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映画「沈黙ーサイレンス」にみる「沈黙」って誰の何のための沈黙なんだろう
予告 https://youtu.be/0cUtOR-DL1A あらすじ 「沈黙」を観終わりました。まずは今思っていることを書かせて頂きます。 知識が浅いので歴史的観点からの感想は書けませ…
濱口監督と是枝監督とエドワード・ヤン監督の「クーリンチェ少年殺人事件」
「ドライブ・マイ・カー」の濱口監督もやはり台湾の監督エドワード・ヤンに大きな影響を受けたことが分かる記事です。 https://japan.focustaiwan.tw/entertainmen.../202…
映画「アフター・ヤン」心が満たされる美しい一本です。
映像も感情表現も坂本龍一のオリジナルスコアも隅から隅までとにかく美しく静謐な一本。監督が小津安二郎を敬愛していることに納得。 予告 https://www.youtube.com/watch…
映画「沈黙ーサイレンス」にみる「沈黙」って誰の何のための沈黙なんだろう
予告
https://youtu.be/0cUtOR-DL1A
あらすじ
「沈黙」を観終わりました。まずは今思っていることを書かせて頂きます。
知識が浅いので歴史的観点からの感想は書けません。そして原作も読んでいないので「アメリカの監督が撮った日本を舞台にした映画」というフィルターが自分にかかっていることも否定しません。日本人に「獣のような存在」という表現を使い宣教師たちより劣った存在のよ
壊れかけた人生の回復を描いたロードムービー「マイ・ブロークン・マリコ」
永野芽郁目当て寝落ち前提で観ましたが、ワタシ的には観て良かった「マイ・ブロークン・マリコ」
友情ものでお涙頂戴かと思いきやこれがなかなかハードボイルドな一本でした。
あらすじ
共依存だって友情だったんだ
共依存関係とも言える唯一の友人マリコ(奈緒)に自死という裏切りで関係を突然一方的に断ち切られた主人公シイノ(永野芽郁)。お互いに最も必要としていたはずの人に必要とされなかった孤独、とり残され
ただのSFとは思えなくなった映画「デイ・アフター・トゥモロー」(2004年)
今年(2023年)の夏は本当に世界中が異常気象。去年までとは明らかに何かが違うと感じている方は多いと思います。
そんな中、今日は嫌になるくらい現実味を帯びてきた「デイ・アフター・トゥモロー」(2004年)をDisney+で観ることにしました。
この作品では主人公の気象学者(デニス・クエイド)が地球温暖化による南極の氷の融解、その影響を受けて大西洋の温度が激しく低下がすることで氷河期が到来すると
濱口監督と是枝監督とエドワード・ヤン監督の「クーリンチェ少年殺人事件」
「ドライブ・マイ・カー」の濱口監督もやはり台湾の監督エドワード・ヤンに大きな影響を受けたことが分かる記事です。
https://japan.focustaiwan.tw/entertainmen.../202307200006...
このインタビューでの濱口監督の
「何重もの作りになっていて一度観ただけでは分からない」
「一つ一つの画面が充実している」という言葉、ものすごく分かります。
一生に一度は観ておきたい「薔薇の名前」
「薔薇の名前」は大袈裟でなく一生のうちに観ることができて良かったと思っている一本です。
今ならU-NEXTで観られます。皆さんに機会を逃してほしくないのでこれを書いています。
あらすじ
予告 https://www.youtube.com/watch?v=GyaDwdiJaZM
ジャン=ジャック・アノーという監督
「愛人/ラマン」「セブンイヤーズ・イン・チベット」「小熊物語」のジャン=ジ
ハリウッドに見る敗者復活を讃える文化
私はアジア映画が好きです。特にここ数年は台湾映画の良さに気づき、台湾の現代史も含め色々と勉強しています。
それでもアカデミー賞やハリウッド映画の在り方には時々心からの拍手を送ってしまいます。それはアメリカが敗者復活を許す文化だからです。
敗者復活を讃えるアメリカの文化
アルコールやドラッグに溺れ、敗者となった経験のある役者といえば私はロバート・ダウニーJr.とミッキー・ロークを思い浮かべます
原題を知ると良さがより伝わってくる一本「チョコレートドーナツ」
「チョコレートドーナツ」の原題は「Any Day Now」です。
観た方は分かると思うのですが「チョコレートドーナツ」というタイトルからは失ったもの(チョコレートドーナツが好きだった男の子)への悲しみを強く想起しますよね。
原題「Any Day Now」は「きっと良いことが訪れるだろうなあ」「もう直ぐ良いことが起こるはずなんだけどなあ」というニュアンスの言葉です。
ここには失った悲しみより、そ
生き写しバトル/ショートショートに挑戦
私には厄介な持病がある。時々辛さに負けそうになるが人間とはうまくしたもので、私は自分なりの対策を編み出した。
今日はダメだという時は鏡を用意し、その中の自分の頑張りを思い切り褒めてやる。これはかなり効く。人間は誰かの支えがあると踏ん張れる生きものなのだ。
今朝も辛い状態で1日が始まった。鏡を用意し紅茶を飲みながら自分を応援してみたが今日は何かが変だ。辛くて声を出すのがやっと、笑顔になんかなって
映画「アフター・ヤン」心が満たされる美しい一本です。
映像も感情表現も坂本龍一のオリジナルスコアも隅から隅までとにかく美しく静謐な一本。監督が小津安二郎を敬愛していることに納得。
予告
https://www.youtube.com/watch?v=Ejcbx2fO_Os
近未来を舞台に、テクノ(この作品ではロボットをこう表現する)のヤンが動かなくなったため修理先を探すうちに、持ち主のコリン・ファレルが彼のメモリに辿り着き、ヤンの密かな思いを知る
良質なドキュメンタリーを配信するサブスク「アジアンドキュメンタリーズ」を知ってますか?
アジアンドキュメンタリーズって?
アジアの良質なドキュメンタリーに特化したサブスクが「アジアンドキュメンタリーズ」です。
会員登録(無料)すれば観たい作品のみレンタルして観られます。
なかなか知ることのできないアジアに出会える貴重な場です😀
https://asiandocs.co.jp/?gclid=CjwKCAiAy_CcBhBeEiwAcoMRHG883D83Ls4RFsvJgiTw
フィルムアート社「映画が映画にさようならを告げている」
読むべきか読まざるべきか
「映画が映画にさようならを告げている」――なんて悲しいフレーズなんでしょう。
読んだらあまりに同感して泣いちゃうかも。フィルムアート社の新刊『映画よさようなら』
現代における映画という存在の変容と本質の再考なんだろうなあ。目を逸らしてはいけないことだし、映画の変質はヒシヒシと感じてますよ、分かってますよ。
変化の先にあるものを考えたくて買いました。
どんなことで
役所広司ありきの一本「すばらしき世界」〜世界は完璧ではなくても優しくはなれると私は信じたい。
人でも物事でも、些細なきっかけで狭間に落ちてしまうことがあります。いつでも誰にでも起こりうることです。
そしてそれがどんな結果になるか誰にも予想ができないのも真実なのです。
「すばらしき世界」はそんな映画でした。
役所広司ありきの「すばらしき世界」
観た方は皆さん思うでしょうが、役所広司ありきの一本です。面目躍如ってきっとこういう時に使う言葉なんでしょう。
もちろん、泣き顔を一切撮らずにミカ