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「やめて、嫌だ」の伝え方
はじめに
人間関係において、わたしたちは、
「相手はわたしを不快にさせようと思ってやっている訳ではないが、わたしは不快でやめてほしいと思っている」
という状況を、様々な形で経験します。
それは「教育」という大義の下に行われる価値観の押し付けだったり、対話の形をなしていないコミュニケーションもどきだったり、無意識にわたしの人格を蔑ろにしている関わりです。
でも、相手にわたしを傷つける/傷つけて
マイナスの感情に蓋をしたくない(自助研究③)
2-3週に一度、職場の福利厚生のカウンセリングを継続している。
本日のカウンセリングで、わたしの生きづらさの根底に関わる、とても大事なことに気づいた気がするのでここに残しておく。
なかなか助けを求められない
自分にとって全く取るに足らない浅い悩み、それから本当に心が折れる限界の限界なら人に相談して助けを仰ぐことができる。
でもその中間、それなりに深刻で時間に猶予のある悩みとなると、「話して解決
「朝起きられない」苦しみに向き合えるようになるまで (自助研究②)
前回・前々回に書いたものを読み返して、目を引きやすいタイトルをつけてノウハウに特化して書くのはあまり好きじゃないな…と思ったので、今作以降は内省に徹し、ノウハウは添える程度にする。
私の睡眠に関する困難との闘いの記録です。
睡眠障害(メラトニン分泌不全、睡眠相後退症候群、長時間睡眠)高校時代 〜遅刻のエキスパート〜
私の朝はいつも、8:00に覚醒し、8:02に焦りに突き動かされて飛び起き、着
ASD向け 会話の基本 (元ギフテッドによる自助研究・補足)
前の記事、「元ギフテッドによる自助研究①ADHD・ASD特性について」でさらっと述べた、雑談における正しい応答の話。
あまりにさらっと書きすぎた気がするので、例を交えてもう一段階わかりやすく噛み砕いたものを残しておこうと思う。
私含め、ASD特性を持つ人は、目的のある会話は支障なくできる反面、雑談が苦手な傾向にあるように思う。
目的のない会話が苦手で、雑談からできるだけ情報を収集しようとしてし
元ギフテッドによる自助研究①ADHD・ASD特性について
私は軽度ADHD・ASDあり、睡眠障害あり、心理的虐待による複雑性PTSDに悩まされながら必死で生き抜いてきた元ギフテッド、現研修医である。
生きづらさをマイナス属性と捉えることもできるけれど、同じ生きづらさを抱えて生きている人はこの社会に確かに存在する。
その助けになると考えたら生きづらさは原石でもあるのではないか。
私の生きづらさを、原石の詰め合わせからきらきら輝く宝石箱にできるように日々を