古川ゆか

なんとかフリーライターやってます。

古川ゆか

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  • 複雑性PTSDの治療経過まとめ

    2023年5月から始めた、複雑性PTSDの治療経緯やその中で自分が思ったこと、起きた変化などを書いていきます。

  • 「私」という物体

    ライターとしての私とライター以外の私

  • 本音の声

    ドロドロも悲しみも、全部ここにある。

  • 単心房・単心室症+無脾症のコロナ闘病記

    単心室・単心房症で無脾症という先天性心疾患持ちの私がコロナに罹患した時の治療経過をまとめました。

記事一覧

そうか、ロボットになりたいとずっと思っていたいたけれど、ロボットも完璧じゃないんだな。人間らしい感性は逆に表現できないし、不器用だなと笑える愛しさもない。完璧そうに見えるロボットすら不完全なのに、人間が完璧になれるはずない。この世には100%完璧なものなんて存在しないのかも。

古川ゆか
4時間前

複雑性PTSDと診断されてから1年が経ちました

25回目のカウンセリング。初めて、メンクリに駆け込んでから1年が経ったみたい。カウンセラーから「去年の5月13日に初めて来たね」と教えてもらって、ああ、もうそんなに月…

古川ゆか
5時間前

自己紹介とポートフォリオ

初めまして、古川ゆかと申します。いつもは一般的な堅苦しい「職務経歴書」をぶらさげてお仕事の相談をしているのですが、それだと伝わらないこともあるなと思ったので、こ…

古川ゆか
9時間前
17

ライターができなくなったら、私に仕事はあるのだろうか。そう思うから、怖い。最近ライターを続けられるか不安に思うことが増えてきた。

古川ゆか
7日前
1

ずーっと、クスっと笑える文が書けないのが悩みだったんだけど、最近お仕事で書き始めてみたら、前とは違って書けることに驚いた。自分を出してもいいって思うと、書ける。努力や技術じゃなく、それが私には大事だったんだな。

古川ゆか
3週間前
4

透明の壁を作って「心」を奪われないように目を光らせていた、あの頃

24回目のカウンセリング。とても心がモヤモヤしてた。自分がその時その時で何を感じていて、どうしたいのか、最近少し分かってきた。少し言えるようにもなってきた。心臓は…

古川ゆか
3週間前
9

「生きるための食事」を、ずっと求めてた

「出かけた先で食べ物を買って、家で一緒に食べられるのっていいよね」結婚生活が始まった頃、彼がそう言った。 かわいい感情と思いながらも、私の心は少し違っていた。昔…

古川ゆか
4週間前
10

自分が嫌だったこと、悲しかったことを伝えるのってモヤモヤをただ相手に渡すだけみたいな気がして嫌だった。自分はそれで楽になるけれど、今度は相手の心が暗くなるから。それは今でも思うけど、ちゃんと自分を守ってあげると私からの「ありがとう」が聞ける。

古川ゆか
1か月前
2

心の中の世界

なんとなく、絵が描きたくなった。上手いわけじゃない。でも、昔はよくチラシの裏に描いていた。 心の中の世界の変化を描きたくなった。 カウンセリング前の心の中は、例…

古川ゆか
1か月前
6

思っていたより、社会はずっと優しいものなのかもしれない。行動しないと何かを得ることは難しいという障壁はあるけど、勇気を出して行動すれば、そんなに悪くない世界が見えた。私を取り囲む身近な場所や人が、一番冷徹なだけだった。

古川ゆか
1か月前
2

ハイトーンのカラーは、もともと好き。ピンクとかブルーとかパープルとか、個性的なヘアカラーも好き。でも、ダークカラーも案外いい。ダークカラーでも、もう大丈夫。最近、そう思う。色で自分を武装しなくても、世界はもう怖くない。

