記事一覧
桜の百字 2024年版
【ほぼ百字小説】(5123) 岡持ちを持っている。閉店する中華料理屋のを貰った。妻はそういうものが好きなのだ。そういうものがどういうものなのか私にはわからないが、カレーを入れて近所の公園に持って行き、花を見ながら食べたことがある。
【ほぼ百字小説】(5127) ごろり仰向けになると青空を背景にした満開の桜は水底から見上げた花筏みたいで、でも、いつそんなものを見たんだっけ、と余計なことまで思い出し
最近の【ほぼ百字小説】2024年2月18日~3月1日
【ほぼ百字小説】をひとつツイート(ポスト)したら、こっちでそれに関してあれこれ書いて、それが20篇くらい溜まったら、まとめて朗読して終わり、という形式でやってます。気が向いたらおつきあいください。
2月18日(日)【ほぼ百字小説】(5027) 休むことなく次から次へと空中に動画が吐き出されていて、それらはヒトの見る夢によく似ている、と多くのヒトは感じるらしいのだが、それらが果たして悪夢なのかどう
『小さいエヨルフ』の百字
朗読barで読んだ【『小さいエヨルフ』の百字】です。
【ほぼ百字小説】(4625) 部品になるための準備を始める。まだ他の部品を見てないが、どんなふうに組み立てられるかはわかっているし、自分がはたすべき役割もわかるから、やっておくこともわかる。わくわくしながらカレンダーに印をつける。
【ほぼ百字小説】(4641) 自身の言葉ではない言葉を自身の中で転がす。自身の言葉ではないからかうまく転がらず