Yukihiko Yamada

1956年浜松生まれ。大阪府南河内郡太子町在住。2023年春迄、在印苦節約10年、しか…

Yukihiko Yamada

1956年浜松生まれ。大阪府南河内郡太子町在住。2023年春迄、在印苦節約10年、しかし、インド好き。文学音楽鑑賞。時々、英・独・仏語でも発信。主に、泰・印と東欧とモロッコで働いて来ました。

記事一覧

南河内郡太子町、早朝の町内散歩。路傍の熊葛(クマツヅラ)らしい。違っていたら教えて下さい。

南河内郡太子町、早朝の町内散歩。路傍の耀き。クマツヅラ(熊葛)らしい。美女桜、とも言うらしいです。違ったら教えて下さい。 Early morning walk in the town of Tais…

Yukihiko Yamada
5時間前
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インドで出会った生粋なフランス料理。

このフランスレストランは上品であるし、もてなしも良く、内装も暖かみがあった。味も繊細で、文句の付けようはない。ただ、一般のインド人のどの階層の人も行くか、と言わ…

Yukihiko Yamada
13時間前
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南河内郡太子町、朝散歩。 柘榴の実がなる迄待つ忍耐。

南河内郡太子町町内朝散歩で見つけた柘榴。実になるには、暑い夏を超えて半年近くはかかるとの事。忍耐強く、しかし、気長に待つしかない。 Pomegranate found on a morni…

Yukihiko Yamada
21時間前
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デリー、喧騒と静寂が同居する街。

イギリス統治時代の建物が今でも残るデリー市中央部にあるコンノート・プレースのその一角。多彩な宗教文化の共存する町だと思います。人も物も激しく動く喧騒の街ですが、…

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インド、路上の髭剃り。一日の始まり。

インドでは路上で髭を剃る人、剃られる人、そして飾り気のないお喋り、結構見慣れた風景であった、と思います。日常的な行為の中で、何気ない言葉を交わしながら、気持ちに…

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絶えず細胞が入れ替わる我々のあり方と、ブルース・リーの言葉を振り返って見ました。

解剖学者養老先生と分子生物学者福岡先生の対談の中で、入れ替わる細胞と人間のアイデンティティのあり方の意味に関する考察について、いろいろヒントがある、深い対談だ、…

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南河内郡太子町、朝散歩で出会った、緑色の苺。

南河内郡太子町での朝散歩。これから赤くなる今は緑のエネルギー漲る苺の写真が撮れました。  Morning walk in Taishi cho, Minamikawachi Gun. I was able to take phot…

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インド、花の値段交渉、 意外に難しいタイミング。

値段交渉が好きなインド人ですが、売り手が、頑として値を下げない事もある。大きな宗教的行事がある時、買う方も値下げ交渉に挑むが、売る方も強気。この場合、相場と勝機…

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南河内郡太子町朝散歩。今朝、出会った花。

南河内郡太子町朝散歩。広義のバラ科なのでしょうか?朝陽で明るくなった大きな霊園の横の坂道で咲き誇っていました。 Morning walk in Taishi Town, Minamikawachi Count…

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見栄を切るガネーシャ、爽やかなデリーの朝の風景。

デリーの静かな住宅街で見つけたガネーシャ像は木造で、木の下に祀られていました。踊り出す一歩手前の姿で、歌舞伎役者が見栄を切っている様にも見えました。インドでは、…

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インド・メガラヤ州で出会った米、インディカ米より日本米に近いが、でも少し違う。それぞれに味わい深い。

インド東部メガラヤ州で食べたお米。インド西部で一般的な長粒米であるインディカ米とは違う。膨らみがあり水分を含んでいる。ただ、日本の様に、最後にお米を蒸らす、と言…

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インド北東部ナガランドの米食文化。

インド北東部の山の多い地域には、沢山の少数民族が住んでいます。ナガランドに住むナガ人は、シナ・チベット語族に属する言語を話します。36の言語・方言集団があり、現代…

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南河内郡太子町の朝日の産む緑色の変化。

南河内郡太子町。朝日の中の緑の暫時的色彩変調は、しかし、グラデーションと言う言葉で良いのだろうか。感覚器官(センサー)を通して得た情報から何を読み取るのでしょう…

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ネパールで遭遇した蕎麦粉羊羹。

ネパール蕎麦粉羊羹 。この地で蕎麦の適作地を探し、生育させた執念の人だから作り得る逸品なのだと思う。ヒマラヤの高地の間近で、一時、異文化の中で食文化の時空を越え…