古川ゆか
1か月前
2

心に染み付いた「見捨てられ不安」がこんなにも痛くて。

23回目のカウンセリング。ここ最近は仕事で、自分ってダメだなあって思うことがあって、気分が下がってた。あなたを語ってくださいみたいな言葉を言われると、話せなくなる…

古川ゆか
1か月前
15

今までとは違った道に進んでいる感。怖いけれど、できそうにも思えることが増えた。避けてきたことに少しずつ挑戦している。どこに繋がるか分からない道を進んでいる。見えない。怖い。不安。心配。でも、ちょっとだけ好奇心もある。

古川ゆか
2か月前
4

「ダメ」を経験すると、また人が怖くなり、「できた」があると自分を褒める。どちらでもいいのに、と思う自分はいるけれど、そうなれない私もいて。揺れながら少しずつ前に進んでいる感じがする。

古川ゆか
2か月前
3

スピーカーから流れる音楽だけが味方だった夜がある。

22回目のカウンセリング。起きている間の心はかなり元気になってきて、自分でも知らないうちに奪われていった「好き」を取り戻している感じがしている。 私って、こんなに…

古川ゆか
2か月前
16

「誰かに○○と言われたから、自分が好きになれるかも」がデフォだったけど、最近は誰かに否定するようなこと言われても、自分はそのままでいいなあと言う感覚に変わってきた。褒められなくても、そんなにイイヤツではなくても、私らしい感情と心があれば、それでいい。

古川ゆか
3か月前
2

そうか、ロボットになりたいとずっと思っていたいたけれど、ロボットも完璧じゃないんだな。人間らしい感性は逆に表現できないし、不器用だなと笑える愛しさもない。完璧そうに見えるロボットすら不完全なのに、人間が完璧になれるはずない。この世には100%完璧なものなんて存在しないのかも。

複雑性PTSDと診断されてから1年が経ちました

複雑性PTSDと診断されてから1年が経ちました

25回目のカウンセリング。初めて、メンクリに駆け込んでから1年が経ったみたい。カウンセラーから「去年の5月13日に初めて来たね」と教えてもらって、ああ、もうそんなに月日が経ったんだなと思った。

たった1年だけど、1年前の自分とは変わったところがたくさんある。死にたいほど心が落ち込む日は最近たまにあるけれど、1年前みたいに車道に飛び出して今すぐ死にたいと思うほどではなくなった。

今回のカウンセリ

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自己紹介とポートフォリオ

自己紹介とポートフォリオ

初めまして、古川ゆかと申します。いつもは一般的な堅苦しい「職務経歴書」をぶらさげてお仕事の相談をしているのですが、それだと伝わらないこともあるなと思ったので、ここでフランクなポートフォリオを書こうと思いました。

これまでの実績や経歴などが気になる方は、こちらから一般的なポートフォリオをご確認いただけますと幸いです。

自己紹介がっつり平成っ子の34歳。3匹のおキャット様と暮らす”猫バカ”です。

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ライターができなくなったら、私に仕事はあるのだろうか。そう思うから、怖い。最近ライターを続けられるか不安に思うことが増えてきた。

ずーっと、クスっと笑える文が書けないのが悩みだったんだけど、最近お仕事で書き始めてみたら、前とは違って書けることに驚いた。自分を出してもいいって思うと、書ける。努力や技術じゃなく、それが私には大事だったんだな。

透明の壁を作って「心」を奪われないように目を光らせていた、あの頃

透明の壁を作って「心」を奪われないように目を光らせていた、あの頃

24回目のカウンセリング。とても心がモヤモヤしてた。自分がその時その時で何を感じていて、どうしたいのか、最近少し分かってきた。少し言えるようにもなってきた。心臓はまだバクバクするけれど。

でも、意志や感情を言葉にすると悩むことも多い。「嫌なこと」を伝えるのは自分が抱えているモヤモヤを相手に押し付けて、「今度はあなたがネガティブを背負ってね」と言ってるみたいに思えて。

