吉村水禄

よしむらみろく。遊び(主)サラリーマン(副)。音楽家。その他、珈琲焙煎やDJ・選曲家・…

吉村水禄

よしむらみろく。遊び(主)サラリーマン(副)。音楽家。その他、珈琲焙煎やDJ・選曲家・ラジオパーソナリティとしても活動中。日々のこと、人生のこと、赤裸々にケ・セラ・セラ。とにかく楽しむスタイル。1974年生まれ。明日香村。いつか本出したい。センスある誰かさんの目に止まれ〜。

記事一覧

ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし ゴールデンウィーク。誰が名付けたであろう黄金週間が今年もやってきた。世間には10連休というまさしく金色(こんじき)の野…

吉村水禄
10日前
13

《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

プリミ恥部さんとは昨年の沖縄レコーディング以来1年ぶりの再会だった。 少し前に連絡があり、4月に飛鳥でライブできませんか?ということだったので、お互いスケジュール…

吉村水禄
1か月前
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夢 2024.4.6

2024.4.6 ひさびさに不思議で長い夢を観た。 途中から断片的に憶えているところから書こう。とにかく繋がりが不明瞭で、気がつくと違う場面にいるのだ。 ぼくはまず川岸…

吉村水禄
1か月前
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THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

東京出張4日目。 流石に4日目ともなると疲れが溜まってきた。 今日は朝から世田谷の多摩美術大学上野毛キャンパスにお邪魔してから、自由が丘で取引き先巡りの予定だ。 …

吉村水禄
2か月前
6

THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

東京3日目。 朝からトイレに駆け込む。 そう、調子に乗ってきのうタイ料理を食べすぎたからだ。下から火が出ている。浄化である。 今日は埼玉県大宮市の予定だが、出発時…

吉村水禄
2か月前
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THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

つ、疲れている。 きのうは重いカバンを持ち、19000歩歩いた。そりゃそうだ。肩はバシバシに張り、足も筋肉が悲鳴をあげている。しかし今日は八王子まで行かねばならない…

吉村水禄
2か月前
10

THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

仕事で東京に行くことになった。それも4日間。普通に考えると疲れるし、気乗りがしないのだけれど、ここは自分の喜びも同じだけ満たしてしまおう。 東京はかれこれ20数年…

吉村水禄
3か月前
10

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

朝だ。 隣で寝ているタコちゃんの携帯アラームがかれこれ15分も鳴り続けている。うちの中2になる長男もこんな感じで全然起きない。若さ故か。まだ40才そこそこの最年少メ…

吉村水禄
3か月前
13

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

おっさん、という定義は一体なんなのだろうか?一応一家の大黒柱だというのに家では煙たがられ臭いキモいと罵られ、こんなにも嫌がられる可哀想な存在、それがおっさんなの…

吉村水禄
3か月前
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ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章

いやぁ。若い時は楽しかった、なんて世間で良く聞くセリフだけれど、50才を目前にしてなんなら今が人生で1番楽しい。そしてそれがさらに加速している。これは自信を持って…

吉村水禄
3か月前
21

AMBIENT KYOTO

しばらくぶりのnoteの投稿です。ここ最近は書くことはなくはなかったけれど、どうも文章を書く気になれなくてひさしぶりに書く。うまくかけるか少々自信はないが、リハビリ…

吉村水禄
7か月前
8

憧れのフェリー旅行 その4〜高千穂編〜

以前、宮崎県に来たのはかれこれ13年前、2010年の9月だった。 《絵と音楽のコラボレーション・ライブ 〜いのちが喜ぶ絵と音楽の共鳴空間〜 》in宮崎 天空カフェ『ジール』…

吉村水禄
9か月前
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みんな、本能で生きてる?

僕は今、深夜に宙に浮きながらこれを書いている。とは言えあぐらを組んで必死の形相で浮かんでいるわけではない。教祖かとびっくりした方にはくれぐれも言っておきたい。満…

吉村水禄
9か月前
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憧れのフェリー旅行 その3〜大分編〜

当初、福岡についたらまずは糸島に行って海鮮丼でも食べて海を見ようと思っていた。妻の推しのアーティストの故郷というからなんとなく行ってみようと思っていたのだが、福…

吉村水禄
9か月前
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憧れのフェリー旅行 その2〜福岡編〜

船は予定時刻ぴったりに8:30に福岡県門司港に到着した。しかし車で出発するまで時間がかかったので、結局船を出たのは9時すぎだった。 とりあえず今回最初の目的地である…

吉村水禄
9か月前
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憧れのフェリー旅行 その1〜序章〜

今までいろんなところに旅したけれど、船での旅はした事がなかった。 しかし今回宇宙タイミングで念願のフェリー旅行が実現したのだ。 フェリーでの旅行は時間がかかるか…

