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「教科書は現代史をやる前に時間切れ」
前回、「歴史」をいつ、どのように教えるのかということについて記事を書きました。
息子が不登校かどうか関係なく、このことはぼんやりとではありますがずっと考えてきたことです。息子が不登校になり、ホームスクーリングを考えるにあたっては避けて通れない問題ですので、考えを整理する意味でも記事にしてみました。今後も引き続き考えてみたいと思います。
サザンオールスターズの「ピースとハイライト」という曲はご存
「歴史」をいつ、どのように教える?
ホームスクーリング、ホームエデュケーションとなると、基本的に親が勉強を見ることになります。何をどのように教えるのか、前例もガイドもほとんどなくまったく手探りですが親としてもっとも気になるところですが、慌てずじっくり考えていくしかないと思っています。
その点では息子はまだ小1ですのでまだ急いで結論を出す必要はないのですが、そもそも不登校やホームスクーリング等と関係なく、ずっと気になっていたことが歴
面積、人口ともにトップ10に入る国は?
息子と見ていたクイズ番組の問題から。
世界で面積の広い国、人口の多い国、ともにトップ10に入る国は?
クイズ番組は録画で、放送されたのは2017年頃でしたのでデータも古いと思い、改めて調べ直してみました。なお、当時の問題では「ともにベスト5に入る国は?」でした。面積は変わりませんので、人口の順位が変わったということですね。
息子と見ながら、「今はどうかな?」「調べてみよう」となり、作ってみた
学びの大切さを説明できるだろうか?
前回の記事の結論で、親としてしなければならないことは、子供に学びの大切さを教え、学べる環境を整えること、と書きました。そしてそのためには「学びの大切さ」とは何かを親自身がもう一度考えなければならない、と。
そして書きながら思ったことは、「学びの大切さ」を説明できるだろうか、ということです。
二十数年前、大学を卒業する際に研究室の教授から頂いた言葉を今でも覚えています。それは「人間、一生勉強だ」
学校教育という制度は限界?
不登校について学ぶと必ず「学校教育の制度が古い」という意見に出会います。前回・前々回の記事で触れたNHKの番組でも「公教育のあり方、従来の学校教育の仕組みが壁にぶつかっている」と問題提起されていました(ただしここでは一斉授業をその例として口頭で挙げたのみでその後の深掘りされた言及はありませんでした)。
同じ地区に住んでいるという共通の範囲の子供が、6歳という共通の年齢になって一斉に学校に集められ
NHKSP「”学校”のみらい~不登校30万人から考える」(その2)
1月27日(土)放送のNHKSP「”学校”のみらい~不登校30万人から考える」(詳しい番組の内容は下記を参照ください)
不登校の現状についての内容は概ね違和感なく、NHKで取り上げられるということはある程度コンセンサスが得られていると捉えてよいでしょう。
前の記事に引き続き、その内容について振り返ってみたいと思います。
海外の事例として、韓国の「代案学校」、フランスの「エデュケーター」につい
NHKSP「”学校”のみらい~不登校30万人から考える」(その1)
1月27日(土)放送のNHKSP「”学校”のみらい~不登校30万人から考える」を見ました。詳しい番組の内容は下記を参照ください。
まず大枠として不登校の現状について
・不登校の定義
・小中学生の不登校児童・生徒は現在30万人に迫る
(特にここ数年で増加の勢いが増える)
不登校の考え方として
・「学校に戻す」から「学びの機会を作る」へ
(文部科学省が指針を示す)
しかしながら現状として
もしホームスクーリングをするなら、何を学ばせればよいのか
もしもホームスクーリングで進めると決めたのであれば、何を学ばせればよいのでしょうか。
学校に行かなければ当然、授業を受けることができません。宿題やプリントをやるだけで授業の代わりになるものではないでしょう(一時的な欠席ならともかく)。そもそも宿題やプリントをするだけで授業を受けるとの同じ効果があるというのなら、学校での授業の必要がないということになります。不登校が始まった当初、学校の先生(担任・
いまの教育に欠けているもの
息子が学校に行かなくなって以来、不登校関係の書籍や記事を読んだり調べたりしています。すると、不登校問題と合わせて必然的に知ることになる話題に、次のふたつの問題があります。
・学校現場で働く先生方の労働実態の問題
・学校教育の在り方に限界が来ているとの議論
一つ目はいわゆる「給特法」の問題(これまでも聞いたことはありましたが改めて詳しく知りました)に代表される「先生が忙しすぎる」問題。労働時間だ
「授業がつまらない」
息子が学校に行かなくなって4か月以上がたちました。自分の中では結論は出ているような気がします。もう、息子は学校には行かないだろうと、無理に学校に行かせるより息子に合った勉強なり体験なりを模索しながら家で教育する、いわゆるホームスクーリングがよいのではないかと。
もちろん相当に困難であることは想像できますし覚悟もしなければとならないとわかっています。親自身がどうすればよいのかわからない、少なくとも