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日本で唯一の太陽光発電所を造れるITエンジニアです😎 新規事業立ち上げとして再エネ事業…

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日本で唯一の太陽光発電所を造れるITエンジニアです😎 新規事業立ち上げとして再エネ事業に関わった経験から、ITエンジニア目線&現場目線で感じたことを発信していきたいです! 約30年前にMacintoshと出会ってからApple製品の虜になっていますのでその情報もね。

マガジン

  • 世間知らずの起業物語

    再エネ事業の会社を作り一瞬で駆け抜けた物語スタートです! たった1年で終わったけど、あの時の選択を間違ってなければ・・・、なんて言っても意味ないけど。 でも、世間知らずの僕が苦しみながらも駆け抜けた会社作りの物語 ※この物語はフィクションです。

  • まかー放浪記

    Macintoshに出会ってから30年以上。 HyperCardの素晴らしさに感動してApple製品の虜になりました。 そんな私が日々の生活の中にあるMacやiPhoneに関するいろんな独り言を発信できる場所として本マガジン「まかー放浪記」を作成しました。

  • 世間知らずの転職活動

    20年前に転職活動がうまくいかず個人事業主となったときの、ハードで良い思い出のような物語です。

  • みんなのセキュリティ

    スマホやパソコンを使う日常で気をつけたい 情報セキュリティについての記事をまとめています

記事一覧

固定された記事

noteを書き始めたわたし

はじめまして!churuです。 前回、自己紹介を書き始めて大学生時代までしか書けなかったです。 今回は、社会人になったあたりからのことを書ければと思います。    ↓ …

churu
3年前
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世間知らずの起業物語 その22

僕の知らないところで起こり始めていた人事の問題。 北条から村上さんにバトンタッチされた管理部は、さらに僕の目が届かなくなっていた。透明性を求めてバトンタッチした…

churu
9か月前

世間知らずの起業物語 その21

使いづらいメンテナス費用の引き落とし業務。 その切り替えの交渉に失敗した話を竹山さんから聞いた。そして、竹山さんの口からは、さらに驚く話が続いた。 研修の「?」…

churu
9か月前
1

世間知らずの起業物語 その20

プログラミング研修で退職届?とよく分からない状況を管理部に感じながらも、その一方でO&Mチームは忙しい状況の日々を送っていた。日々の発電所の監視業務に追われてい…

churu
10か月前
2

世間知らずの起業物語 その19

新しい会社の登記に向かった神奈川の法務局から会社に戻る最中、果たして3人で会社をスタートすることが良いのか?突然降りかかってきた想定外の出来事を頭の中で整理して…

churu
10か月前

世間知らずの起業物語 その18

新会社TrustPointの行く末に不安を抱きつつ、会社設立は急速に進んでいた。 そして、不確かな未来の計画を描きつつ、通常業務もこれまで通り、ドタバタと進んでいた。 伏…

churu
10か月前

世間知らずの起業物語 その17

川上会長に呼ばれた会長室で告げられたのは、Trust Pointは僕ひとりではなくて、村上さんと桜田さんと3人の会社にした方が良いということだった。 既定路線?川上:「Trus…

churu
10か月前

世間知らずの起業物語 その16

突然、川上会長に呼ばれ、足を踏み入れた社長室。 そこには、川上会長と共に、村上さんがいた。 もう一つの会社?管理部の村上さんがいるのはなんでだろう?と僕は不安を…

churu
10か月前
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世間知らずの起業物語 その15

将来、新しい会社に人員を移行し、グループの新陳代謝を目ざすために、その道標となるように、新しい会社名を「Trust Point」と決めた。 新会社新会社名を決め、管理職会…

churu
10か月前
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世間知らずの起業物語 その14

冨岡さんからの電話で分かった販売が進んでいなかった本当の理由。 そして、それを解消するために僕は新会社を作ることになっているんだ、という事実が僕に大きな不安を抱…

churu
10か月前
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世間知らずの起業物語 その13

新会社を作ることはまだ社内では決定していない。がしかし、SolarTech社の冨岡さんからの電話では、それが決定事項のように伝わっていた。いつものことだが、コンプライア…

churu
11か月前
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世間知らずの起業物語 その12

O&Mチームとして太陽光発電所を安定な発電を継続させることが、契約していただいているお客様のためになる。 そのためにも、O&Mチームが日々の業務をしっかりと着実…

churu
11か月前

世間知らずの起業物語 その11

O&Mチームの大きな課題が解決できるタイミングに来ていた。 引き継いだチームを、ここまで立て直し、ひとつの形が出来上がってきた流れを途絶えさせてはいけないと僕は…