吉村水禄
9か月前
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ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

ゴールデンなウィークの過ごし方〜高知編〜

その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし

ゴールデンウィーク。誰が名付けたであろう黄金週間が今年もやってきた。世間には10連休というまさしく金色(こんじき)の野に降りたった伝説の勇者がいるらしいが、一体何をして過ごすのだろう?実際嫁の妹の旦那などは家族の誰にも相手してもらえず犬しか遊んでくれないという、まるで王蟲の群れに轢かれ投げ飛ばされたままの残念なナウシカのような状態のお父さんもいるという

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《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

《再会》プリミ恥部 in 飛鳥

プリミ恥部さんとは昨年の沖縄レコーディング以来1年ぶりの再会だった。

少し前に連絡があり、4月に飛鳥でライブできませんか?ということだったので、お互いスケジュールが合う4.14に決まった。

彼を知らない人のために説明すると、ある時から急にできるようになったと言う宇宙マッサージとギター弾き語りのアーティストなのだ。彼のファンは多く、その人気は著名人にまで及ぶ。それほど宇宙マッサージはホンモノなの

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夢 2024.4.6

夢 2024.4.6

2024.4.6

ひさびさに不思議で長い夢を観た。
途中から断片的に憶えているところから書こう。とにかく繋がりが不明瞭で、気がつくと違う場面にいるのだ。

ぼくはまず川岸にいる。そしてよくわからない簡易的な携帯エンジンのようなもので川を移動しようとしている。木の棒の上にそれを置いて乗り、エンジンをかけると水の上を走りそれは動き出した。意外とお尻は水に濡れない。快適だ。すると人のたくさんいる駅にた

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

THE TOKYO PERFECT DAYS day.4 and..

東京出張4日目。

流石に4日目ともなると疲れが溜まってきた。
今日は朝から世田谷の多摩美術大学上野毛キャンパスにお邪魔してから、自由が丘で取引き先巡りの予定だ。

いつものように持ってきたコーヒーセットでコーヒーを淹れ、そろそろ飽き飽きしてきたコンビニのサンドイッチを食べる。しかし自分で焙煎したコーヒーとコーヒーセットを持って来てるサラリーマンなんて他にいるのだろうか?

荷物をまとめ、ホテルを

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

THE TOKYO PERFECT DAYS day.3

東京3日目。

朝からトイレに駆け込む。
そう、調子に乗ってきのうタイ料理を食べすぎたからだ。下から火が出ている。浄化である。

今日は埼玉県大宮市の予定だが、出発時間がゆったりだったから朝から大浴場に行き、あったまってからコーヒーを淹れ、ゆっくりしてから出発した。

春のような昨日の気候から一転、外は真冬の寒さである。新宿から約1時間、大宮はさらに寒かった。午前中の用事を済ませ、お昼ご飯を食べる

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

THE TOKYO PERFECT DAYS day.2

つ、疲れている。

きのうは重いカバンを持ち、19000歩歩いた。そりゃそうだ。肩はバシバシに張り、足も筋肉が悲鳴をあげている。しかし今日は八王子まで行かねばならない。なんなら駅から徒歩20数分だと言う。

多摩美術大学八王子キャンパス。
そう、ユーミンの母校だ。社長はタクシー使っていいぞ、と言ってたからお言葉に甘えてそうしよう。うん。そうしよう。足がスティックになってしまう。
疲れを少しでも癒す

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THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

THE TOKYO PERFECT DAYS day.1

仕事で東京に行くことになった。それも4日間。普通に考えると疲れるし、気乗りがしないのだけれど、ここは自分の喜びも同じだけ満たしてしまおう。

東京はかれこれ20数年前に住んでいた、僕にとっては第二の故郷だ。結局8年暮らした。最初の4年はバンド仲間と今の妻とみんなで同棲した。今考えるともうそんな事はできないだろうなと思う。青春の日々だ。

20代前半、奈良にずっといてもしょうがないと思った僕は、バ

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ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その3・完結編⭐︎サウナの妖精が微笑んだ

朝だ。

隣で寝ているタコちゃんの携帯アラームがかれこれ15分も鳴り続けている。うちの中2になる長男もこんな感じで全然起きない。若さ故か。まだ40才そこそこの最年少メンバー。可愛らしい初々しいおっさんだ。それにしても起きない。早朝バズーカでもやるか。

先日うちの長男が大事なそろばんの暗算検定の日、こんな感じで起きたらすでに試験が始まっている時間で、しでかしてしまった母と長男ががっくりきているとこ

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ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その2・究極の温泉VS至高の海鮮とメキシコ料理

おっさん、という定義は一体なんなのだろうか?一応一家の大黒柱だというのに家では煙たがられ臭いキモいと罵られ、こんなにも嫌がられる可哀想な存在、それがおっさんなのである。リスペクトってなんだっけ?どこの国の料理?

