アーニャ/夢を追いたいママの奮闘記

2歳息子との暮らし、自分の夢を模索する日々を綴っています。やりたいことを一つ、一つ。 …

アーニャ/夢を追いたいママの奮闘記

2歳息子との暮らし、自分の夢を模索する日々を綴っています。やりたいことを一つ、一つ。 会社員/男の子ママ/踊ることが好き

マガジン

  • ママでも夢を見てみたい!

    2021年に第一子を出産し、2年の育休をへて昨年秋に職場復帰。 復帰後の生活は想像以上にハードで、毎日が瞬殺で過ぎていき、自分を見失う日々。 息子との生活を大切にしながらも、自分のために自分を使うには?そんなことを毎日考えるようになり、試行錯誤を繰り返しています。 そんな日々をリアルタイムで、綴っていきたいと思います。

  • バレエ舞台レビュー

    一筆入魂。今まで寄稿したバレエの記事をまとめています。 (バレエを知らない方が読むような媒体がおおいので、バレエの世界を知ってもらえるように、書いています)

記事一覧

ママでも夢を見てみたい vol.1 ライフスタイルを変える決心をするまで 

2021年に第一子を出産し、2年の育休をへて昨年秋に職場復帰。 復帰後の生活は想像以上にハードで、毎日が瞬殺で過ぎていき、自分を見失う日々。 息子との生活を大切にしな…

第二子の流産。次は抱っこしてあげたいな。

夢であって欲しい… そう思いながらぐったりと眠りにつき朝を迎えましたが、現実は変わりませんでした。 数週間前、第二子を授かり、母子手帳を公布してもらい夫と幸せを…

人生はピタゴラスイッチ。ママになりました。

今日で愛おしい息子を出産して83日目(もうすぐ三ヶ月)。窓辺のベッドの上でもぞもぞしながら、眠る息子を横目に見守りながら、noteを書く日が来るなんて、つい1年前の…

【archive】2019.7. ル・グラン・ガラ2019 エトワールたちの饗宴

*2020年1月に日仏協会会報に寄稿した記事です* 2020年が始まり、早1ヶ月。 昨年は、5つの素晴らしいバレエ公演を見に行くことができた。 心にキラキラと残る舞台の思い出…

【archive】日本バレエのパイオニア: 小牧正英の肖像 

バレエと聞いて、おそらく多くの人がイメージされるもの、 それは「白鳥の湖」ではないだろうか。 小牧先生は、「白鳥の湖」の日本初演を手がけた方である。 それも1946…

【archive】2018.12 マリインスキーのすべて(マリインスキーバレエ来日公演)

私がバレエの道を志そうと決めたのは、忘れもしない小学校5年生の頃。 NHKの地球に乾杯という番組で放映された、「ロシア国立ワガノワバレエアカデミー」 のドキュメンタ…

【archive】2019.3 Stars in Blue Ballet&Music

*2019.3 日仏協会会報に寄稿した記事です* 3月上旬、春のうららかな風がふくころ、 バレエを、いや芸術を心から愛する人々のために、特別な舞台が用意された。 世界最高…

【archive】2017.8 ルグリガラ 運命のダンサー Un destin La Danse LEGRIS GALA

*2017年8月 日仏協会会報に寄稿した記事です* ルグリをこの目でみれる。 バレエを愛する人が彼を特別に想う気持ちと同じく、私にとってもルグリは幼い頃から憧れ存在。 …

【archive】2014.7. 被災地を巡るパリ・オペラ座のダンサーたち 

*バレリーナへの道vol.99 へ寄稿した記事です 6月初旬、衝撃的なニュースが舞い込んできた。パリ・オペラ座のエトワールが私たちのスタジオでワークショップを開催すると…

【エッセイ】秋田に想いをよせて。バレエで出会った心の故郷

時がすぎるのは、一瞬だ。秋田を離れて、もう3年が経とうとしている。 新宿の高層のビルの隙間から見える抜けるような青空が、砂漠の水のように感じる。 広い空が恋しい。 …

ママでも夢を見てみたい vol.1 ライフスタイルを変える決心をするまで 

ママでも夢を見てみたい vol.1 ライフスタイルを変える決心をするまで 

2021年に第一子を出産し、2年の育休をへて昨年秋に職場復帰。
復帰後の生活は想像以上にハードで、毎日が瞬殺で過ぎていき、自分を見失う日々。
息子との生活を大切にしながらも、自分のために自分を使うには?そんなことを毎日考えるようになり、試行錯誤を繰り返しています。
そんな日々をリアルタイムで、綴っていきたいと思います。

ライフスタイルを変える決心をするまで

今までの私の生き方のポリシーは、仕事

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第二子の流産。次は抱っこしてあげたいな。

第二子の流産。次は抱っこしてあげたいな。

夢であって欲しい… そう思いながらぐったりと眠りにつき朝を迎えましたが、現実は変わりませんでした。

数週間前、第二子を授かり、母子手帳を公布してもらい夫と幸せを噛み締めていた矢先、7週手前のところで流産となってしまいました。
激しい腹痛と出血があり、受診したところ進行流産でした。このまま入院して手術をする方法と、自然に進行するのを待つ方法があると言われ、自然にの方を選びました。気持ちの整理がつか