churu
11か月前

世間知らずの起業物語 その10

引き継ぐタイミングで分かった太陽光発電所のパワコンが停止する問題。 引き継ぐ前の情報は全くなかったが、この半年間の取り組みにより、その問題解明に、もう少しという…

churu
11か月前
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世間知らずの起業物語 その9

管理職会議で次週までの検討事項となった新会社設立を含めた体制変更。 その後、川上会長から指示された内容は、新会社設立は既にグループとしては決定事項だとういことを…

churu
11か月前
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世間知らずの起業物語 その8

新体制発表の中、思っていた通り新会社の話を発端に、議論は紛糾した。 ふと僕の頭の中に突飛なアイデアが思い浮かんだのだった。 ※この物語はフィクションです。 アイデ…

churu
11か月前
noteを書き始めたわたし

noteを書き始めたわたし

はじめまして!churuです。
前回、自己紹介を書き始めて大学生時代までしか書けなかったです。
今回は、社会人になったあたりからのことを書ければと思います。
   ↓ 大学生時代までの自己紹介です。 ↓

churuとは名前:churu(どうしてか?は前編をご覧ください)
神奈川県在住(生まれは東京)
性別:男 血液型:AB型 星座:蟹座 動物占い:ペガサス
趣味:歌うこと、ちょっとだけギター、ビ

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世間知らずの起業物語 その22

世間知らずの起業物語 その22

僕の知らないところで起こり始めていた人事の問題。
北条から村上さんにバトンタッチされた管理部は、さらに僕の目が届かなくなっていた。透明性を求めてバトンタッチしたはずが、逆に怪しい影を落とした出来事であった。

管理職会議 その3そして、そのときはやってきた。
会長の中で試行錯誤した体制が、経営会議で発表される日であった。
みんなが思っているそれとは、もちろん違う。

季節は流れ、ジメジメとした梅雨

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世間知らずの起業物語 その21

世間知らずの起業物語 その21

使いづらいメンテナス費用の引き落とし業務。
その切り替えの交渉に失敗した話を竹山さんから聞いた。そして、竹山さんの口からは、さらに驚く話が続いた。

研修の「?」竹山:「それで、口座引き落としの話してるときに武藤さんに聞いたんですけど。・・・。」

僕:『え?なに?』

竹山:「ちょっとあっちでいいですか?」

執務室内で話しづらそうな内容だったようだ。
2人で会議室に移動した。

竹山:「武藤さ

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世間知らずの起業物語 その20

世間知らずの起業物語 その20

プログラミング研修で退職届?とよく分からない状況を管理部に感じながらも、その一方でO&Mチームは忙しい状況の日々を送っていた。日々の発電所の監視業務に追われていたのだ。

銀行引き落としの謎グループで販売した発電所は、20年間のメンテナンスパックを提供している。
年間2回の草刈りと、3ヶ月ごとの機器の保守、そして、発電所が止まった時の再稼働対応だ。

日々、監視システムで発電所の状況を確認するとと

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世間知らずの起業物語 その19

世間知らずの起業物語 その19

新しい会社の登記に向かった神奈川の法務局から会社に戻る最中、果たして3人で会社をスタートすることが良いのか?突然降りかかってきた想定外の出来事を頭の中で整理していた。

プログラミング研修登記が終わり、会社に戻り、管理部の村上さんへ資料を渡しに行った。

僕:『あれ?村上さんは?』

武藤:「あ、今、席外してますよ?どうしました?」

僕:『資料をね、渡してほしいだけどね。』

武藤:「いいですよ

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世間知らずの起業物語 その18

世間知らずの起業物語 その18

新会社TrustPointの行く末に不安を抱きつつ、会社設立は急速に進んでいた。
そして、不確かな未来の計画を描きつつ、通常業務もこれまで通り、ドタバタと進んでいた。

伏魔殿会長室に呼ばれた次の日の朝、僕は法務局へ出向いていた。

TrustPointの法人登記のためだ。
元々、僕1人の会社の予定だったため、自宅で登記することになっていた。
だから、東京ではなく僕の地元の神奈川の法務局へ。

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世間知らずの起業物語 その17

世間知らずの起業物語 その17

川上会長に呼ばれた会長室で告げられたのは、Trust Pointは僕ひとりではなくて、村上さんと桜田さんと3人の会社にした方が良いということだった。

既定路線?川上:「Trust Pointはグループとは別の会社としておかないといけないから、その辺りは臼森先生に確認した方がいいね。そうそう、将来的にはリソースはTrust Pointに移して、その頃には私もひと段落しているだろうから、その辺りの移

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世間知らずの起業物語 その16

世間知らずの起業物語 その16

突然、川上会長に呼ばれ、足を踏み入れた社長室。
そこには、川上会長と共に、村上さんがいた。

もう一つの会社?管理部の村上さんがいるのはなんでだろう?と僕は不安を抱きつつ、もしかしたら、支払いに関する何か問題でもあったのかな?と考えていた。

川上:「あ、佐藤さん、悪いね。新会社のことなんだけど。」

僕:『はい。』

新会社のことだった。しかし、ではなんで村上さんがいるんだろう?