そうじゃないよ、と言ってく

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「生きるための食事」を、ずっと求めてた

「生きるための食事」を、ずっと求めてた

「出かけた先で食べ物を買って、家で一緒に食べられるのっていいよね」結婚生活が始まった頃、彼がそう言った。

かわいい感情と思いながらも、私の心は少し違っていた。昔から、そこまで食に興味がなく、食べることは義務だと思って生きてきたから、彼が感じている嬉しさの熱量がイマイチ分からなかったのだ。

家という箱の中で一緒に時を刻むようになると、彼は1日1食だけ食べていた私に「朝ご飯のおにぎり買おうよ」と声

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自分が嫌だったこと、悲しかったことを伝えるのってモヤモヤをただ相手に渡すだけみたいな気がして嫌だった。自分はそれで楽になるけれど、今度は相手の心が暗くなるから。それは今でも思うけど、ちゃんと自分を守ってあげると私からの「ありがとう」が聞ける。

心の中の世界

心の中の世界

なんとなく、絵が描きたくなった。上手いわけじゃない。でも、昔はよくチラシの裏に描いていた。

心の中の世界の変化を描きたくなった。
カウンセリング前の心の中は、例えるならこんな感じ。

みんな顔が見えない。遠い。今の心の中はこんな感じ。

「愛」にどんな服を着せてあげればいいのか、まだよくわからない。でも、ひとりで生きていける子は増えた。顔が見えた。

思っていたより、社会はずっと優しいものなのかもしれない。行動しないと何かを得ることは難しいという障壁はあるけど、勇気を出して行動すれば、そんなに悪くない世界が見えた。私を取り囲む身近な場所や人が、一番冷徹なだけだった。

ハイトーンのカラーは、もともと好き。ピンクとかブルーとかパープルとか、個性的なヘアカラーも好き。でも、ダークカラーも案外いい。ダークカラーでも、もう大丈夫。最近、そう思う。色で自分を武装しなくても、世界はもう怖くない。

心に染み付いた「見捨てられ不安」がこんなにも痛くて。

心に染み付いた「見捨てられ不安」がこんなにも痛くて。

23回目のカウンセリング。ここ最近は仕事で、自分ってダメだなあって思うことがあって、気分が下がってた。あなたを語ってくださいみたいな言葉を言われると、話せなくなる。伝えたいことが口から出ず、心臓はドキドキ。そういう自分に出会うと、ああ、ダメだなって思う。

そう思わなくてもいいんだよっていう頭の声と、いやダメだよっていう頭の声がぶつかり合って、思考がグルグル。この状態が一番辛い。人の目が、また怖く

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今までとは違った道に進んでいる感。怖いけれど、できそうにも思えることが増えた。避けてきたことに少しずつ挑戦している。どこに繋がるか分からない道を進んでいる。見えない。怖い。不安。心配。でも、ちょっとだけ好奇心もある。

「ダメ」を経験すると、また人が怖くなり、「できた」があると自分を褒める。どちらでもいいのに、と思う自分はいるけれど、そうなれない私もいて。揺れながら少しずつ前に進んでいる感じがする。

スピーカーから流れる音楽だけが味方だった夜がある。

スピーカーから流れる音楽だけが味方だった夜がある。

22回目のカウンセリング。起きている間の心はかなり元気になってきて、自分でも知らないうちに奪われていった「好き」を取り戻している感じがしている。

私って、こんなに幼い顔してたっけと鏡に映る自分をまじまじと見て驚く日もある。目が生きている気がする。

ただ、睡眠が関わってくると怖くなる。心臓がドキドキしてきて、彼が寝に来るまで眠れない。なぜ?と尋ねても、その理由がわからない。漠然とした不安と寂しさ

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「誰かに○○と言われたから、自分が好きになれるかも」がデフォだったけど、最近は誰かに否定するようなこと言われても、自分はそのままでいいなあと言う感覚に変わってきた。褒められなくても、そんなにイイヤツではなくても、私らしい感情と心があれば、それでいい。