえるようなおしゃれをしている」、とか……そういう類いのことではない。奇をてらっていないのに、佇まいがおしゃれ。ファッション業界ど真ん中にいるのに、媚びることも、流されることもせず、かたくななくらいに自分の認めるものしか認めていない頑固な姿勢。そんな
もっとみる