これまで、グ

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世間知らずの起業物語 その15

世間知らずの起業物語 その15

将来、新しい会社に人員を移行し、グループの新陳代謝を目ざすために、その道標となるように、新しい会社名を「Trust Point」と決めた。

新会社新会社名を決め、管理職会議で発表した。

僕:『「Trust Point」にしようと思います。お互いに信頼できる拠点という意味と、Pointというのが、ポインターっぽく、ITに近いイメージがあると思うので、将来的に、太陽光からITも事業として取り組める

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世間知らずの起業物語 その14

世間知らずの起業物語 その14

冨岡さんからの電話で分かった販売が進んでいなかった本当の理由。
そして、それを解消するために僕は新会社を作ることになっているんだ、という事実が僕に大きな不安を抱かさせた。

新しい会社の名前いくつかのの疑念を抱きつつ、しかし、現実は疑念とは関係なく進む。

新会社の名前も現実として決めなければならない状況にあった。

『やっぱり、ITの感じは残したいなぁ』

正直、この頃の僕は「グループとしては新

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世間知らずの起業物語 その13

世間知らずの起業物語 その13

新会社を作ることはまだ社内では決定していない。がしかし、SolarTech社の冨岡さんからの電話では、それが決定事項のように伝わっていた。いつものことだが、コンプライアンスもなにもない。。。

販売ができない僕:『冨岡さん、なんで知ってるんですか?』

笑いそうになるところを押し殺しながら、いつものように川上会長が、社内の秘密事項を外部の人に先に話してしまっているのはよく分かっていた。

冨岡:「

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世間知らずの起業物語 その12

世間知らずの起業物語 その12

O&Mチームとして太陽光発電所を安定な発電を継続させることが、契約していただいているお客様のためになる。
そのためにも、O&Mチームが日々の業務をしっかりと着実に対応する必要があると僕は考えていた。

管理職会議 その2O&Mチームのドタバタを対応しつつ、やはり新会社設立の話は進んでいく。

先週に引き続き、今週の管理職会議でも新会社のことが議題にあがるのだ。

川上会長は、もう新会社は作るつもり

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世間知らずの起業物語 その11

世間知らずの起業物語 その11

O&Mチームの大きな課題が解決できるタイミングに来ていた。
引き継いだチームを、ここまで立て直し、ひとつの形が出来上がってきた流れを途絶えさせてはいけないと僕は感じていたのだ。

O&MチームO&Mチームは女性リーダーの竹山さんを筆頭に、大中さん、海林さんの3名体制である。そして僕がそのチームの責任者。

去年までは、山田がO&Mの責任者で、竹山さん、外咲さんの3名の女性チームであった。

そして

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世間知らずの起業物語 その10

世間知らずの起業物語 その10

引き継ぐタイミングで分かった太陽光発電所のパワコンが停止する問題。
引き継ぐ前の情報は全くなかったが、この半年間の取り組みにより、その問題解明に、もう少しという状況まで来ていた。
※この物語はフィクションです。

発電量の安定化O&Mチームを引き継いだときに、一番最初に解決すべき課題だったのが、太陽光発電所の発電量の安定化であった。
太陽光発電所はパワーコンディショナーという、太陽電池の直流電流を

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世間知らずの起業物語 その9

世間知らずの起業物語 その9

管理職会議で次週までの検討事項となった新会社設立を含めた体制変更。
その後、川上会長から指示された内容は、新会社設立は既にグループとしては決定事項だとういことを理解するに十分であった。
※この物語はフィクションです。

新会社の検討?『まぁ、そうだよな』

『結局は、新会社設立云々の検討ではなく、新会社をどうやったら設立できるか?という検討を意味してるんだろうな。』と、1人心の中でつぶやいた。

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世間知らずの起業物語 その8

世間知らずの起業物語 その8

新体制発表の中、思っていた通り新会社の話を発端に、議論は紛糾した。
ふと僕の頭の中に突飛なアイデアが思い浮かんだのだった。
※この物語はフィクションです。

アイデア『こういうのはどうだろう?』

突然の僕の発言に、皆が耳を傾けてくれた。

雰囲気を感じつつ、僕は話を続けた。

『人がカワミーからいなくなるのがネックなら、まずは僕ひとりで1、2年新しい会社で発電所を必要なだけ作ったらどうだろう?そ

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