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終戦一日前の空襲。大阪、京橋駅。

京橋駅南口付近慰霊碑。例え爆撃目標は、大阪城内にあった砲兵工廠であったとしても、終戦直前は無差別爆撃が行われていたのは事実と思います。一回の空襲で、京橋駅で500…

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ウルドゥー・ペルシャ語詩人Mirza Ghalibの眠る街の静と動の濃さ。

Mirza Ghalib(1797年-1869年)、ウルドゥー語とペルシャ語の詩人。自分は原語で詩を味わう能力はありませんが、英訳や彼の自伝的な映画を見た事があります。又、この辺りN…

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南河内郡太子町、早朝の町内散歩。路傍の熊葛(クマツヅラ)らしい。違っていたら教えて下さい。

南河内郡太子町、早朝の町内散歩。路傍の熊葛(クマツヅラ)らしい。違っていたら教えて下さい。

南河内郡太子町、早朝の町内散歩。路傍の耀き。クマツヅラ(熊葛)らしい。美女桜、とも言うらしいです。違ったら教えて下さい。

Early morning walk in the town of Taishi, Minamikawachi-Gun, Osaka-Fu. Roadside radiance. It is said to be a Kumakazura ( 熊葛, Verbena offi

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インドで出会った生粋なフランス料理。

インドで出会った生粋なフランス料理。

このフランスレストランは上品であるし、もてなしも良く、内装も暖かみがあった。味も繊細で、文句の付けようはない。ただ、一般のインド人のどの階層の人も行くか、と言われると、限られた人ではないか、と素直に思いました。イタリア料理と違う、フランス料理への好認識が育つには、少し時間がかかるかな、と思った。インドとフランスではスパイスの好み、味の濃さへの好みがかなり違うし、ベジ・ノンベジの受け入れ方が少し違う

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南河内郡太子町、朝散歩。 柘榴の実がなる迄待つ忍耐。

南河内郡太子町、朝散歩。 柘榴の実がなる迄待つ忍耐。

南河内郡太子町町内朝散歩で見つけた柘榴。実になるには、暑い夏を超えて半年近くはかかるとの事。忍耐強く、しかし、気長に待つしかない。

Pomegranate found on a morning walk in Taishi-Cho, Minamikawachi-Gun, Osaka-Fu. It takes nearly half a year beyond the hot summer for

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デリー、喧騒と静寂が同居する街。

デリー、喧騒と静寂が同居する街。

イギリス統治時代の建物が今でも残るデリー市中央部にあるコンノート・プレースのその一角。多彩な宗教文化の共存する町だと思います。人も物も激しく動く喧騒の街ですが、一時の静寂を感じる一瞬でもありました。 

Connaught Place in central Delhi, where buildings were dating back from the British era not only s

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インド、路上の髭剃り。一日の始まり。

インド、路上の髭剃り。一日の始まり。

インドでは路上で髭を剃る人、剃られる人、そして飾り気のないお喋り、結構見慣れた風景であった、と思います。日常的な行為の中で、何気ない言葉を交わしながら、気持ちにスイッチが入り一日が始まる。当たり前でいて、大切な一時、と思いました。

In India, people shaving and being shaved on the street with unadorned chatter was

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絶えず細胞が入れ替わる我々のあり方と、ブルース・リーの言葉を振り返って見ました。

絶えず細胞が入れ替わる我々のあり方と、ブルース・リーの言葉を振り返って見ました。

解剖学者養老先生と分子生物学者福岡先生の対談の中で、入れ替わる細胞と人間のアイデンティティのあり方の意味に関する考察について、いろいろヒントがある、深い対談だ、と思いました。関係するか、どうか、はっきりとは言えませんが、ブルース・リーは「水になれ」と言いました。人間の外形を保っている身体の中身は絶えず入れ替わる流動性のあるエーテルの様なものかも知れません。 

I thought it was a

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南河内郡太子町、朝散歩で出会った、緑色の苺。

南河内郡太子町、朝散歩で出会った、緑色の苺。

南河内郡太子町での朝散歩。これから赤くなる今は緑のエネルギー漲る苺の写真が撮れました。 

Morning walk in Taishi cho, Minamikawachi Gun. I was able to take photo of strawberry full of green energy now that they are about to turn to red.

