安田光宏

「脳死は人の死ではない」ことについて書いていきます。脳死と臓器移植の問題点を探ります。

安田光宏

「脳死は人の死ではない」ことについて書いていきます。脳死と臓器移植の問題点を探ります。

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  • 脳死は人の死ではない

    脳死は人の死ではない!恐るべき臓器移植の実態を探ります。

記事一覧

【脳死は人の死ではない#13】心は胸の心臓にあり、精神が脳にある

心(Herz)は胸の心臓(Herz)にあり、 精神(Geist)が脳(Gehirn)にある ドイツ人の言葉です。ドイツ人は「魂が心臓に宿る」ことを認識しているようです。

安田光宏
9か月前
5

【脳死は人の死ではない#12】魂は心臓に宿る(2)

この記事は次の記事の続きです。できれば、次の記事を読んでからお読みください。 私たちの本質的なものを「魂」として、話を進めていきます。 その“魂”がどこにあるか…

安田光宏
9か月前
6

【脳死は人の死ではない#11】魂は心臓に宿る(1)

2001年、北条司氏のマンガ『エンジェル・ハート』には、こんなストーリーがあります。 このストーリー、妙に生々しいところがあります。それもそのはずで、これは心臓移植…

安田光宏
9か月前
5

【脳死は人の死ではない#10】脳死・臓器移植の真相(2)

脳死・臓器移植の現場を見ていく前回の続きです。脳死・臓器移植の実態を、小松美彦教授の『脳死・臓器移植の本当の話』から引用していきます(引用部分の太字はこちらで付…

安田光宏
9か月前
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とらねこさんに記事を紹介していただきました。本当に感謝です!

とらねこさんに記事を紹介していただきました。うれしい! とらねこさんの記事はこちらです。 今回ご紹介いただいた私の記事はこちらです。 見出し画像は、とらねこさん…

安田光宏
2年前
20

【脳死は人の死ではない#9】脳死・臓器移植の真相(1)

今回は脳死・臓器移植の現場を見ていきましょう。脳死・臓器移植の実態を、小松美彦教授の『脳死・臓器移植の本当の話』から引用していきます(引用部分の太字はこちらで付…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#8】脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生!(2)

前回、脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生したというお話を取り上げました。 今回は、前回少し触れました、脳死から出産までの最長記録であるブラジルの女性の例を…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#7】脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生!(1)

脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生したというお話を取り上げましょう。「テックインサイト」2019年9月5日の記事を引用します。 脳死した27歳妊婦、117日後に元気…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#6】脳死宣告後に生き返った若者!最近のニュースから

最近のニュースを取り上げましょう。2021年4月4日、「ニュースサイトしらべぇ」からです。 脳死と宣告され臓器提供へ… 摘出手術直前に息を吹き返した若者が話題に 「す…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#5】「脳死が人の死」とどうして言えるのか?

脳死の実態はどうなっているのでしょうか? その現場の状況について調べてみたいと思います。 ウィキペディアの「脳死」、読売新聞2006年12月15日・16日の「移植医療を問…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#4】「脳死が人の死ではない」ことを、脳死宣告4カ月後に意識を回復した青年が証明!

「脳死が人の死ではない」ということがはっきりとわかる事件がありました。 それが、脳死を宣告されてから4カ月後、医師が移植のために彼の臓器を摘出しようとしたところ…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#3】母親の愛情によって植物状態の息子が意識回復!

前回、ポーランドのヨウ・グラフスキンさんのお話を取り上げましたが、今度は中国のお話です。「ナリナリドットコム」2009年7月7日の記事を引用します。 母親の5年越しの…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#2】植物人間の意識は正常!

