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ママでも夢を見てみたい vol.1 ライフスタイルを変える決心をするまで
2021年に第一子を出産し、2年の育休をへて昨年秋に職場復帰。
復帰後の生活は想像以上にハードで、毎日が瞬殺で過ぎていき、自分を見失う日々。
息子との生活を大切にしながらも、自分のために自分を使うには?そんなことを毎日考えるようになり、試行錯誤を繰り返しています。
そんな日々をリアルタイムで、綴っていきたいと思います。
ライフスタイルを変える決心をするまで
今までの私の生き方のポリシーは、仕事
人生はピタゴラスイッチ。ママになりました。
今日で愛おしい息子を出産して83日目(もうすぐ三ヶ月)。窓辺のベッドの上でもぞもぞしながら、眠る息子を横目に見守りながら、noteを書く日が来るなんて、つい1年前の自分にはもちろん想像できなかったな。
今年で34歳を迎える私は、10代はバレエ(ダンス)に夢中で、踊りを突き詰め、20代のわたしは、DJになり、夜のダンスホールを奏でながら踊り、さて、30代のわたしは... 東京へ出てきて、仕
【archive】2018.12 マリインスキーのすべて(マリインスキーバレエ来日公演)
私がバレエの道を志そうと決めたのは、忘れもしない小学校5年生の頃。
NHKの地球に乾杯という番組で放映された、「ロシア国立ワガノワバレエアカデミー」 のドキュメンタリーを見たときだった。
入学倍率は60倍という狭き門、さらに卒業までの8年間で3分の2が退学を余儀なくなれる。
同世代の少女たちが、身ををすり減らしながら、ストイックにバレエと向き合っている姿をみて、それ以来、私のバレエ漬けの毎日
【archive】2017.8 ルグリガラ 運命のダンサー Un destin La Danse LEGRIS GALA
*2017年8月 日仏協会会報に寄稿した記事です*
ルグリをこの目でみれる。
バレエを愛する人が彼を特別に想う気持ちと同じく、私にとってもルグリは幼い頃から憧れ存在。
日本で踊るのはこれで最後かもしれないと語った彼を、この目で見届けるのだと思うだけで胸がいっぱいになった。
ルグリガラ前夜、幼い頃から愛読してきたバレエ雑誌を取り出すと、表紙には必ずと言っていいほどルグリの名前があった。
それは言
【エッセイ】秋田に想いをよせて。バレエで出会った心の故郷
時がすぎるのは、一瞬だ。秋田を離れて、もう3年が経とうとしている。
新宿の高層のビルの隙間から見える抜けるような青空が、砂漠の水のように感じる。
広い空が恋しい。
私が秋田に初めて行ったのは、小学校6年生の夏。バレエコンクールの東北大会に出るために、初めて降り立った。結果は予選落ち... バレエの道を志していた私はショックで、決戦出場者が貼り出された大きな紙を前に、声を抑えて、泣いたのを今でも覚