しかしそのおっさんを肯定しておっさんであることをポジティブに捉えてみてはどうだろうか?するとそこにはおっさんの生きる道、おっさんによるおっさんのための、おっさんでしか味わえないおっさんの

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ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章

ズッコケおっさん5人組 慰安バカンうっふん珍道中〜和歌山編〜その1・序章

いやぁ。若い時は楽しかった、なんて世間で良く聞くセリフだけれど、50才を目前にしてなんなら今が人生で1番楽しい。そしてそれがさらに加速している。これは自信を持って言える。

以前にもこのnoteで触れたかもしれないが、仲間たちと河内音頭と江州音頭を中心とした5人組アヴァンギャルド即興音楽バンド《あすか一座》をやっていて、ギタリストでもあり店主のタコちゃんがやっている橿原神宮前にあるニュー喫茶ポルカ

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AMBIENT KYOTO

AMBIENT KYOTO

しばらくぶりのnoteの投稿です。ここ最近は書くことはなくはなかったけれど、どうも文章を書く気になれなくてひさしぶりに書く。うまくかけるか少々自信はないが、リハビリのつもりで書いてみよう。

昨年のブライアン・イーノによるアンビエント展《AMBIENT KYOTO》に引き続き、今年はCorneriusやバッファロー・ドーター、坂本龍一によるインスタレーションがあると言うことで早速行ってきた。

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憧れのフェリー旅行 その4〜高千穂編〜

憧れのフェリー旅行 その4〜高千穂編〜

以前、宮崎県に来たのはかれこれ13年前、2010年の9月だった。

《絵と音楽のコラボレーション・ライブ
〜いのちが喜ぶ絵と音楽の共鳴空間〜
》in宮崎 天空カフェ『ジール』

というイベントに出演するため、九州に数日滞在したのだ。

関東・関西・宮崎と、絵や音楽で繋がった仲間たちとのコラボレーションライブで、ずいぶん前のことだから、どこに泊まったかなどほとんどのことは忘れてしまったけれど、連れて

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みんな、本能で生きてる?

みんな、本能で生きてる?

僕は今、深夜に宙に浮きながらこれを書いている。とは言えあぐらを組んで必死の形相で浮かんでいるわけではない。教祖かとびっくりした方にはくれぐれも言っておきたい。満天の星の下、ハンモックに揺られながらこれを書いているのだ。

家族で今日から奥伊勢は三重県大台町で2泊3日のキャンプ。先日の九州フェリー旅行に続き、夏休み思い出企画第二弾だ。しかし来てみて気付いたのだが、前に他のキャンプ場に行った時に一度立

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憧れのフェリー旅行 その3〜大分編〜

憧れのフェリー旅行 その3〜大分編〜

当初、福岡についたらまずは糸島に行って海鮮丼でも食べて海を見ようと思っていた。妻の推しのアーティストの故郷というからなんとなく行ってみようと思っていたのだが、福岡に着いてから気が変わった。夕方には別府(大分)にとった宿につかなければ行けなかったから、移動距離と時間を考えると無理があったからだ。海鮮丼は食べたかったが、確実に行きたいほうを取って先に宗像大社に訪れた。

そして宗像大社を参拝し終わった

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憧れのフェリー旅行 その2〜福岡編〜

憧れのフェリー旅行 その2〜福岡編〜

船は予定時刻ぴったりに8:30に福岡県門司港に到着した。しかし車で出発するまで時間がかかったので、結局船を出たのは9時すぎだった。

とりあえず今回最初の目的地である宗像大社に向かった。高速道路で1時間半ほど走り無事到着した。時間は10:30だったが、とにかく夏真っ盛りの天気の良い日で、じっとしているだけで汗がとめどもなく流れて来る。数日前に飛鳥の友だちたちから宗像大社をおすすめされたのもあり、是

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憧れのフェリー旅行 その1〜序章〜

憧れのフェリー旅行 その1〜序章〜

今までいろんなところに旅したけれど、船での旅はした事がなかった。
しかし今回宇宙タイミングで念願のフェリー旅行が実現したのだ。

フェリーでの旅行は時間がかかるから、ある意味贅沢な旅行だ。飛行機で行けばすぐのところを何日もかけて行くのだから、時間に余裕がある人でなければなかなか行けない。今までそうやってなかなかタイミングが無くて船での旅を逃して来た。今回子どもたちにも良い経験をさせてあげたい思いも

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