緒方 海斗 Kaito Ogata
”何か自分の力でプロダクトを生み出したい” 一人海外で孤独と不条理の荒波に完全に飲み込まれてしまったカイト。 悶々としていた日々を打開すべく、 不可能と言われた新たなる困難にチャレンジすることを決意。 『ラオスのシャム安息香』 かつてこの香料を押さえるためにフランスがラオスを植民地にしたという噂もあるほど最高におもしろいいわくつきの香料の原材料。 「ない・できない・知らない」ラオス三大否定代名詞盛りだくさんのラオス最後の冒険が幕を上げる。
「その国に住まわせてもらっているのであれば、その国に貢献できることをしなさい」 ラオスに来て半年。 2ヶ月を死にかけたホテルの立て直しに心血を注ぎ、 残りをラオス初高級コンドミニアムの総管理を任され過ごす。 しかし、自分がやっていることは、 お金持ちへのビジネスでしかないということに違和感を感じる。 自分はこの国のために何をしているのか? ある日、立ち並ぶラオスの住宅を見て、 ふと「清潔感もデザイン性もない寂しいお家だな。」という印象を受ける。 そして、 「彼らのために良質な家をつくって、格安で提供するんだ。」 という考えが勝手に降りてくる(笑) 安かろう悪かろうではなく、安くて良いものを。 戦後の日本は、安くても良いものを世界に向けて発信することで輝かしい復興を遂げた。 誰もしようとしなかったラオス人のための良質な住宅づくりをするんだ! ラオスに住宅『革命』を!!!
一年前、インターンとして初めてラオスに行く。 そこでお世話になった方のマインドコントロールにて、 カイトの夢を思い出すことに成功。 お世話になった方 『あなたの将来の夢はなんですか?』 カイト 「自分でホテルを経営することです」 お世話になった方 「なぜやらない?」 カイト 「資金がありません」 お世話になった方 「お金がなくても、ホテル経営はできる。じゃあその方法を教えてあげよう」 カイト 「え・・(そんなバカな。笑)」 半年後。一本の電話が鳴る。 「ラオスで死にかけたホテルがあるけど、立て直ししてみる?」 お世話になった方が、 当時コンドミニアム開発案件の一環で、周辺市場調査をしていたところ、偶然潰れかけたホテルを発見。オーナーと交渉したところ、なんとホテル経営を任せるという。 カイトは大学4年後期を使い、ラオスに向かうことを決意するも、そこは想像を絶するホテルだった。
#経営#学生#海外インターン#将来の夢の実現 夢のない平凡な大学生は海外のインターン先でお世話になった方の一言で運命が大きく変わり、人生の舵が自分の手に握られていることを知る。 しかし、荒波吹き荒れる「社会」という大海は、 イカダという軟弱な船で漕ぎ出した学生を容易に迎えてくれるはずなどはない...。 “”“ 潰れかけたホテルの建て直し 日本人初ラオス高級コンドミニアム開発 ラオス人サラリーマン向け住宅プロジェクト 日本食・ケーキ店経営 幻の香料トレジャーハント&開発プロジェクト “”“ 海外でのインターンシップから始まり、 “当たり前の通用しない世界“での死闘を繰り広げる勇者カイトの物語が幕を上げる。 はじまり、はじまり.... ノンフィクション。
前回までのお話 シャネルNo.5に使われている伝説の香木(勝手に誇張表現) の手がかりを得るべ…
結局あれから2日も無駄した。 出発を決めた翌日、 まさかの残席がなかった。 ←前日までは確…
キッカケはすごく単純だった。 『何か自分の手でプロダクトを作りたい。』 現在ラオスでの仕…
止まっていた時が動き出す。 難航していた土地探しに終止符が打たれた。 『ラオス人サラ…
万事順調だったプロジェクトの前に、突如岩壁が姿を現す。 建築デザイナーさんの最初の視察を…
本を読む。 音楽を聴く。 美術品を鑑賞する。 美味しい食事をする。 美味しいワインを飲む。 …
「月給300ドルのラオス人のために最高の家を提供するんだ」という想いから、 ラオス社会全体の…
その日から、見方がすべて変わった。 宣教師が武器を持たない農民を立ち上がらせて、領主に戦…
朝7時、一本の電話の音に起きる。 お世話になっている方からだ。 お世話になっている方「お…
久しぶりにプレゼン資料を作った(笑) 久しぶりすぎて色々忘れていたが、 基本をしっかり、…
ネット集客始めてから1週間。 予約が続々と入り始めている。 自分でも信じられないくらいに…
自分とフロントスタッフとの仲は険悪だ。 いちいちムカつくけど、放っておく。 もう内部抗争…
泣いた。 自分が泣くことなんて滅多にない。 この時ばかりは涙が枯れるまで泣いた。 遡るこ…
カイト「Good morning」 昨日の激怒したスタッフ「・・・」 無視だ。 お金をネコババして激怒…
village SENAHA(ヴィラージュせなは)の敬老会 カイトは日本に帰国してから、 家業である介護…
今日とうとう激おこぷんぷん丸になってしまった。 ホテルオーナーのところに行く。 カイト「…