2007年4月12日のお話です。19年間植物状態に陥っていたポーランドのヨウ・グラフスキンさんが奇跡的に目覚めたというニュースがありました。「大紀元時報」2007年6月19日の…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#1】脳死する気功の不思議

『気功入門』という本を読みました。といっても、それは国会で「臓器移植法改正案」が審議されていた2007年のことで、もう十数年も前の話です。 これは、医学博士であった…

安田光宏
2年前
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【脳死は人の死ではない#13】心は胸の心臓にあり、精神が脳にある

【脳死は人の死ではない#13】心は胸の心臓にあり、精神が脳にある

心(Herz)は胸の心臓(Herz)にあり、
精神(Geist)が脳(Gehirn)にある

ドイツ人の言葉です。ドイツ人は「魂が心臓に宿る」ことを認識しているようです。

【脳死は人の死ではない#12】魂は心臓に宿る(2)

【脳死は人の死ではない#12】魂は心臓に宿る(2)

この記事は次の記事の続きです。できれば、次の記事を読んでからお読みください。

私たちの本質的なものを「魂」として、話を進めていきます。

その“魂”がどこにあるかというのが、今回のテーマでは当然大きな問題となりますが、脳にあるとした場合と心臓にあるとした場合で考えてみましょう。意識が脳にあると考えるのは、現代の西洋医学の一般的傾向なので、この設定は間違いではないでしょう。

まず、脳に魂があると

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【脳死は人の死ではない#11】魂は心臓に宿る(1)

【脳死は人の死ではない#11】魂は心臓に宿る(1)

2001年、北条司氏のマンガ『エンジェル・ハート』には、こんなストーリーがあります。

このストーリー、妙に生々しいところがあります。それもそのはずで、これは心臓移植の実話に依拠しているからです。

心臓移植者の手記として、最も有名なのは、心肺同時移植手術を受けたクレア・シルヴィア(Claire Sylvia)さんの体験でしょう。それは、『記憶する心臓』(1998/7/1)の著書で詳細に知ることが

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【脳死は人の死ではない#10】脳死・臓器移植の真相(2)

【脳死は人の死ではない#10】脳死・臓器移植の真相(2)

脳死・臓器移植の現場を見ていく前回の続きです。脳死・臓器移植の実態を、小松美彦教授の『脳死・臓器移植の本当の話』から引用していきます(引用部分の太字はこちらで付けました)。

4.14年以上生きている脳死患者5.脳死が人の死である基準が否定された!もはや、脳死を死の基準とすることが医学的に無理なことが明らかになっています。しかし、臓器移植を推進する人たちは、移植臓器を増やすために、新たな論理を導き

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とらねこさんに記事を紹介していただきました。本当に感謝です!

とらねこさんに記事を紹介していただきました。本当に感謝です!

とらねこさんに記事を紹介していただきました。うれしい!

とらねこさんの記事はこちらです。

今回ご紹介いただいた私の記事はこちらです。

見出し画像は、とらねこさんのCanvaの画像をお借りしました。ありがとうございます。

今後も脳死と臓器移植について記事を書いていく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

マガジンもよろしくお願いいたします。
#noteでよかったこと

【脳死は人の死ではない#9】脳死・臓器移植の真相(1)

【脳死は人の死ではない#9】脳死・臓器移植の真相(1)

今回は脳死・臓器移植の現場を見ていきましょう。脳死・臓器移植の実態を、小松美彦教授の『脳死・臓器移植の本当の話』から引用していきます(引用部分の太字はこちらで付けました)。

この書は、脳死・臓器移植の実態を詳細に検証しているだけでなく、ラザロ徴候の写真公開、植物状態の再考、和田移植と高知赤十字病院移植の問題点の検証、さらには臓器移植法改正案の問題点を指摘するといった、内容充実の労作です。

当時

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【脳死は人の死ではない#8】脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生!(2)

【脳死は人の死ではない#8】脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生!(2)

前回、脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生したというお話を取り上げました。

今回は、前回少し触れました、脳死から出産までの最長記録であるブラジルの女性の例を取り上げます。この21歳の女性は、脳死判定から123日後に元気な双子の赤ちゃんを帝王切開で出産しています。「テックインサイト」2017年7月14日の記事を引用します。

脳死した妊婦、123日後に元気な双子の赤ちゃんを出産(ブラジル)

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【脳死は人の死ではない#7】脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生!(1)

【脳死は人の死ではない#7】脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生!(1)

脳死した妊婦さんから元気な赤ちゃんが誕生したというお話を取り上げましょう。「テックインサイト」2019年9月5日の記事を引用します。

脳死した27歳妊婦、117日後に元気な女の子を出産(チェコ)