Morgen

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インド、花の値段交渉、 意外に難しいタイミング。

インド、花の値段交渉、 意外に難しいタイミング。

値段交渉が好きなインド人ですが、売り手が、頑として値を下げない事もある。大きな宗教的行事がある時、買う方も値下げ交渉に挑むが、売る方も強気。この場合、相場と勝機は正に時間・場所・機会と心理戦の組み合わと当意即妙なウイットかも知れないな思いました。

Indians like to negotiate prices, but sellers sometimes stubbornly refuse t

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南河内郡太子町朝散歩。今朝、出会った花。

南河内郡太子町朝散歩。今朝、出会った花。

南河内郡太子町朝散歩。広義のバラ科なのでしょうか?朝陽で明るくなった大きな霊園の横の坂道で咲き誇っていました。

Morning walk in Taishi Town, Minamikawachi County, Osaka-Pref. Is it a rose family in the broad sense of the category? It was blooming profusel

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見栄を切るガネーシャ、爽やかなデリーの朝の風景。

見栄を切るガネーシャ、爽やかなデリーの朝の風景。

デリーの静かな住宅街で見つけたガネーシャ像は木造で、木の下に祀られていました。踊り出す一歩手前の姿で、歌舞伎役者が見栄を切っている様にも見えました。インドでは、至る所で、神々が人に語りかけている、と感じました。日本の神仏にもそんな面があるのではないでしょうか?

The Ganesha statue found in a quiet residential area of Delhi was ma

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インド・メガラヤ州で出会った米、インディカ米より日本米に近いが、でも少し違う。それぞれに味わい深い。

インド・メガラヤ州で出会った米、インディカ米より日本米に近いが、でも少し違う。それぞれに味わい深い。

インド東部メガラヤ州で食べたお米。インド西部で一般的な長粒米であるインディカ米とは違う。膨らみがあり水分を含んでいる。ただ、日本の様に、最後にお米を蒸らす、と言う工程はありません。メガラヤ米の方が各種カレー料理への混ぜ込み方で、いろいろな味を楽しめます。日本とインド東部で、似て非なるものを食体験をすると、それぞれが味わい深く思います。

Rice consumed in the eastern I

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インド北東部ナガランドの米食文化。

インド北東部ナガランドの米食文化。

インド北東部の山の多い地域には、沢山の少数民族が住んでいます。ナガランドに住むナガ人は、シナ・チベット語族に属する言語を話します。36の言語・方言集団があり、現代では、お互いのコミュニケーションのためナガミーズと呼ばれる共通ナガ語と英語が多用されている様です。元来アニミズム文化の色濃い人々ですが、今はクリスチャンが多い。赤米もあり多様な米食文化圏であり、人々の顔も日本人に似ており、遠い親戚に出会っ

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南河内郡太子町の朝日の産む緑色の変化。

南河内郡太子町の朝日の産む緑色の変化。

南河内郡太子町。朝日の中の緑の暫時的色彩変調は、しかし、グラデーションと言う言葉で良いのだろうか。感覚器官(センサー)を通して得た情報から何を読み取るのでしょうか、それは、ひとぞれぞれでしょうね。

The impression of the morning in Taishi Town, Minami Kawachi District. The temporary modulation of t

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ネパールで遭遇した蕎麦粉羊羹。

ネパールで遭遇した蕎麦粉羊羹。

ネパール蕎麦粉羊羹 。この地で蕎麦の適作地を探し、生育させた執念の人だから作り得る逸品なのだと思う。ヒマラヤの高地の間近で、一時、異文化の中で食文化の時空を越えた交わりを感じました。 

Nepalese yokan jelly made from buckwheat flour. I believe this is a delicacy that could only be only craft

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終戦一日前の空襲。大阪、京橋駅。

終戦一日前の空襲。大阪、京橋駅。

京橋駅南口付近慰霊碑。例え爆撃目標は、大阪城内にあった砲兵工廠であったとしても、終戦直前は無差別爆撃が行われていたのは事実と思います。一回の空襲で、京橋駅で500名以上が亡くなった、と言われています。駅の裏手の余り人々が行き来しない一角で、何気なく歩いていた時、ひっそりと佇む慰霊碑を見つけた事は、大きな衝撃でした。 

Cenotaph near the south exit of Kyobash

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ウルドゥー・ペルシャ語詩人Mirza Ghalibの眠る街の静と動の濃さ。

ウルドゥー・ペルシャ語詩人Mirza Ghalibの眠る街の静と動の濃さ。

Mirza Ghalib(1797年-1869年)、ウルドゥー語とペルシャ語の詩人。自分は原語で詩を味わう能力はありませんが、英訳や彼の自伝的な映画を見た事があります。又、この辺りNizamuddin には、巡礼地でもあるダルガ(霊廟)、ウルドゥー語協会もあります。モスクもあり、人口過密地帯です。絶え間ない人の流れに身を任せながらも、静と動の混在感があり、生きるためのファイテイング・スピリットの様

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