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人生はピタゴラスイッチ。ママになりました。

人生はピタゴラスイッチ。ママになりました。

今日で愛おしい息子を出産して83日目(もうすぐ三ヶ月)。窓辺のベッドの上でもぞもぞしながら、眠る息子を横目に見守りながら、noteを書く日が来るなんて、つい1年前の自分にはもちろん想像できなかったな。

今年で34歳を迎える私は、10代はバレエ(ダンス)に夢中で、踊りを突き詰め、20代のわたしは、DJになり、夜のダンスホールを奏でながら踊り、さて、30代のわたしは... 東京へ出てきて、仕

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【archive】2019.7. ル・グラン・ガラ2019 エトワールたちの饗宴

【archive】2019.7. ル・グラン・ガラ2019 エトワールたちの饗宴

*2020年1月に日仏協会会報に寄稿した記事です*

2020年が始まり、早1ヶ月。

昨年は、5つの素晴らしいバレエ公演を見に行くことができた。
心にキラキラと残る舞台の思い出を、心のうちに留めておくのはもったいない。
5つの公演のうち、特に印象に残った公演の一つを書き綴りたいと思う。

2019年7月
〜新生パリ・オペラ座に出会う〜
世界には名だたるバレエ団が数多くある中で、とりわけその頂点に

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【archive】日本バレエのパイオニア: 小牧正英の肖像 

【archive】日本バレエのパイオニア: 小牧正英の肖像 



バレエと聞いて、おそらく多くの人がイメージされるもの、
それは「白鳥の湖」ではないだろうか。
小牧先生は、「白鳥の湖」の日本初演を手がけた方である。
それも1946年8月 戦後からたった1年、まだ焼け野原が残る東京で。

そのときのことを、後にこう残している。

日本のバレエの発展のため、そしてバレエという言葉すら禁じられた時代もその燈火を消すことなく、守りぬいてきた同士たちのために、如何なる

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【archive】2018.12 マリインスキーのすべて(マリインスキーバレエ来日公演)

【archive】2018.12 マリインスキーのすべて(マリインスキーバレエ来日公演)

私がバレエの道を志そうと決めたのは、忘れもしない小学校5年生の頃。

NHKの地球に乾杯という番組で放映された、「ロシア国立ワガノワバレエアカデミー」 のドキュメンタリーを見たときだった。

入学倍率は60倍という狭き門、さらに卒業までの8年間で3分の2が退学を余儀なくなれる。

同世代の少女たちが、身ををすり減らしながら、ストイックにバレエと向き合っている姿をみて、それ以来、私のバレエ漬けの毎日

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【archive】2019.3  Stars in Blue  Ballet&Music

【archive】2019.3 Stars in Blue Ballet&Music

*2019.3 日仏協会会報に寄稿した記事です*

3月上旬、春のうららかな風がふくころ、
バレエを、いや芸術を心から愛する人々のために、特別な舞台が用意された。

世界最高峰と名高いパリ・オペラ座の頂点に長きに渡り君臨したバレエ界のレジェンド "マニュエル・ルグリ"と、彼が呼び寄せた著名なダンサーたち、そして日本人の気鋭演奏家たちとのダンスコンサートだ。

場所は東京芸術劇場。
青空が一面に広が

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【archive】2017.8 ルグリガラ 運命のダンサー Un destin La Danse LEGRIS GALA

【archive】2017.8 ルグリガラ 運命のダンサー Un destin La Danse LEGRIS GALA

*2017年8月 日仏協会会報に寄稿した記事です*

ルグリをこの目でみれる。
バレエを愛する人が彼を特別に想う気持ちと同じく、私にとってもルグリは幼い頃から憧れ存在。
日本で踊るのはこれで最後かもしれないと語った彼を、この目で見届けるのだと思うだけで胸がいっぱいになった。

ルグリガラ前夜、幼い頃から愛読してきたバレエ雑誌を取り出すと、表紙には必ずと言っていいほどルグリの名前があった。
それは言

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【archive】2014.7. 被災地を巡るパリ・オペラ座のダンサーたち 

【archive】2014.7. 被災地を巡るパリ・オペラ座のダンサーたち 

*バレリーナへの道vol.99 へ寄稿した記事です

6月初旬、衝撃的なニュースが舞い込んできた。パリ・オペラ座のエトワールが私たちのスタジオでワークショップを開催するというのだ。

知らせを聞いた時、バレエダンサーを志していた10代の頃に、オーレリ・デュポンとマニュエル・ルグリ主演のパリ・オペラ座版「眠れる森の美女」のビデオを毎日観ては、その豪華絢爛な舞いに酔いしれていた頃を思い出した。

バレ

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【エッセイ】秋田に想いをよせて。バレエで出会った心の故郷

【エッセイ】秋田に想いをよせて。バレエで出会った心の故郷

時がすぎるのは、一瞬だ。秋田を離れて、もう3年が経とうとしている。
新宿の高層のビルの隙間から見える抜けるような青空が、砂漠の水のように感じる。
広い空が恋しい。

私が秋田に初めて行ったのは、小学校6年生の夏。バレエコンクールの東北大会に出るために、初めて降り立った。結果は予選落ち... バレエの道を志していた私はショックで、決戦出場者が貼り出された大きな紙を前に、声を抑えて、泣いたのを今でも覚

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