今年4月に脳卒中を起こし脳死と判定されたチェコ共和国の妊婦が、117日後の8月中旬に帝王切開で元気な女の子を出産した。赤ちゃんは体重2,000グラムを超えており、妊婦をモニタリングしてきたブルノの大学

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【脳死は人の死ではない#6】脳死宣告後に生き返った若者!最近のニュースから

【脳死は人の死ではない#6】脳死宣告後に生き返った若者!最近のニュースから

最近のニュースを取り上げましょう。2021年4月4日、「ニュースサイトしらべぇ」からです。

脳死と宣告され臓器提供へ… 摘出手術直前に息を吹き返した若者が話題に
「すでに脳死状態で、回復する可能性はありません」。医師にそう言われた男性が、自発呼吸を始め家族を驚かせた。

ある10代男性が脳死を宣告されたことを受け、臓器提供に同意した家族。その後にまさかの奇跡が起こったことを、『The Daily

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【脳死は人の死ではない#5】「脳死が人の死」とどうして言えるのか?

【脳死は人の死ではない#5】「脳死が人の死」とどうして言えるのか?

脳死の実態はどうなっているのでしょうか? その現場の状況について調べてみたいと思います。

ウィキペディアの「脳死」、読売新聞2006年12月15日・16日の「移植医療を問う (3) (4)」、2009年9月21日の「臓器移植法改正を考える」を見てみましょう。そこには、次の生々しい実態が示されています。

・従来、脳死になったら数日から一週間で心臓も止まると言われてきたが、1998年に米国の脳神経

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【脳死は人の死ではない#4】「脳死が人の死ではない」ことを、脳死宣告4カ月後に意識を回復した青年が証明!

【脳死は人の死ではない#4】「脳死が人の死ではない」ことを、脳死宣告4カ月後に意識を回復した青年が証明!

「脳死が人の死ではない」ということがはっきりとわかる事件がありました。

それが、脳死を宣告されてから4カ月後、医師が移植のために彼の臓器を摘出しようとしたところで、ザック・ダンラップさんが意識を取り戻した、というニュースです。「エキサイトニュース」2008年3月26日の記事を引用します。

脳死宣告から4カ月後、意識を取り戻した青年

[オクラホマシティ 24日 AP] 脳死を宣告されてから4カ

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【脳死は人の死ではない#3】母親の愛情によって植物状態の息子が意識回復!

【脳死は人の死ではない#3】母親の愛情によって植物状態の息子が意識回復!

前回、ポーランドのヨウ・グラフスキンさんのお話を取り上げましたが、今度は中国のお話です。「ナリナリドットコム」2009年7月7日の記事を引用します。

母親の5年越しの“愛”が届いた、事故で植物状態の息子が意識回復。

 2007年4月12日、植物状態だったポーランド人のヨウ・グラフスキンさんが19年ぶりに意識を回復したニュースが世界を駆け巡った。グラフスキンさんは「19年間、感覚も記憶もすべて正

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【脳死は人の死ではない#2】植物人間の意識は正常!

【脳死は人の死ではない#2】植物人間の意識は正常!

2007年4月12日のお話です。19年間植物状態に陥っていたポーランドのヨウ・グラフスキンさんが奇跡的に目覚めたというニュースがありました。「大紀元時報」2007年6月19日の記事を引用します。
(※記事リンクは、「大紀元時報」2020年4月27日のものです)

この回復には、奥さまの献身的な介護があったようで、19年間の長きにわたる苦労を考えると、ついついほろりとなってしまいます。素晴らしい奥さ

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【脳死は人の死ではない#1】脳死する気功の不思議

【脳死は人の死ではない#1】脳死する気功の不思議

『気功入門』という本を読みました。といっても、それは国会で「臓器移植法改正案」が審議されていた2007年のことで、もう十数年も前の話です。

これは、医学博士であった故・品川嘉也氏が、大脳生理学の視点で気功を科学した本です。この本には次のような記述があって、びっくりしてしまいました。

 私がとくに驚かされたのは、子どものころから気功の訓練をつんできた気功師の脳波である。アルファ波だけでなくベータ

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